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2019.01.31

映画『ウルフ・コップ』(お薦め度★★★★)

B級臭ぷんぷんで、オカルトチックな話なのにおどろおどろしく無いところが評価できます。ベースがコメディ調で面白いです。

いろいろなトラップが仕掛けられ、ことごとく主人公がピンチに陥る展開はスリリングで楽しめました。

狼男の作品は数あれど、狼男の警官が職務を全うしようとする行儀の良さに感心です。ただし、そのためには手段を選ばないところやあまりにも酒好きな日常が笑えます。

変身の仕方が、定番でなく脱皮パターンなのはグロく不自然なのに、妙に新しさを感じました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:WolfCop
制作年:2014
制作国:カナダ
内容時間:79分

<スタッフ>
監督・脚本:ローウェル=ディーン
製作:ヒュー=パターソン、バーニー=エルナンドほか
撮影:ピーター=ラロック
音楽:シューティング=ガンズ

<キャスト>
ルー=ガルー:レオ=ファファード
ティナ:エイミー=マティシオ
ジェシカ:サラ=リンド
ブラッドリー:コリン=コンリー
ウィリー:ジョナサン=チェリー
署長:エイダン=ディヴァイン

<イントロダクション>
ファンタスティック映画の祭典シッチェス映画祭で人気を集め、続編製作が決定されたアクションホラー。何者かに狼人間にされた警官が、人間離れした能力で犯人を追う。

酒浸りのだらしない警官が現場で気絶、何者かに奇妙な文様を刻印されてしまう。それ以来、彼は伝説の怪物“狼人間”と化した! 世界3大ファンタスティック映画祭の一つ、スペイン・カタルーニャのシッチェス映画祭で支持を集め、早々に続編も製作中という注目作。脱皮するように人間の皮を引き裂きながら狼人間と化す変身シーンや、かろうじて理性を保ち、人間の心と狼人間の能力を持ったスーパー警官“ウルフ・コップ”となった主人公が、人間の時とは打って変わった大活躍を見せる痛快さが見どころだ。

<放送内容>
とある田舎町の警察に勤めるルーは、勤務中にバーで一杯ひっかけることも日常茶飯事のダメ警官。ある日、町外れからの通報に対応するよう命じられたルーは、現場に着くなり気を失ってしまう。気がつくと彼の体には奇妙なシンボルが刻印されており、それ以来、彼は夜になると狼人間に変身するようになってしまった。人間の姿でも人並み外れた嗅覚や聴覚が備わった彼は、日没までの間、その力を利用して事件の元凶を追うのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.30

映画『神様メール』(お薦め度★★★★)

シュールなファンタジーコメディですが、魅力があります。
ベルギーの首都ブリュッセルのアパートに暮らす、イエス・キリストが兄となる4人家族で、神である父親が俗物で家族と不仲という設定が緩過ぎです。しかもパソコンが壊れると、人類に影響を及ぼせないというショボサも笑えます。
天使である娘と父のイザコザが全人類に被害を及ぼすドタバタが何とも言えません。

哲学的で愛に満ちたユニークな物語です。ジャコ=ヴァン=ドルマル監督はただ者ではありません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Le tout nouveau testament(新・新約聖書)
制作年:2015
制作国:ベルギー・フランス・ルクセンブルク
内容時間:115分

<スタッフ>
監督・製作総指揮:ジャコ=ヴァン=ドルマル
製作:オリヴィエ=ローサン、ダニエル=マルケ
脚本:ジャコ=ヴァン=ドルマル、トマ=グンジグ
撮影:クリストフ=ボーカルヌ
音楽:アン=ピエールレ

<キャスト>
エアの父親(神様):ブノワ=ポールヴールド
マルティーヌ:カトリーヌ=ドヌーヴ
フランソワ:フランソワ=ダミアン
エアの母親(女神):ヨランド=モロー
エア:ピリ=グロイン
エアの兄JC(イエス=キリスト):ダヴィッド=ミュルジア

<イントロダクション>
もしもたくさんの人が、神様からのメールで自分の余命を知ったら……。「トト・ザ・ヒーロー」などで知られるベルギーの鬼才J・V・ドルマル監督のファンタジーコメディ。

「トト・ザ・ヒーロー」から2015年の本作までの24年間に「トト~」や本作を含めても5本の長編しか放っていない、マイペースの映画作家ドルマル監督。自身が生みだした自由奔放なアイデアを唯一無比という独特の映像センスで映画にする名手だが、本作は神様がいい加減なため、神様のPCから配信されたメールで世界中の人々が自身の余命を知ってしまう設定が実にオフビート。しかし、絶望的な状況に置かれても登場人物たちが希望を失わない、前向きな展開もドルマル監督らしく、爽快な感動を誘う人生賛歌だ。

<放送内容>
ブリュッセル。神様が父親の少女エアは生まれてから今までの10年間、両親と住むアパートから出たことがなく、自分が創造した人間たちの運命を気まぐれで操るいい加減な父親に不満を抱く。ついにエアは父親の仕事部屋に忍び込み、父親のPCをいじって世界中の人々に彼らの余命を知らせるメールを送り、直後、以前から行きたかったアパートの外の世界に飛び出すが、自分の余命を知って人生ががらりと変わった6人とそこで出会う。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.29

映画『リメンバー・ミー(2017)』(お薦め度★★★)

話がくどいです。
しかも感動の押し売りが顕著でした。

この物語をピクサーでやる必要があったとは思えません。映画『モアナと伝説の海』のような路線です。ディズニーアニメと被ってきているのではないでしょうか。

製作総指揮がどちらもジョン=ラセターなので似てしまったのでしょう。彼がディズニーを離れたので、今後はこのような現象は起きないとは思います。

アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞したものの、笑いも涙も薄い作品となっており、ピクサーらしくないので期待はずれでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Coco
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間(字幕版):106分

<受賞歴>
第90回(2017)アカデミー賞歌曲賞
第90回(2017)アカデミー賞長編アニメ映画賞

<スタッフ>
監督:リー=アンクリッチ
共同監督:エイドリアン=モリーナ
製作総指揮:ジョン=ラセター
製作:ダーラ=K=アンダーソン
原案:リー=アンクリッチ、エイドリアン=モリーナほか
脚本:エイドリアン=モリーナ、マシュー=オルドリッチ
音楽:マイケル=ジアッキノ

<キャスト>
ミゲル:アンソニー=ゴンサレス
ヘクター:ガエル=ガルシア=ベルナル
エルネスト=デラクルス:ベンジャミン=ブラット
イメルダ(ミゲルの高祖母):アラナ=ユーバック
エレナ(ミゲルの祖母):レニー=ヴィクター

<イントロダクション>
第90回アカデミー賞で長編アニメ映画賞と歌曲賞に輝いた、ディズニー/ピクサーの感動作。ミュージシャンを夢見る少年は、先祖の魂を迎える“死者の日”に驚異の世界へ。

メキシコ文化をリスペクトしつつ、多世代から成る家系の絆を、ディズニー/ピクサーならではという美しいビジュアル&サウンドで描き、見る者の喜怒哀楽をひたすら揺さぶる傑作だ。本作が生まれた背景には米国でヒスパニックの人口が増えたことに加え、トランプ政権に対抗するような、多様性(ダイバーシティ)を重視する時流が重なったこともあるが、夢を大切にというメッセージが輝く、とびきりエモーショナルな良作に仕上がった。「トイ・ストーリー3」のL・アンクリッチ監督がまたも放った大ホームランである。

<放送内容>
メキシコの町サンタ・セシリア。ギターの天才で、音楽家を目指す12歳の少年ミゲルだが、彼の家族は過去の因縁から音楽と接することをタブーにしていた。だが年に1度の“死者の日”、ミゲルはひょんなことから自分の祖先が人気歌手デラクルスであるという可能性を知る。そんなミゲルは亡くなった人々が暮らす“死者の国”に迷い込んでしまうが、日の出までに元の世界に戻らないと彼は永遠に家族と再会できなくなることに……。、

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.28

映画『ガーディアンズ』(お薦め度★★★)

ロシア版マーベルコミック映画です。
ロシアもスーパーヒーローものとなると米国と同じものを作るのですね。

VFXの技術はハリウッドに比べると10年くらい遅れている印象ですが、作品としては肩を並べています。ロシア映画のエンターテイメントに対する志の高さは目を見張ります。

それにしても、ホラー映画『シャドウ・チェイサー』と同じで出演者が全員英語を話したら、すなわち吹替えするだけで米国映画となってしまいます。

超大国になると娯楽も全く似てくるものなのですね。いつか中国も後を追うのでしょうか。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Zashchitniki
制作年:2017
制作国:ロシア
内容時間:90分

<スタッフ>
監督:サリク=アンドレアシアン
製作:アレクセイ=リャザンツェフ、ウラジミール=ポリャコフ、サリク=アンドレアシアンほか
脚本:アンドレイ=ガヴリロフ
撮影:マキシム=オサトチー
音楽:ゲオールギー=ゼヤコフ

<キャスト>
アルスス:アントン=パンプーシュニー
ハン:サンジャル=マディ
レア:セバスティアン=シサク
クセニア:アリーナ=ラニナ
アウグスト=クラトフ:スタニスラフ=シリン
エレーナ:ヴァレリア=シュキランド

<イントロダクション>
冷戦時代のソ連で生み出された4人の特殊能力者が、超人部隊“ガーディアンズ”として国家の危機に立ち向かう。個性豊かなヒーローたちの活躍が見どころのSFアクション。

ハリウッド映画の一大ジャンルとなっているスーパーヒーローアクションにロシアが挑んだ注目作。冷戦時代のソ連で極秘研究に携わっていた科学者が現代に復活してロシアへの復讐を企て、かつてその科学者が遺伝子操作で生み出した特殊能力者たちがヒーローチームを結成して立ち向かうという、ロシア版X-MEN的な物語が繰り広げられる。怪力のクマ人間に変身する能力や超高速で動く力、岩石を自在に操る力に透明化能力など、主人公たちのユニークな能力と、今やハリウッドにも引けを取らないVFXが見どころだ。

<放送内容>
冷戦下のソ連。遺伝子操作で超人兵士を作り出す“パトリオット計画”は、メンバーの一員である科学者クラトフの暴走で失敗したかに思えた。だがおよそ50年後の現代、自ら超人と化したクラトフが復活、あらゆる電子機器を操れる装置を使ってロシアに復讐し、世界を手に入れようと画策する。政府はパトリオット計画の遺産である4人の特殊能力者を捜し出し、彼らは超人部隊“ガーディアンズ”としてクラトフの野望に立ち向かう。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.27

映画『プライム・ターゲット』(お薦め度★★★★)

結構な面白さです。
絶体絶命の状況はまるで「24−TWENTY FOUR−」シリーズのようです。そこにジャック=バウアーのようなヒーローが登場しないとなるとまさに絶望的です。

ツッコミどころ満載ながらそれを割り引いても、欧州映画なのでテロに対するシビアさが伝わってきます。危機感あふれるスリリングな展開にハラハラドキドキの連続でした。

ベルギー首相を演じた主演のケーン=デ=ボーウが極限状態でのリアリティを演じ切りました。政治家らしい存在感と立ち振る舞いが見事でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:De Premier
制作年:2016
制作国:ベルギー
内容時間:116分

<スタッフ>
監督:エリク=ヴァン=ローイ
製作:ヒルデ=デ=ラーレ
脚本:エリク=ヴァン=ローイ、カール=ヨース
撮影:ダニー=エルセン
音楽:メルライン=スニッカー

<キャスト>
ベルギー首相デフリーゼ:ケーン=デ=ボーウ
クリスティン:ティン=レイマー
エヴァ:シャルロッテ=ファンデルメールシュ
アメリカ大統領:サスキア=リーヴス
運転手:スタイン=ファン=オプスタル

<イントロダクション>
謎の犯罪組織により、ベルギー首相に突如課せられた使命。それは、サミットで同国を訪れるアメリカ大統領を暗殺せよというものだった! アッと驚く奇想天外なサスペンス。

暗殺者を主人公にした映画は、古今東西で無数に作られてきたものの、ベルギーから新たに登場した本作は、まさに前代未聞といえるもの。なにせ国のトップたるベルギー首相が、謎の犯罪組織に愛する家族を人質に取られ、アメリカ大統領の暗殺者へと変身することを無理強いされるというのだから、もうビックリ仰天。そんなの絶対ありえねー、とツッコミどころ満載ながら、ベルギーきっての人気ヒットメイカー、「ロフト.」のE・ヴァン・ローイが監督を手掛け、B級映画好きにはたまらない娯楽サスペンスに仕上がった。

<放送内容>
ベルギーの首都ブリュッセルを舞台にしたサミット(主要国首脳会議)の開催が迫るなか、ベルギー首相デフリーゼの身に突如、悪夢のような出来事が降りかかる。謎の犯罪組織によって家族ともども拉致された彼は、愛する妻子と生きて再会したいならば、これから首脳会談をするアメリカ大統領を、お前自身の手で撃ち殺せ、という不条理な暗殺指令を受けたのだった。果たしてどうすべきか、心が揺れ動く中、彼の下した決断と行動とは?

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.26

ピロリ菌除菌完了です

ピロリ菌除菌の薬を服用した後の検査は1ヶ月後ということで、今週月曜日に検便を出しました。4日後に結果が出るので土曜日の今日内科を受診しました。

担当医師から陰性と告げられ、検査報告書を渡されました。

H・ピロリ抗原定性 (−)

ピロリ菌除菌が成功です!

昨年の11月に胃がんリスク検査キットで調べてから3ヶ月で完了しました。

ちなみに、除菌は98%が成功するそうですが、中には2、3回と除菌する人がいて、3回目からは除菌の薬が健康保険対象外になるそうです。

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2019.01.25

映画『KILLERS WITHIN/キラーズ・ウィズイン』(お薦め度★★★★)

びっくりです。素晴らしい。
まさかまさかの展開に度肝を抜かれました。
久しぶりに映画ならではの醍醐味を味わいました。

何を書いてもネタバレにつながるので止めときます。
鑑賞後にタイトルの意味がよ〜くわかります。

アイルランド映画、豪(えら)い!

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Killers Within
制作年:2018
制作国:アイルランド
内容時間:100分

<スタッフ>
監督・脚本:ポール=ブッシュ、ブライアン=オニール
製作:ロジャー=コートニー、ポール=ブッシュ、ブライアン=オニールほか
撮影:フィリップ=グレアム
音楽:ジェローム=レロイ

<キャスト>
アマンダ:スー=ウォルシュ
リック:ジェフ=ドイル
ジャック:ジョニー=エリオット
フィリップ:アンドリュー=マーレイ
サム:サム=ルーカス=スミス
クレア:シアーシャ=ロング

<イントロダクション>
息子を誘拐された母親が、身代金を用意するためやむなく元夫らと裕福な銀行家の豪邸を襲撃するのだが……。予想を覆す展開に驚かされるアイルランド発の異色アクション。

やむにやまれず強盗の罪を犯すことになったヒロインと仲間たちが、襲撃先の豪邸で思わぬ出来事に遭遇する。本作が長編映画初監督で脚本も担当したP・ブッシュとB・オニールのコンビが、デビュー作らしい才気走った演出とストーリーを見せた注目作。警察官のヒロインが犯罪組織に借金を作った元夫のせいで息子を誘拐され、巨額の身代金を用意するため自ら強盗に手を染める……という序盤までは正統派クライムアクションなのだが、襲撃先の一家が抱える秘密が明らかになる中盤からがらりと様相を変える点が見もの。

<放送内容>
警察官のアマンダは、ある日最愛の息子を目前で誘拐されてしまう。その原因は、やはり警官だった元夫のリックが麻薬密売組織とトラブルを起こし、巨額の借金を作ってしまったことにあった。その金額はなんと60万ユーロ。そんな大金を払えるはずもないアマンダたちは、リックとその弟サムらとともに強盗計画を立案、裕福な銀行家の豪邸を襲撃する。計画は順調に進むかに見えたが、やがて銀行家一家の“秘密”が明らかになり……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.24

出勤中に自宅で停電があった

今日は一段と北風が吹いて寒かったので、帰宅したとき自宅全体が冷えていました。浴室乾燥機の洗濯物も乾いておらず相当寒かったのだなと考えていました。

しかし、待てよ。
床暖房がタイマーで帰宅前に電源ONになるので、いくら寒いといっても家全体が冷えているのも変だと思いました。そこで床暖房のコントローラを確認したところ、タイマーが解除されているだけでなく、時刻もリセットされてゼロ時を点滅しています。他にも一日中稼働させているシャープの加湿空気清浄機の電源がOFFです。

ようやく気付きました。停電だったんだ!
すぐに東京電力のサイトを確認したところ、次の停電情報の履歴がありました。

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2019/01/24 07:10〜07:54
停電軒数:約30800軒
停電理由:調査中

44分間も停電していました。なるほど、洗濯物が乾いてなかったのも停電によって浴室乾燥機の電源がOFFになったからです。

東日本大震災の計画停電でも自宅は停電にならなかったのでちょっと驚きました。そういえば何十年も停電になった記憶がありません。子どもの頃は当たり前のように停電していたので、ローソクが必需品でしたが、近年において電力供給は安定しているので、ランタンは直ぐに使えるようにしているものの停電は他人事で過ごしてきました。

いざ停電になってしまうと、少ないながら実害が発生します。床暖房のタイマーと加湿空気清浄機などの復旧作業が生じますし、洗濯物も再度乾燥させました。なにより今回のようにローカルで短時間だったりするとニュースにならないので知る由もありません。

嫌ですね。
そこで、防災の観点から停電情報だけでなく、雨雲・雷雲情報、地震情報がプッシュ通知されるアプリ「TEPCO速報」をスマホにインストールしました。地域設定が最大8ヵ所登録できます。いざという時のために、前もって準備が必要ですね!

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映画『ラスト・リミット 孤独の反逆者』(お薦め度★★)

うーん、ありえません。
アイデアとしては有りですが、現実には考えられない設定です。

「壮絶な復讐劇」のキャッチコピーから、ハードなガンアクションを想定していたのですが、復讐シーンが籠城して電話をかけるだけなのには...がっかり。

最近の米国映画は、外れると思いっきり外れます。上映が始まったところで駄作と判断できれば止められたのですが、本作は場面切り替えが頻繁で編集がうまかったため最後まで観てしまいました。

出演者がイマイチです。ストーリーに全く関係無い主人公の伊達サングラスのフレームのカッコ悪さが特に印象に残りました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Paralytic (Narco Hitman)
制作年:2016
制作国:アメリカ
内容時間:88分

<スタッフ>
監督・脚本:ジョーイ=ジョンソン
製作:デヴィッド=S=ホーガン、アンジェラ=ディマルコほか
撮影:ドメニク=バルベロ
音楽:シャルル=アンリ=アヴェランジェ

<キャスト>
カーソン(ゴースト):デヴィッド=S=ホーガン
クラリッサ:アンジェラ=ディマルコ
アリス:ダーレン=セラーズ
ランス(ドクター):ダンジェロ=ミディリ
セルジオ:リチャード=カーメン
パトロン:アーウィン=ガラン

<イントロダクション>
“ゴースト”の異名を持つ凄腕の殺し屋が、巨大麻薬カルテルを相手に孤独な闘いに挑む。愛する女性を殺された主人公の壮絶な復讐劇を描くサスペンスアクション。

依頼人にも顔を明かさず、“ゴースト”と呼ばれていた殺し屋が、初めて素顔をさらしてチームでの暗殺ミッションを請け負うことになるが、その裏には巨大麻薬カルテルの罠が隠されていた。裏切りに遭った殺し屋は、組織に反旗を翻すのだが……。メインストーリーは主人公の復讐劇なのだが、加えて事の発端となるチームでの要人暗殺作戦と、主人公の復讐が終わった後の現場で捜査官が事の経緯をたどる様子、時系列が異なる物語が平行して描かれ、ラストにすべての真相が明らかになるというトリッキーな構成が見ものだ。

<放送内容>
巨大麻薬カルテル“チュートロー”の殺し屋カーソンは、凄腕ながら顔も素性も明かさず、“ゴースト”と呼ばれていた。そんなある日、彼はカルテル側からの強い要請を受け、初めてチームの一員として任務をこなすことになる。依頼内容はカリフォルニア州サクラメントの市長暗殺。カーソンは任務の中でチームの一員であるクラリッサと恋仲になるが、暗殺完了後彼女は姿を消し、カーソンは彼女がチュートローに殺されたことを聞く。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.23

映画『アズミ・ハルコは行方不明』(お薦め度★★)

作品の意図がわかりませんし、全く面白くありません。
暴行と落書きの犯罪と、恋愛依存のネガティブ要素で何を主張したかったのでしょうか。

蒼井優と高畑充希の演技派女優の共演に惹かれて鑑賞したのですが、作品の雰囲気に二人とも浮いてしまっています。それはそうでしょう。これだけの器量の二人が地方都市で各々うだつの上がらない男を追っかけるという設定が理解できません。

監督のセンスというか、エンターテイメントへの志の無さにがっかりです。最大限譲ってファンタジーだったと考えたとしても、、、凹みます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2016
制作国:日本
内容時間:101分

<スタッフ>
監督:松居大悟
脚本:瀬戸山美咲
撮影:塩谷大樹
音楽:環ROY

<キャスト>
成人後の安曇春子:蒼井優
木南愛菜:高畑充希
富樫ユキオ:太賀
三橋学:葉山奨之
曽我雄二:石崎ひゅーい
警官・沢井:加瀬亮

<イントロダクション>
蒼井優と高畑充希が共演した青春映画。失踪した28歳のOL、グラフィティーアートにのめり込む20歳の女性、そして女子高校生ギャング団の物語が交錯して意外な結末へ。

山内マリコの同名小説を「君が君で君だ」やTVドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズの松居大悟監督が映画化。蒼井演じるアラサー女性の春子、高畑演じる20歳の愛菜、花影香音演じる少女をリーダーとする女子高校生集団それぞれの物語が、時制をバラした編集で互いに交錯する。独特のリズムで全体像をユーモラスかつビビッドに浮かび上がらせる構成はクエンティン・タランティーノ作品のようだ。高畑のパートに登場する太賀、蒼井のパートに登場する石崎ひゅーいといった、個性的な共演陣のキャラクターも光る。

<放送内容>
ある地方都市に住む春子は独身で恋人なしの27歳。実家で両親や祖母と暮らす彼女は、祖母の介護でストレスがたまる母のために息苦しさを感じ、会社に行けば社長と専務にセクハラばかりの憂鬱な日々を過ごしていたが、ある日突然失跡してしまう……。一方、20歳の愛菜は成人式の会場で同級生のユキオと再会。2人は同じく同級生の学と再会し、失跡した春子の写真を使ったグラフィティーアートにのめり込んでいくのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.22

映画『嘘八百』(お薦め度★★)

全編フェイク臭が漂うだけです。コメディとしても面白くありません。
中井貴一と佐々木蔵之介のダブル主演で、さぞかしと期待したのですが、脚本が駄目です。過去に使われたものを寄せ集めしたような内容で、新しさは全くありませんでした。くだらないラストは噴飯物です。

キャスティングもどうなのでしょうか。佐々木蔵之介の妻が友近で息子が前野朋哉なんて、それだけでチグハグです。

きっと名作『スティング』を意識したのではと思うのですが、全く足元にも及ばない出来です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:106分

<スタッフ>
監督:武正晴
脚本:足立紳、今井雅子
撮影:西村博光
音楽:富貴晴美

<キャスト>
小池則夫:中井貴一
野田佐輔:佐々木蔵之介
野田康子:友近
大原いまり:森川葵
野田誠治:前野朋哉
陽子:堀内敬子
棚橋:近藤正臣
西田:木下ほうか

<イントロダクション>
中井貴一と佐々木蔵之介が主演し、千利休の幻の茶器をめぐる勝負を描いたコメディ。不運な古物商と腕の立つ陶芸家が悪徳古美術商と大御所鑑定士に一世一代の大芝居を打つ。

「百円の恋」の脚本家・足立紳(今井雅子と共同)と監督・武正晴というコンビが2大演技派、中井と佐々木を迎えた痛快編。中井演じる古物商と佐々木演じる陶芸家が、近藤正臣演じる大御所鑑定士らの悪徳コンビに大胆に大仕掛けをする展開は、アメリカ映画の名作「スティング」を思い出させ、木下ほうかなど芸達者な俳優たちも絡んでのコンゲームに、思わずニヤニヤハラハラさせられる。前野朋哉と森川葵の若者組の恋を絡めたクライマックスのオチまで、見る者を最後まで楽しませてくれるサービス精神もたっぷり。

<放送内容>
目利きだが空振りばかりしている古物商・小池は、娘のいまりと大阪・堺に来る。小池はラジオの占いに導かれるように車を走らせ、ある屋敷に着く。そこで主らしき男性・野田は小池に蔵を見せ、小池は彼に渡された茶器を持って古美術商を訪ねるが、軽くあしらわれてしまう。翌日、小池は野田が留守番を任されただけで、自分が騙されたことを知る。小池は陶芸家の肩書きを持つ野田に、千利休の茶器を使って仕返ししようと持ち掛ける。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.21

2019お年玉付き年賀はがきで2等と3等が当たった

家族に届いた年賀状が当選していました。2等1本、3等2本です。
商品の引換期間は今日から7月22日までなので、早速郵便局で引換えました。3等はその場でお年玉切手シートをもらいました。

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2等はふるさと小包など(39点の中から1点)です。事前にサイトから欲しいものを選択していたので、窓口で応募はがきに住所氏名と該当商品1(酒悦 瓶詰詰合せ 名菜美点)を記入して完了です。2週間後に配達されます。ちなみに2等の当選割合は1万本に1本です。

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商品引換えはおそらく何十年ぶりです。昨年までは当せん番号すら確認することもなかったのですが、切手代もばかにならないし今年からは心を改めました。

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2019.01.20

ドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018- 特別編」(お薦め度★★)

2018年1月クールの連続テレビドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」のスピンオフです。
何故この時期に放送したのか疑問でしたが、2019年4月クール放送決定の「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」の番宣でした。放送終了後の予告で分かりました。

はっきり言って、放送するだけのエピソードではありません。だいたい1年前のドラマの内容はうっすらとしか覚えていません。本作の冒頭に本編のダイジェストが流れるものの最終話のどの部分に連動するのか分かりませんでした。

必然性のあるエピソードならば納得できますが、単に後付の内容であれば制作陣の自己満足にしかならないのでは無いでしょうか。

ちなみに続編の宣伝文は「先輩、西野七瀬からバトンタッチ‼乃木坂46“新世代エース”山下美月 連続ドラマ初主演‼今度のビデオガールは人々を弄ぶ最凶の悪女」とあります。ダークファンタジーのようです。こうなると「リング」シリーズの貞子に近づくような、、、期待しません。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
テレビ東京、2019年1月18日(金) 深夜0時52分~1時23分放送。

<スタッフ>
原作:桂正和『電影少女』<集英社文庫(コミック版)>
脚本:山田能龍、喜安浩平
監督:関和亮
チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:五箇公貴(テレビ東京)、倉地雄大(テレビ東京)、巣立恭平(ROBOT)
制作:テレビ東京、ROBOT
製作著作:『電影少女2018』製作委員会

主題歌:tofubeats「ふめつのこころ」(unBORDE)

<キャスト>
西野七瀬(乃木坂46)
戸次重幸

<イントロダクション>
テレビ東京で、今年1 月クールに放送した土曜ドラマ24『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』のスピンオフドラマが、来年1月18日(金)深夜0時52分から放送することが決定しました!乃木坂46の絶対的なエースとして7年間活躍し続けた西野七瀬が、グループからの卒業を前に、「電影少女」幻のエピソードを新たに撮りおろしました!

『週刊少年ジャンプ』黄金期を支えた作家、桂正和の代表作『電影少女』が今年1月期に連続ドラマ化。時代設定を現代に移し替え、原作の続編、2018年リブート版「電影少女」として蘇り、乃木坂46の西野七瀬が“ビデオガール・アイ”を熱演。そのキュートさと再現度の高さで話題騒然となりました。そしてこの度、再びビデオガール・アイが一夜限りの復活を果たします!

今回は、数日後にテープの中に戻る運命のビデオガール・アイが、ルールに反し愛してしまった主人公・翔との別れを自分なりに受け入れるきっかけとなった、幻のエピソードを描きます。乃木坂46をまもなく卒業する西野七瀬のために、関和亮監督をはじめ制作スタッフが再結集。彼女のために書き下ろされた“卒業”とシンクロしたスペシャルエピソードをお贈りします!

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2019.01.19

【ABCクッキング料理基礎クラス02】魚料理②[14/24]

・鯵のフライ〜タルタルソース〜
・かぼちゃの煮物〜そぼろあん〜
・たこときゅうりの三杯酢
・豚汁

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半年振りのABCクッキング教室です。5連続のN先生なので不安はありませんでしたが、少し緊張しました。
そして何と同じメニューを連続受講という失敗をしていたことが帰宅してわかりました(泣)。魚料理では鯵の三枚おろしが3回あるのですが、4回もしていました。
受講メニューが重複しないように当ブログに必ず記事としてアップしていたのですが、前回のメニューを魚料理②のところを魚料理③と誤記していたため(修正済)、魚料理②が未受講と勘違いしてしまいました。情けない。

ということがわかったところで、本日の記録です。
定員4名のところ3名(女2、男1)、女性の方々は会社のご同僚で、1年前からクッキング教室に通われている仲の良いお二人でした。

それにしても驚くべきは自分の記憶力の無さです。半年前とは言え同じ先生から同じ指導を受けていながら、初めて学んでいるようでした。しかも、調理作業は遅く、4回目になる三枚おろしを終えたのは一番最後でした。トホホ、、、

出来上がった料理は前回同様美味しくいただきましたが、初めての味でないことは何となく意識していたので、舌の記憶は残っているようです。

会食中に初見のS先生が女性のお二人に受講継続を薦められていて、その話術の元気さと面白さに受講14回の中で一番楽しい会食になりました。

ところで、重複してしまったのは自己責任で仕方ないと反省しているものの、Webでの受講予約なのでメニューを重複したときはアラート表示される仕組みがあればなぁと感じました。

【おまけ】本日の教室からのプレゼント!

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2019.01.18

ドラマ「東京タラレバ娘」[全10話](お薦め度★★★★★)

明るくキュートなコメディで、非常に楽しめました。

脚本が秀逸です。
主人公たち3人の女子トークは見事でした。恋バナで盛り上がり、現実に傷つきながらも助け合う関係性に癒されました。

演出も文句なしです。テンポが良く場面展開もスピーディーです。また、CGによる小技を効かせて感情の機微を視覚的に大胆表現をして心に刺さる演出には小躍りしました。タラとレバの自身の本音につっ込むCGキャラクターの登場はコミカルで抜群でした。心の衝撃度を表現した胸に刺さる矢や雷にうたれるなどの漫画的なCGのテクニックには爆笑させられました。

キャスティングも完璧でしょう。ともかく主演の吉高由里子の多彩な表情がチャーミングでした。ドSキャラの坂口健太郎も良かったです。

本作は、リアルタイム視聴していたのすが、何故かレビューし忘れていました。本作の成功によりその後同様のドラマ「深夜のダメ恋図鑑」など数多く登場しています。TVerで配信されたのを機会に改めて再鑑賞しました。二度目ということで細部にも注目しましたが、完成度は高さは群を抜いていました。

ちなみに、大画面で観たいので、スマホのGoogle Homeを起動して、TVerをChromecast経由によるTVに映し出しました。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
日テレ、2017年1月18日~3月22日毎週水曜22時放送。2018-19年末年始にTVerでオンデマンド配信。

<スタッフ>
原作:東村 アキコ「東京タラレバ娘」(講談社「Kiss」連載中)
脚本:松田 裕子
音楽:菅野 祐悟
チーフプロデューサー:伊藤 響
プロデューサー:加藤 正俊、鈴間 広枝、鈴木 香織(AXON)
演出:南雲 聖一、鈴木 勇馬、小室 直子
制作協力:AXON
製作著作:日本テレビ

主題歌:Perfume「TOKYO GIRL」(ユニバーサルJ / Perfume Records)

<キャスト>
鎌田倫子:吉高由里子
山川香:榮倉奈々
鳥居小雪:大島優子
KEY(鍵谷春樹):坂口健太郎
鮫島涼:平岡祐太
芝田マミ:石川恋
鳥居安男:金田明夫
丸井良男:田中圭
早坂哲朗:鈴木亮平
タラ:(声)加藤諒
レバ:(声)あ~ちゃん(Perfume)

<イントロダクション>
「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった 」
東村アキコの超話題コミックついにドラマ化!!
鎌田倫子、30歳、独身、彼氏ナシ。職業=(売れない)脚本家。「キレイになったら、もっといい男が現れる!」「好きになれれば、結婚できる!!」
そんなタラレバ言いながら、親友の香、小雪と3人で女子会ばかりやっていたが、金髪イケメン男に「タラレバ女!」と言い放たれ
ハタと現実にブチ当たる!!
「私たちって、もう女の子じゃないの?」「本気出したら恋も仕事も手に入れられると思ってた…」「立ち上がり方が分からない」「恋に仕事にお呼びでない?」
厳しい現実、だけど真実。
頑張ってないわけじゃない、でも、まだ幸せにたどりつけてないタラレバ娘たちがもがきながらも、幸せ探して突き進む!!
女子のリアルが刺さりまくり!共感度100%の水ドラはじまります。

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2019.01.17

映画『ORIGIN オリジン』(お薦め度★)

無残です。
脚本、演出、キャスティングが駄目という三重苦の作品でした。

死期が近い恋人を助けるために遺伝子操作というパンドラの箱を開けてしまう医療ミステリーですが、全くリアリティの無い物語です。結末は悪い冗談としか思えません。

掘り出し物が多いWOWOWとしては、珍しくガラクタでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Bieffekterna
制作年:2016
制作国:スウェーデン
内容時間(字幕版):93分

<スタッフ>
監督・製作・脚本:アンドレアス=クリメント、アンドレ=ヘデトフト
撮影:ニルス=クローネ
音楽:S=ピース=ニスタデス

<キャスト>
ジュリア:エメリア=ハンソン
エリック:リカルド=ビョルク
教授:ラファエル=ペッタソン
レベッカ:サンドラ=レッドラフ

<イントロダクション>
細胞の老化を遅くする薬の研究を行なっていたヒロインが、末期がんの恋人を助けたい一心で臨床試験前の新薬を投与するが……。スウェーデン製作のメディカルスリラー。

医学や生物学の分野でホットな研究テーマになっている老化の抑制を題材に、治験前の新薬が引き起こす悲劇を描いたメディカルスリラー。恋人が末期がんで助かる見込みがないと知った理学部生のヒロインが、安全性の確かめられていない新薬を彼に投与してしまう。結果、恋人の青年はがんが消えただけでなく、人体の潜在能力を解放させたような常人以上の能力に目覚めるのだが……。精神的に暴走していく青年、薬の成果をめぐる研究仲間や担当教授との争いなど、事態が制御不能に陥っていくさまが切ない。

<放送内容>
理学部の大学生ジュリアは、親友レベッカらとともに細胞の老化を抑制する研究を行なっていた。そんなある日、彼女の恋人エリックが、すでに手の施しようがない末期がんであることが分る。彼を失うことに耐えられないジュリアは、エリックを助けたい一心から、まだ動物実験すらろくに進んでいない新薬を彼に投与してしまう。薬は劇的な効果を見せ、エリックはがんから回復したばかりか、超人的な能力に目覚めるのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.16

映画『ホステージ 戦慄のテロ計画』(お薦め度★★★)

やるせないとしか言いようの無い悲劇が描かれています。
冷戦時代、西側に憧れた若者たちがハイジャックを起こした顛末です。

ホステージ(hostage)は人質の意味ですが、英語が弱い俺はサブタイトルの興味だけで観ました。このサブタイトルが全然駄目です。内容を著していません。

本作の人質とは、直接的にはハイジャック事件での被害者たちであり、広義にはソビエト連邦に組み込まれていた当時のグルジア国民を指しています。政治的な目的が無く無邪気というか幼稚過ぎた事件を通して、グルジアの悲哀と不条理を次世代に残すべく制作されたように感じます。制作国にロシアが参加しているのは、当時のソビエト連邦の体制を批評出来るようになっているのではないでしょうか。

作品としては背景や人物の説明が驚くほど少ないため、分かりにくさがあります。もしかするといまだに表現の制限あるのか、または当時の関係者に影響が出ることを考慮したのか、わざと分かりにくくしているのかしれません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Hostages
制作年:2017
制作国:ジョージア・ロシア・ポーランド
内容時間:105分

<スタッフ>
監督・脚本:レゾ=ギジナイッシュビリ
製作:レゾ=ギジナイッシュビリほか
撮影:ヴラディスラフ=オペリヤンツ
音楽:ギヤ=カンチェリ

<キャスト>
ニカ:イラクリ=クヴィリカーゼ
レヴァン:メラーブ=ニニッゼ
アンナ:ティナ=ダラキシュヴィリ

<イントロダクション>
1983年、当時はソビエト連邦を構成する共和国の一つだったグルジア(現ジョージア)で起きた、驚くべきハイジャック事件の知られざる顛末を描いた衝撃の実録ドラマ。

1983年、グルジア(その後独立し、呼び名もジョージアに)で、あるハイジャック事件が発生。事件を起こしたのは男女7人の若者たち。抑圧的な国家体制の下で生まれ育った彼らは、西側の自由な空気に憧れるあまり、無謀にも飛行機を乗っ取って国外へ渡航しようと試み、ソ連の特殊部隊にあっさり制圧・処刑される運命に。この知られざる事件の様子を、実話に基づいて映画化。主演は、「シビラの悪戯」などでおしどりコンビを組む、脚本家の同名の父と女性監督ナナ・ジョルジャーゼを母に持つI・クヴィリカーゼ。

<放送内容>
1983年、当時はまだソビエト連邦を構成する共和国の一つで、国外への渡航の自由など許されていなかったグルジア。裕福な家庭に生まれ育ち、ビートルズのレコードなどを通じて西側世界の文化に触れた青年のニカは、まだ見ぬ西側諸国に強烈な憧れを抱くように。かくして彼は、恋人のアンナや友人たちと新婚旅行の団体客を装って飛行機に乗り込み、上空で飛行機をハイジャックすると、そのまま国外へ渡航しようと試みるが…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.15

映画『タイムトラベラー』(お薦め度★★★)

従来からあるタイムリープをなぞっており、新鮮味がありません。
SFにしてはテンポがゆっくりとしていて、カットのつなぎに独特の間があるので、何らかの意図があるのではと様子を伺ったのですが、特別なものはありませんでした。

「ターミネーター」シリーズのリンダ=ハミルトンが登場しますが、それほどの役でもなく、いろいろな部分で肩透かしされます。

タイムパラドックスに関しても、解釈できるような設定を用意しておらず、投げっぱなしです。とりあえず、最後につじつま合わせは試みているようにも見えますが、そうなるとタイムループが理解できなくなって、しっくり来ません。

主演のリンジー=フォンセカも印象に残る女優ではありませんでした。SFに強い米国映画としてはハズレです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Curvature
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:89分

<スタッフ>
監督:ディエゴ=ハリヴィス
製作:ジュリオ=ハリヴィス、ディエゴ=ハリヴィス
脚本:ブライアン=デリュー
撮影:ノア=ローゼンタール
音楽:アダム=テイラー

<キャスト>
ヘレン:リンジー=フォンセカ
フローレンス:リンダ=ハミルトン
トーマス:グレン=モーシャワー
ウェルズ:ノア=ビーン
アレックス:ザック=エイヴァリー
クラヴィス:アレックス=ラニペクン

<イントロダクション>
夫を亡くして悲しみに沈むヒロインにかかってきた1本の電話。「逃げて!」と警告するその声は、なんと自分自身のものだった。L・フォンセカ主演のSFアクション。

TVドラマ「NIKITA/ニキータ」でアレックス役を演じたフォンセカが現在のヒロインと未来から来たヒロインの両者を熱演するSFアクション。ヒロインが何者かに命を狙われ、未来から来た人間が彼女を助けるというプロットで、共演に「ターミネーター」シリーズのサラ・コナー役で知られるL・ハミルトンをキャスティングするところが心憎い。未来からやって来た自分自身の真の目的は? 同一人物ながら立ち位置が微妙に違う現在と未来のヒロインのズレが生み出すミステリーと、フォンセカの魅力が見どころだ。

<放送内容>
科学者の夫を亡くして悲しみに暮れるヘレン。ある時、彼女はふと意識を失い、気が付くと1週間が過ぎているという不思議な現象に遭遇する。そこへ1本の電話がかかり、「逃げて!」と彼女に警告する。その直後、家に謎の男が現われ、彼女は電話の主の助言を頼りに辛うじて逃げ延びる。謎を探る彼女は、やがてこの事件に夫が研究していたタイムマシンが関わっていること、そして電話の主が自分自身であったことを知る……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.14

映画『フロンティア(2017)』(お薦め度★★★★★)

SFとしても戦争ものとしても、さらにラブストーリーとしても素晴らしいエンターテイメント作品です。
最後の最後までミステリアスで見どころ満載でした。

映像表現はハリウッド映画と肩を並べていて、オリジナリティがあります。しかも米国映画と違って歴史に対する畏敬の念が感じられます。そのストーリーの深さが欧州映画に近いためより響くのかもしれません。

たまたまWOWOWで紹介されるロシア映画のレベルが高いのかどうかわかりませんが、ほとんどハズレがありません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Rubezh
制作年:2018
制作国:ロシア
内容時間:100分

<スタッフ>
監督:ドミトリー=チューリン
製作:パヴェル=ステパノフ
脚本:アレクサンドル=シェフツォフ
撮影:ユーリ=コロベイニコフ
音楽:ユーリ=ポティエンコ

<キャスト>
ミハイル=シューロフ:パヴェル=プリルチニー
エリザヴェータ:クリスティーナ=ブロスカヤ
ニコライ=シューロフ:アレクサンドル=コルシュノフ
アレクセイ=シューロフ:セミオン=トレスクノフ
マリア=シューロフ:エレナ=リャドワ

<イントロダクション>
非情で傲慢なエリートビジネスマンの主人公が、第2次世界大戦時代へタイムスリップし、知らなかった自らのルーツに触れていく。ロシア製のファンタジー戦争アクション。

都市開発予定地で遺体の眠る戦時中の塹壕が発見されたにもかかわらず、延期の要請を拒否して工事を強行しようとする非情なビジネスマンの主人公。なぜか現地がまさに戦場だった第2次世界大戦時にタイムスリップした彼は、そこで何を見るのか……。過去と現在を行き来する男が自らを見つめ直していく様子を綴ったファンタジー戦争アクション。主人公がルーツをたどるミステリアスなストーリーに加え、第2次世界大戦でも屈指の激戦となったレニングラード包囲戦を再現した過去パートの迫力ある戦闘場面も見どころだ。

<放送内容>
都市開発事業に携わる非情なビジネスマンのミハイル。ある時、工事予定地で第2次世界大戦時の塹壕が発見され、研究者たちは調査のため工事の延期を要請する。だが、工期の遅れを気にするミハイルは首を縦に振らない。そんな折、説得に来た考古学者エリザヴェータと塹壕に入った彼は、自決したらしい士官の認識票に、自分と同じ名字を発見する。その時塹壕が崩れ落ち、気が付くと彼はまさにそこが戦場だった過去の世界にいた。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.13

映画『サリュート7』(お薦め度★★★★★)

驚きました。圧倒されました。恐るべしロシア映画です。
宇宙開発競争は全てにおいて米国が進んでいたと思っていたのですが、報道されずに知らなかっただけで旧ソ連の方が進んでいたのかもしれません。

まさか実話に基づいた作品とは...、SFとして描かれた映画『ゼロ・グラビティ』の出来事よりも、1985年既にそれ以上のことが起こっていたのですね。信じられません。

宇宙ステーションにおける宇宙飛行士のサバイバルが壮絶すぎて、涙なくしては観られません。

宇宙空間を舞台にしたロシア映画は映画『ガガーリン 世界を変えた108分』に続いて2本目になります。本作も素晴らしいです。宇宙空間の描き方はハリウッド映画並みです。大スクリーンで観るべき作品でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Salyut-7
制作年:2017
制作国:ロシア
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:クリム=シペンコ
製作:バクール=バクラージェ、セルゲイ=セリヤーノフ、アントン=ズラトポルスキー
脚本:アレクセイ=チュポフ、アレクセイ=サモリョトフ、クリム=シペンコほか
撮影:セルゲイ=アスタホフ、イヴァン=ブルラコフ

<キャスト>
ウラジーミル:ウラジーミル=ヴドヴィチェンコフ
ヴィクトル:パーヴェル=デレヴィヤンコ
ヴァレリー:アレクサンドル=サモイレンコ
リリア:ルボフ=アクショノーヴァ

<イントロダクション>
1985年、旧ソ連初の宇宙ステーション、サリュート7で繰り広げられた決死のミッションの様子を迫真のタッチで描き、本国ロシアで大ヒットを記録した感動の実話ドラマ。

1985年、旧ソ連初の宇宙ステーション、サリュート7と地球との交信が突如途絶える中、その原因究明と修復作業に当たるべく、2人の宇宙飛行士が新たにサリュート7へ向けて出発。そんな彼らの決死のミッションと悪戦苦闘の全容を、実話に基づいて映画化。アクション大作「アトラクション 制圧」のVFXスタッフがここでも手腕を発揮して、CGIとは思えぬみごとな宇宙空間を作り上げ、ロシア版「ゼロ・グラビティ」+「アポロ13」というべき壮大な宇宙ドラマがここに誕生。本国ロシアで大ヒットを記録した。

<放送内容>
1985年、旧ソ連初の宇宙ステーション、サリュート7と地球との交信が突如途絶えて、サリュート7は漂流を始め、このままでは地球に墜落する恐れも生じる非常事態に。やむなくソ連政府は、宇宙船を新たに打ち上げてサリュート7と手動でドッキングさせ、その原因究明と修復作業に当たることを決断。かくして、熟練の技師ヴィクトルと既に退役していたパイロットのウラジーミルの2人が、この決死のミッションに挑むこととなる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.12

映画『今夜、ロマンス劇場で』(お薦め度★★★)

ノスタルジー溢れる昭和な鉄板ロマンチックファンタジーです。
1960年という時代設定は悪くありませんが、主役のキャラクター設定が安直です。今やAI、ロボット、アンドロイドと何でもありなのに、アイデアが単純過ぎます。往年の名画のオマージュを狙ったのは理解できるものの、それにより平板な展開にならざるを得ませんでした。

そこを何とかカバーしたのが主演・綾瀬はるかのファッションでした。昭和の大女優が着たであろうクラシカルな25着を見事に着こなしました。当時の銀幕スターに負けず劣らずです。さすが現代の大人気女優の貫禄でしょう。

物語としてはある程度その先が読めてしまうため感動は弱いものの、ラストはまずまずの着地になっています。

ところで、これほど昭和な作品なのに配給が東宝や松竹では無く、ワーナー・ブラザース映画というのは少し気になりました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:109分

<スタッフ>
監督:武内英樹
脚本:宇山佳佑
撮影:山本英夫
音楽:住友紀人

<キャスト>
美雪:綾瀬はるか
牧野健司:坂口健太郎
成瀬塔子:本田翼
俊藤龍之介:北村一輝
山中伸太郎:中尾明慶
吉川天音:石橋杏奈
本多正:柄本明
病室の老人:加藤剛

<イントロダクション>
古いモノクロ映画の中から現実世界に抜け出して来たヒロインと、映画監督志望の青年との切ない恋を、綾瀬はるかと坂口健太郎の共演で綴ったロマンティックファンタジー。

海街diary」「本能寺ホテル」などの人気女優・綾瀬が、モノクロ映画の中から現実世界に飛び出して来た勝ち気なお姫様役を演じるノスタルジックなラブファンタジー。「君と100回目の恋」などの坂口が相手役の青年を演じる。色のない世界からやって来たヒロインが色彩にあふれた現実世界に驚く様子、そして青年と惹かれ合いながらも、ある理由でそれが許されない切なさが描かれていく。共演に本田翼、北村一輝、そして本作が遺作となったベテラン加藤剛など。監督は「テルマエ・ロマエ」の武内英樹。

<放送内容>
撮影所で働きながら監督になる日を夢見る青年・健司。そんな彼は、なじみの映画館“ロマンス劇場”の映写室に眠っていた古いモノクロ映画のお姫様・美雪に心を奪われていた。だが、ある日館主がそのフィルムに買い手が付いたと告げる。落胆する健司が最後にもう一度と上映を始めた矢先、なんと映画の中から美雪が飛び出してきた。劇中と同じモノクロの彼女に驚きながらも、成り行き上健司は彼女と奇妙な同居生活を送ることに……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.11

映画『ヒドゥン・チャイルド 埋もれた真実』(お薦め度★★★★)

よく出来た脚本です。
主人公の娘が母親の過去を調べることがトリガーとなって、殺人事件が連続して起こっていく謎にドンドン引き込まれてしまいます。第二次世界大戦によって生じた不条理と、その真相を知る関係者が減っていく現実が何とももどかしく、全編を通じて深くて重い息苦しさと物悲しさを感じさせるミステリーです。

スウェーデン人が主人公の作品は初めてだと思います。警察官の夫が簡単に育休を取ったり直ぐに職場に復帰したりと働き方に関して先進的です。さらに、主人公が乳飲み子を抱えながら事件を追う姿が、当たり前のように映し出されていて、社会保障が充実した北欧の国だということを実感できました。

改めて欧州映画にはまだまだ眠っている秀作があるのだと思います。WOWOWには引き続き頑張って掘り起こして欲しいです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Tyskungen
制作年:2013
制作国:スウェーデン・ドイツ
内容時間:106分

<スタッフ>
監督:ペール=ハネフィヨルド
脚本:マリア=カールソン
撮影:マレク=ヴィーセル
音楽:アンダース=ニスカほか

<キャスト>
エリカ:クラウディア=ガリ
エリカの夫パトリック:リチャード=ウルフセーテル
過去のアクセル:エドヴィン=エンドル
現在のフランス:ペル=ミルバーリ
現在のブリッタ:インガ=ランドグレー

<イントロダクション>
“スウェーデンのアガサ・クリスティ”と呼ばれる人気女性作家C・レックバリの小説を映画化。女性作家エリカは事故死した母親の意外な過去に驚くとともに、自身も危機へ。

邦訳もされたレックバリの小説「踊る骸 エリカ&パトリック事件簿」が原作。女性作家エリカは、交通事故死した母親が隠していた、エリカの兄に当たる男性の訪問を突然受けるが、男性は直後何者かに殺され、しかも母親の旧友たちまで次々と殺されていく。その背景には第2次世界大戦中、ナチスドイツに対してレジスタンスとなった当時の若者たちがいて……。ヒット小説を原作にしただけにストーリーの面白さは一級で、日本では無名のキャスト・スタッフ全員が優れた仕事をした秀作だ。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
スウェーデン。作家エリカは娘マヤを出産するが、彼女の両親は病院からの帰宅途中、交通事故で命を落とす。しばらくしてエリカは刑事である夫パトリックやマヤとともに、両親の家に引っ越すが、そこで突然、エリカの母親が生んだエリカの兄に当たるという老男性ヨーランの訪問を受ける。驚きの余り面会を拒んだエリカだが、直後、ヨーランは何者かに殺されてしまう。エリカは真相を確かめようと母親の旧友たちと会い始めるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.10

映画『あさひなぐ』(お薦め度★★★)

結構楽しめました。
もっとアイドル、アイドルした内容ではないかと想像していたのですが、それなりにしっかりしたスポ根作品になっています。あくまでも勝負にこだわる群像劇です。試合のシーンはなかなか迫力がありました。ただし、ファンを配慮したようで恋愛色は排除しています。

西野七瀬は、主演のドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」で線が細いなりに主役としての演技をすることは知っていたので、本作でも安心して観れました。彼女以外で目を引いたのは、ライバルとなる他校の選手を演じた生田絵梨花です。敵役としての憎々しい技アリの演技をしていました。

乃木坂46は以前興味があって握手会にも行ったことがあり、本作に出演したメンバーは顔と名前が一致していたので普通にアイドル映画として観れましたが、西野七瀬が今年2019年に卒業することによって、俺の知っていた乃木坂46の最初で最後のアイドル映画となるでしょう。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:105分

<スタッフ>
監督・脚本:英勉
撮影:江崎朋生
音楽:未知瑠

<キャスト>
東島旭:西野七瀬
八十村将子:桜井玲香
紺野さくら:松村沙友理
宮路真春:白石麻衣
野上えり:伊藤万理華
一堂寧々:生田絵梨花
寿慶:江口のりこ

<イントロダクション>
乃木坂46のメンバーたちが、なぎなたに青春を懸ける女子高校生を演じたスポーツ青春映画。運動は苦手だが、先輩に憧れてなぎなた部に入部した女子高校生の奮闘を綴る。

こざき亜衣による第60回小学館漫画賞受賞作を、「3D彼女 リアルガール」の英勉監督が実写映画化。乃木坂46のメンバーたちの豪華共演が見ものだが、コメディ風味もミックスしたアイドル映画としてのキラキラ感が魅力的。同時に、なぎなたに懸けた青春を描く王道スポーツ映画という側面もあり、なぎなたの試合場面は迫力満点だ。映画初出演の西野七瀬などが演じるなぎなた部員たちの前に立ちはだかる鬼コーチの寿慶を演じる江口のりこがいいスパイスとなり、終盤の練習試合のシーンをがぜん盛り上げる。

<放送内容>
二ツ坂高校に入学した旭は、元美術部で大の運動嫌いだったが、1学年上の先輩・真春のりんとした強さに魅了され、なぎなた部に入部する。だが部の稽古は過酷で、旭は付いていくのに精いっぱい。ほどなく3年生たちにとって最後の試合となるインターハイ予選が始まる。二ツ坂高校は順調に勝ち進むが、決勝戦でライバル校と対戦し、思いがけない結果が待ち受けていた。やがて、なぎなた部は新しい部長を迎えることになるのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.09

ドラマ「ココア」(お薦め度★★★★)

3つのエピソードはそれぞれかなり込み入っているのに、タイトル通りのほっこり感は好感が持てます。
今を生きるJK(女子高生)の心情を各々ストレートに告白させる構成力は見事です。それぞれのエンディングもありきたりでなく、新しさを感じました。

脚本家として新人なのに大したものだと感心したのですが、観終わってからオフィシャルサイトを確認したところ、史上最年少受賞の14歳中学2年生の作品とのことで二度びっくりです。感性もテクニックも並外れています。

脚本ではなく演出で残念だったのは、初見となる3人のJKの容姿が似ていて、灯役の南 沙良と香役の出口 夏希が同一人物と勘違いしたことでした。せめてどちらかの髪型を違えるとかしてくれないとオジサンには区別できません(泣)。

本作もTVerで1月12日まで視聴できます。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2019年1月4日23:30~24:40放送。第30回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞。

<スタッフ>
脚本:鈴木すみれ
プロデュース:荒井俊雄(『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』)
演出:阿部博行

<キャスト>
南 沙良
出口 夏希
永瀬 莉子
渡辺 大知
浦上 晟周
宇野 実彩子(AAA)
柳原 可奈子
椙杜 翔馬
水沢 林太郎
藤野 詩音
山城 琉飛
神尾 佑
紺野 まひる
斎藤 工

<イントロダクション>
渋谷で出会った高校生の灯(16)と、親の仕送りで生計を立てている売れないギタリストの雄介(31)。灯は名前を明かさず、雄介に自分の“友達”の話として、複雑な家庭環境に苦しみ、そして学校ではいじめを受け自殺未遂をしたという「灯」という少女の話をはじめて…。

一見、温かい家族の鈴森家の長女・香(16)。しかし、父・賢(43)は不倫、そして母・優子(39)も、そのさみしさを埋めるように不倫をしています。両親の裏切りに気づきながらも平穏な家族の一員を演じていた香ですが、ある日我慢の限界に達し、「誕生日に欲しいものは両親の離婚」と、家族に自分の気持ちをぶつけると…。

化石が好きな高校生・志穂(16)は、教室でいつもひとり。同じクラスの人気者・海斗(16)は、孤立している志穂に心を開いてもらおうと追いかけ回します。少しずつ2人の距離が縮まっていったある日、2人で化石を掘りながら、志穂はぽつりぽつりと壮絶な過去を語り始めて…。

「フジテレビヤングシナリオ大賞」史上最年少受賞の14歳中学2年生の鈴木すみれが初めて書き上げた作品「ココア」。誰もが味わったことのあるほろ苦い記憶を思い起こさせるとともに、生きていく希望をあたえてくれる、3人の女子高生たちのそれぞれの物語です。

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2019.01.08

2019冬の新ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」の第1話が物凄い

2019年1月期の新番組として1月6日にスタートした菅田将暉主演のドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」に圧倒されました。

かつて連続テレビドラマの初回でこれほどの衝撃度はありません。
いきなりアクセル全開です。

担任がクラス全員を人質にとって、スター生徒の自殺の真相に迫ろうとするセンセーショナルなミステリーです。まさか教師が生徒を殺す、、、?

担任教師役の菅田将暉の怪演がとてつもなく不気味です。卒業までの10日間をどう描くのか、そしてどのように着地させるのか興味がつきません。

ただし、最終的に高評価の作品になるのか既に不安があります。警察の動きにリアリティが無いことと、サスペンスに似つかわしくないエンドロールのお気楽さです。日テレのドラマらしいといえばそれまでなのですが、キャスティングにも甘いところがあります。なんで捜査一課理事官が大友康平なの、、、そういった部分も踏まえ気が抜けません(笑)。

見逃した人はTVerで視聴できますよ!

<スタッフ>
脚本:武藤将吾
演出:小室直子、鈴木勇馬、水野格
チーフプロデューサー:西 憲彦
プロデューサー:福井雄太、松本明子(AXON)
協力プロデューサー:難波利昭(AXON)
制作協力:AXON
製作著作:日本テレビ

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2019.01.07

映画『グレイテスト・ショーマン』(お薦め度★★★★)

興行師のサクセスストーリーを描いた絢爛豪華なミュージカルです。
歌と踊り、物語の水準が極めて高く、流石はハリウッドです。
昨年からずっと話題だったので、気になっていました。世界的に人気が高かったのが頷けます。

興行師の到達点は、富と名声がお決まりと思っていましたが、主人公のバーナムは成り上がりではなく、マイノリティであるサーカスの団員たちと共に団結し、自身の妻と子供たちのために尽くした真の成功者でした。

主人公を演じたヒュー=ジャックマンは、「X-メン」シリーズのアクションだけのイメージでしたが、ミュージカル俳優としても十分通用する見事な歌と踊りを披露してくれました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Greatest Showman
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:105分

<スタッフ>
監督:マイケル=グレイシー
製作総指揮:ジェームズ=マンゴールドほか
製作:ピーター=チャーニン、ローレンス=マーク、ジェンノ=トッピング
原案:ジェニー=ビックス
脚本:ジェニー=ビックス、ビル=コンドン
撮影:シーマス=マッガーヴェイ
音楽:ジョン=デブニー、ジョゼフ=トラパニーズ
作詞作曲:ベンジ=パセック、ジャスティン=ポール

<キャスト>
P=T=バーナム:ヒュー=ジャックマン
フィリップ=カーライル:ザック=エフロン
チャリティ=バーナム:ミシェル=ウィリアムズ
ジェニー=リンド:レベッカ=ファーガソン
レティ=ルッツ:キアラ=セトル
アン=ウィーラー:ゼンデイヤ

<イントロダクション>
2018年前半に日本でも大ヒットし、サントラも好評を獲得した、話題のハリウッドミュージカル。19世紀に実在した興行師、P・T・バーナムが成功をつかむまでを描く。

「ラ・ラ・ランド」の挿入歌の数々を手掛けた名コンビ、B・パセックとJ・ポールが本作でも挿入歌の数々の作詞作曲を担当し、世界合計興行収入が4億3000万ドルを突破した大ヒットミュージカル映画。H・ジャックマン、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのZ・エフロンら豪華多彩なキャストを迎え、社会のはみ出し者とされた人々がバーナムのもと、立ち上がる姿を描写。中でも第90回アカデミー賞で歌曲賞にノミネートされた“This is Me”などの名ナンバーとそれらが彩るダンス場面は圧巻だ。

<放送内容>
19世紀、ニューヨーク。貧しい生まれのバーナムは上流家庭の令嬢チャリティを妻に迎えたが失業し、大衆向けの博物館を開業。しかし客は集まらず、バーナムはユニークな人々を博物館に集め、歌あり踊りありで空中ぶらんこや動物の曲芸も見せるショーを売りにするとたちまち大成功。さらにバーナムは社会に認められたいという野心のため、ヨーロッパの女性歌手リンドを米国に招くが、家族やショーの出演者たちと心がすれ違いだす。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.06

アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」[全24話](お薦め度★★★)

巨大ロボットによる戦場の群像劇で意欲作です。
エネルギー問題や人間性を問うメッセージ性の高いテーマを扱っています。
終盤までの多くの伏線を一気に回収して、驚きの展開を用意します。

設定のベースは「新世紀エヴァンゲリオン」で”敵の強さのインフレ”がとても似ていました。巨大ロボットは着ぐるみを巨大化したものでアンバランスではあるものの、水準の高い作画がカバーしています。

壮大な世界を描いていますが、”愛は地球を救う”的な個人的な感情を拡大再生産するヤングアダルトな内容で、大人からすると物足りなさを感じました。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2018年1月13日〜7月7日放送。

<スタッフ>
原作:Code:000
監督:錦織敦史
副監督:赤井俊文
シリーズ構成:錦織敦史、林直孝(MAGES.)
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
メカニックデザイン:コヤマシゲト
アクション監修:今石洋之
ミストルティンデザイン:中村章子
叫竜デザイン:岩崎将大
美術設定:塩澤良憲
美術監督:平柳 悟
色彩設計:中島和子
3Dディレクター:釣井省吾、雲藤隆太
3DCG:スタジオカラー、A-1Pictures
モニターグラフィックス:座間香代子
撮影監督:佐久間悠也
音楽:橘 麻美
音響監督:はたしょう二
編集:三嶋章紀
制作:TRIGGER、A-1 Pictures

主題歌:中島美嘉「KISS OF DEATH (Produced by HYDE)」

<キャスト>
ヒロ:上村祐翔
ゼロツー:戸松遥
ゴロー:梅原裕一郎
イチゴ:市ノ瀬加那
ゾロメ:田村睦心
ミク:山下七海
フトシ:後藤ヒロキ
ココロ:早見沙織
ミツル:市川 蒼
イクノ:石上静香
ナナ:井上麻里奈
ハチ:小西克幸
フランクス博士:堀内賢雄

<イントロダクション>
多くの名作を手がけてきた豪華スタッフによる
オリジナル・アニメ企画が遂に始動!!
「アイドルマスター」の監督や「天元突破グレンラガン」のキャラクターデザインを
手掛けた錦織敦史が今作の監督を務め、キャラクターデザインとして「君の名は。」や「心が叫びたがってるんだ。」を手がけた田中将賀が参加。
そして、制作は「キルラキル」「リトルウィッチアカデミア」などのTRIGGER、「アイドルマスター」シリーズ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などを制作してきたA-1 Picturesが立ち上げた新ブランド、CloverWorksが担当。
この2社がコンビを組むという、まさに夢のような企画が実現!

更に、プロジェクトを支えるメンバーに
「キルラキル」「天元突破グレンラガン」などの監督を努めた今石洋之、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」「ベイマックス」などに参加したコヤマシゲト、「マギ」などのキャラクターデザインを担当した赤井俊文、「シュタインズ・ゲート」の林直孝なども本企画に参画!!
今までにない豪華スタッフが集結した「ダーリン・イン・ザ・フランキス」。
遂にプロジェクトが始動!!

【関連記事】
2018.01.20 2018冬の新アニメは大豊作で大人も楽しめる作品が多い

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2019.01.05

映画『覆面系ノイズ』(お薦め度★★)

人物設定と人間関係があり得ません。
どうしてこれほど低レベルな脚本で制作を進めたのか疑問しか感じません。
演出もどこかで観たようなアイドル映画のようです。

出演者の演技がどうのという以前の問題です。中条あやみの興味だけで我慢しましたが、彼女に関しても特筆すべきことは無く、見どころは皆無でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:117分

<スタッフ>
監督:三木康一郎
脚本:三木康一郎、横田理恵
撮影:板倉陽子
音楽監修:MAN WITH A MISSION

<キャスト>
有栖川仁乃(ニノ):中条あやみ
杠花奏(ユズ):志尊淳
榊桃(モモ):小関裕太
黒瀬歩(クロ):磯村勇斗
悠埜佳斗(ハルヨシ):杉野遥亮
珠久里深桜(みおう):真野恵里菜
ヤナ:渡辺大

<イントロダクション>
中条あやみが魅力的な声を持つ女子高校生役で歌声も披露した青春ラブストーリー。6年前に姿を消した幼なじみに再び会えると信じる彼女の歌声は彼に届くか。志尊淳ら共演。

福山リョウコの人気コミックを、「旅猫リポート」の三木康一郎監督が映画化。人々を魅了する声を持つ主人公ニノ役を演じる中条は劇中、バンドのボーカルとして歌声を披露。中盤、学校の屋上で思いをぶつけるようにシャウトする場面が印象深い。そんな彼女の声を引き立たせるエンディングテーマ「Close to me」を人気ロックバンド、MAN WITH A MISSIONが提供しているのも話題。ニノをめぐって火花を散らす、ユズ役の志尊とモモ役の小関裕太というイケメン俳優対決も見ものだ。

<放送内容>
高校2年生の少女ニノは一度聴いたら忘れられない、人々をとりこにする声を持っていた。だが6年前に幼なじみのモモが突然いなくなって以来、感情が高ぶると叫び出すようになり、それを抑えるためにマスクが手放せなくなった。そんなニノは転校するが、6年前に由比ヶ浜で出会った少年ユズが作った曲に導かれ、ユズと再会する。やがてニノはモモと思われる人物がプロデュースするバンドのオーディションを知って応募するが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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今日からコレステロールを下げる薬を飲み始めた

昨年の人間ドック&脳ドックの結果を受けて、かかりつけの内科医にLDLコレステロール値の相談をしました。やはり194mg/dLは高いとのことです。

処方してもらったのは、ロスバスタチン錠2.5mg「DSEP」です。

とうとう、今日から毎日朝食後1錠を飲む生活が始まります。

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2019.01.04

2019初詣と不愉快な出来事

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本日が仕事始めで、会社を早退しました。息子の通院の付き添いです(2年経ちますが、まだ治っていません)。いつもより早く診察が終わったので、帰宅途中に初詣をしました。

17時過ぎに正門から入ろうとすると警備員から、「17時に閉門しました。明日は8時開門です。」と告げられました。神社は24時間お参りが出来るものだとばかり思っていたのでびっくりです。正月三が日が終わって平日は営業時間が設定されているようです。

仕方ないので、急ぎ出口から入って素早くお参りしました。帰り道、昨年の初詣はどうしたか思い出そうとしたのですが、全く思い出せません。昨年の記事を表示させても記憶はどこかに行ってしまいました。Google Mapのタイムラインで確認したところ、単に自宅と神社を往復しただけでした。自分の記憶力の無さに改めて愕然としました。

【カフェレストランで不愉快な接客を受けた】
17時半頃に電車を待つ間、駅の中のカフェレストランで食事を取りました。ドリンクセットでホットコーヒーを頼んだところ、カップの取っ手がベタつきます。ガムシロップのような汚れが残っていました。そこで店員に交換してもらうように丁寧に依頼したところ、直ぐに謝罪してカップを下げました。

しばらくして別の店員がカップを交換したと持ってきました。普通であればそこで終わるはずでしたが、30代の女性店員は謝罪を述べるでもなく、余計なことを言ってきました。

「ベタ付きは個人差があるので、紙おしぼりを用意しましたので、何かあればお使いください。」

と上から目線の対決姿勢です。どうやらカップを下げた店員とは違い、その上のリーダークラスのようです。さほどの事でもないのに過剰対応する必要はないのに、、、

IMG_4185

”その店員”とのやりとりは次の通りです。

【俺】ベタ付きと言うが、汚れのベタ付きを指摘しただけ。
【その店員】私が汚れを確認してカップの交換に応じた。交換したカップにさらにベタ付きを感じた場合のために、紙おしぼりを用意した。
【俺】汚れを本当に確認したのか。
【その店員】食器は全て洗浄機を用いている。
【俺】洗浄機を使おうが、汚れが残っていたのなら交換は当り前では。
【その店員】洗浄機を全てチェックする。
【俺】そんなことまで要求していない。キレイなものに交換してくれて、こちらとしてはありがとうで済んだものを、何故紙おしぼりを3つも持ってきて、余計なことを言うのか。不愉快だ。君は責任者なのか。
【その店員】私が責任者だ。
【俺】それならば本部に連絡する。
【その店員】私はこの時間帯の責任者だ。私の上の責任者の店長が対応する。

ということで、40代の男性店長が代わって対応してくれました。経緯を伝えたところ、俺の言っていることを理解して謝罪してくれました。その後、食事中に店長が再び戻ってきて”その店員”に対して注意した旨を報告してくれました。どうも”その店員”は独特のものがあるようです。

店を出る際、”その店員”がレジ担当だったので、店長がさらに付き添ってくれました。その際に俺に対して謝罪するように”その店員”に促すものの、「(ベタ付きは)いろいろ難しくて。」と相変わらず自分の見解を主張してきました。店長が店の外まで付き添って「お客様の仰る通りです。これを契機に彼女に指導します。」と見送ってくれました。

結局”その店員”からするとカップ交換に対してクレームと判断したようです。リーダークラスの”その店員”は他の店員を守るために釘を刺す意味の行動をしたのではと思われます。

店長が人懐っこくて平謝りなので、その場は収めました。俺も学生時代に様々なウエイターを経験したので、客だから偉いとは全く思っていませんので。だからと言って、不愉快と感じた客に対して、店側の人間があくまで個人差を主張するのはどうなのでしょうか。

逆に”その店員”は、自分が客として汚れた容器で食事が用意されたときに、感じ方は個人差があるのでおしぼりで処理するのでしょうか。

世の中クレーマーが増えていますが、その対極にモンスター店員が登場しつつあるのかもしれません。

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2019.01.03

ドラマ「リフレイン」(お薦め度★★★★★)

やられました。号泣です。
ラストに心がえぐられました。

タイムリープを使っていますが、時間軸のアイデアを追加しており、過去の同様な作品よりも傑出した設定です。切なすぎて胸が張り裂けそうになります。脚本家のたまごとは思えない力量です。

主演の葉山奨之はドラマ「僕たちがやりました」から注目している若手です。イマドキの気の良い好青年を熱演していました。ヒロインの恒松祐里は、優等生が似合う美少女で本作にピッタリの女優でした。

まさか新春早々に、再放送のドラマで大泣きするとはラッキーです。

【フジテレビヤングシナリオ大賞のレビュー】
2010.01.05 第21回フジテレビヤングシナリオ大賞「輪廻の雨」(お薦め度★★)
2012.12.24 ドラマ「Dearママ」(お薦め度★★★★★)
2013.12.23 ドラマ「人生ごっこ」(お薦め度★★★)
2018.01.15 ドラマ「超限定能力」(お薦め度★★)

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2019年1月3日深夜25時50分再放送。第29回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞。初放送は2017年12月18日。

<スタッフ>
脚本:宮﨑翔
プロデュース:西坂瑞城 (『貴族探偵』、『カインとアベル』他)
演出:水戸祐介

<キャスト>
沢渡 湊:葉山奨之
綾織 紬:恒松祐里
沢渡浩治:平子祐希(アルコ&ピース)
沢渡 渚:中込佐知子
白鳥:永田崇人
たい焼き店 店主:坪倉由幸
糸子:山口紗弥加

<イントロダクション>
高校三年生の湊(18)は、紬(18)との初デートで事故に巻き込まれ後頭部を強打する。気を失う直前に見たのは、身動き一つしない紬の無残な姿だった。湊が目覚めると、なぜかまた同じ日の朝。事故の痕跡はなく、けがもしていない。家族もいつも通り、ただ紬だけはどこを探しても見つからない。

夢を見ていたと自身を納得させた湊だったが、翌朝目が覚めると、またしても同じ日で紬だけがいない。湊はこの“繰り返す紬のいない世界”にとらわれてしまったのだ。繰り返す同じ日にも慣れてきたある日、紬の従姉で糸子(36)と名乗る女性に出会う。糸子は紬の行方に心当たりがあるという。

糸子に案内を頼むが紬は見つからなかった。そして、ひょんな事から、紬には従姉などいない事が判明する。湊が問い詰めると、糸子は、この世界の秘密を語り出す。湊は、自身や大切な人の死を受け入れられない者が「死の当日を繰り返す世界」に囚われているのだった。そして、湊は、この世界から抜け出せないまま老人になってしまう。しかし、寿命を迎えそうになったその時、近づいてきた女の子が奇跡を起こす。湊が目覚めると、そこは……。果たして、湊は紬を見つけることができるのか……。

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2019.01.02

映画『去年の冬、きみと別れ』(お薦め度★★★★)

かなりハイレベルな脚本です。見事に騙されます。
想定外のラストに驚かされました。
ただし、全てをのみ込むシナリオは、虚構と事実をないまぜにしたため、正義の線引が崩れようにも感じさせ後味の悪さを残しました。

映像はシャープで重厚です。サスペンスに相応しいものでした。

ガンちゃんこと岩田剛典はカッコイイし、斎藤工のダークな演技力は申し分ありませんでした。

本作のような秀作が多く登場すれば、邦画界の価値が上がることは間違いありません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:瀧本智行
脚本:大石哲也
撮影:河津太郎
音楽:上野耕路

<キャスト>
耶雲恭介:岩田剛典
松田百合子:山本美月
木原坂雄大:斎藤工
小林良樹:北村一輝
木原坂朱里:浅見れいな
吉岡亜希子:土村芳
編集長:矢島健一
北川聡介:Mummy-D

<イントロダクション>
天才カメラマンは連続殺人鬼なのか……。岩田剛典、山本美月、斎藤工など豪華キャストを迎え、中村文則による話題の同名小説を、WOWOW FILMSも参加して映画化。

「土の中の子供」が第133回芥川賞に輝いた中村文則の同名小説を、「犯人に告ぐ」「脳男」などの瀧本智行監督が映画化。画面にいきなり“第二章”と出る趣向が観る者を驚かせるが、物語の後半で描かれる“第一章”こそ前半の謎を解く鍵となる凝った構成。「HiGH&LOW」シリーズでも俳優として活躍する岩田に対し、これまで演じてきた役柄と一線を画すような役どころで斎藤がダークな表情を見せ、その熱演も大きな見ものだろう。特に終盤、次々と畳み掛けられる意外な事実の数々にあっと驚かされるのは確実。

<放送内容>
恋人・百合子との結婚を控えるフリーランスの記者・耶雲恭介は、天才カメラマンとされる木原坂雄大が起こしてきたと疑われる連続殺人事件について書くことを週刊誌の編集者、小林に頼んで承諾を得る。雄大は女性に火を付け、彼女たちが焼死する様子を撮影していると疑われていたが、犠牲者たちには必ず愛する人がいた。雄大自身から密着取材する許可を得た恭介だが、雄大は百合子に目を付け、自分の作品のモデルにしようとし……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.01

2019年 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年も当ブログよろしくお願いします。

元旦早々にトレブル発生です。
年賀状をローソンに出しに行ったついでに、パンと牛乳を買っていつものようにiDで支払おうとしたところ、エラーになりました。昨年導入してから初めてです。仕方がないのでSuicaカードで支払いました。

自宅に戻ってアプリ「dカード」を確認したところ、何故か初期設定が外れていたので再設定をしました。成功しましたが、dカードの券面とアプリ画面のiD会員番号が違っています。

原因を確かめるべくドコモに電話しました。システム側からは問題ないようなので、別の店でiD支払してエラーになるか確認して欲しいとのことです。もしもエラーだとケータイ本体の不具合かもしれないとのことで、その場合はドコモショップに行くようにと回答されました。なお、iD会員番号が違っているのは仕様とのことでした。

以下、年末の雑感です。

【おせち料理は大晦日に自作した】
今年からおせち料理は購入することを止めました。昨年ABCクッキング教室でおせち料理の回で、簡単で美味しいものが作れることを学びました。そうなると毎年2、3万円も出して購入するのがバカらしくなりました。

大晦日の朝8時から夕方まで次の料理を作りました。
①筑前煮
②黒豆
③雑煮
④栗きんとん

とりあえず、4品あればおせち料理の格好になるでしょう。①②③はホットクックで、④は鍋です。

伊達巻も簡単なので作りたかったのですが、ミキサーを持っていないので断念しました。スーパーで買おうかと思いましたが、1000円以上もするので見送りました。自分で作れば原価100円くらいでしょう。

ホットクックで作るので時間がかからず簡単なのですが、③は昨年のレシピを参考に作っていたのですが、めんつゆを入れようとしたところカビが生えていていることが分かり、新たに買い物しました。醤油と同じ保管をしていたのですが、開封後は冷蔵しなければならないことにその時気づきました。また、②と④の途中で必要な砂糖が足りなくなったので再び買い物に行ったりして、無駄な時間がかかりました。

次の気付きがありました。
①は、たけのこの水煮とこんにゃくは残したくないので袋から出して全て使ったところ、必要の量を倍になってしまい、出来上がりが薄味になってしまいました。そのため、しょうゆ大さじ3に大さじ1追加して再加熱したところ味がしっかりしました。

②は、メニューを見て2日かかることがわかりました。事前に一晩つけて、加熱後一昼夜おいて味を含ませる必要があるのですが、1日で終わらせました。結構柔らかくて美味しかったです。黒豆は280gのところ、購入したものが400gあったのでそのまま使いました。一晩つけるところ、8時から7時間後の15時から加熱(3時間)させました。案の定、出来上がりが甘くありません。そこで砂糖50g追加して再加熱させて甘くしました。

④安納芋で試しました。手作りきんとんの色付けに「くちなしの実」が必要です。初めての購入だったのでスーパーで見つけるのに時間がかかりました。ハウス食品のティーパックタイプはティーパック1袋がくちなしの実1個分に相当するそうです。ありがたいことに栗きんとんの作り方が書かれていました。

[材料(4人分)]
さつまいも:800g
くちなしの実ティーパックタイプ:2袋
栗の甘露煮:1びん(300g入り)
水:200〜400    ml
砂糖:100g
みりん:大さじ4
塩:少々

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[作り方]
(1)さつまいもとかぶるくらいの水、くちなしの実を火にかけて、(2)柔らかくなったらゆで汁とくちなしの実を捨て、裏ごしする。(3)栗のシロップと水、砂糖、みりん、塩を加えて弱火で練り上げ、栗の甘露煮を加えて冷ます。※裏ごしは面倒だったのでヘラで潰しただけです。

【第69回(2018年)紅白歌合戦に感動した】
紅白はほとんど観ないのですが、息子が音楽に熱中しているので付き合いました。

何と言っても今年の一押し米津玄師が初登場です。2018年に日本で一番売れた「Lemon」を熱唱してくれたところからテンションが高くなっていました。

ユーミンがNHKホールとは別のセットで「ひこうき雲」を歌ったときに、どこからの中継と気をもんだところ、「やさしさに包まれたなら」のイントロが流れる中でユーミンがNHKホールにサプライズの登場しました。もう涙でした。

さらに、大トリで結成40周年のサザンオールスターズが「希望の轍」から「勝手にシンドバッド」で盛り上げてくれました。「勝手にシンドバッド」が始まってユーミンが桑田佳祐のほっぺにチューする場面は、本当に良いものが見れたと感じました。

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