映画『ORIGIN オリジン』(お薦め度★)
無残です。
脚本、演出、キャスティングが駄目という三重苦の作品でした。
死期が近い恋人を助けるために遺伝子操作というパンドラの箱を開けてしまう医療ミステリーですが、全くリアリティの無い物語です。結末は悪い冗談としか思えません。
掘り出し物が多いWOWOWとしては、珍しくガラクタでした。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Bieffekterna
制作年:2016
制作国:スウェーデン
内容時間(字幕版):93分<スタッフ>
監督・製作・脚本:アンドレアス=クリメント、アンドレ=ヘデトフト
撮影:ニルス=クローネ
音楽:S=ピース=ニスタデス<キャスト>
ジュリア:エメリア=ハンソン
エリック:リカルド=ビョルク
教授:ラファエル=ペッタソン
レベッカ:サンドラ=レッドラフ<イントロダクション>
細胞の老化を遅くする薬の研究を行なっていたヒロインが、末期がんの恋人を助けたい一心で臨床試験前の新薬を投与するが……。スウェーデン製作のメディカルスリラー。医学や生物学の分野でホットな研究テーマになっている老化の抑制を題材に、治験前の新薬が引き起こす悲劇を描いたメディカルスリラー。恋人が末期がんで助かる見込みがないと知った理学部生のヒロインが、安全性の確かめられていない新薬を彼に投与してしまう。結果、恋人の青年はがんが消えただけでなく、人体の潜在能力を解放させたような常人以上の能力に目覚めるのだが……。精神的に暴走していく青年、薬の成果をめぐる研究仲間や担当教授との争いなど、事態が制御不能に陥っていくさまが切ない。
<放送内容>
理学部の大学生ジュリアは、親友レベッカらとともに細胞の老化を抑制する研究を行なっていた。そんなある日、彼女の恋人エリックが、すでに手の施しようがない末期がんであることが分る。彼を失うことに耐えられないジュリアは、エリックを助けたい一心から、まだ動物実験すらろくに進んでいない新薬を彼に投与してしまう。薬は劇的な効果を見せ、エリックはがんから回復したばかりか、超人的な能力に目覚めるのだが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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