映画『今夜、ロマンス劇場で』(お薦め度★★★)
ノスタルジー溢れる昭和な鉄板ロマンチックファンタジーです。
1960年という時代設定は悪くありませんが、主役のキャラクター設定が安直です。今やAI、ロボット、アンドロイドと何でもありなのに、アイデアが単純過ぎます。往年の名画のオマージュを狙ったのは理解できるものの、それにより平板な展開にならざるを得ませんでした。
そこを何とかカバーしたのが主演・綾瀬はるかのファッションでした。昭和の大女優が着たであろうクラシカルな25着を見事に着こなしました。当時の銀幕スターに負けず劣らずです。さすが現代の大人気女優の貫禄でしょう。
物語としてはある程度その先が読めてしまうため感動は弱いものの、ラストはまずまずの着地になっています。
ところで、これほど昭和な作品なのに配給が東宝や松竹では無く、ワーナー・ブラザース映画というのは少し気になりました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:109分<スタッフ>
監督:武内英樹
脚本:宇山佳佑
撮影:山本英夫
音楽:住友紀人<キャスト>
美雪:綾瀬はるか
牧野健司:坂口健太郎
成瀬塔子:本田翼
俊藤龍之介:北村一輝
山中伸太郎:中尾明慶
吉川天音:石橋杏奈
本多正:柄本明
病室の老人:加藤剛<イントロダクション>
古いモノクロ映画の中から現実世界に抜け出して来たヒロインと、映画監督志望の青年との切ない恋を、綾瀬はるかと坂口健太郎の共演で綴ったロマンティックファンタジー。「海街diary」「本能寺ホテル」などの人気女優・綾瀬が、モノクロ映画の中から現実世界に飛び出して来た勝ち気なお姫様役を演じるノスタルジックなラブファンタジー。「君と100回目の恋」などの坂口が相手役の青年を演じる。色のない世界からやって来たヒロインが色彩にあふれた現実世界に驚く様子、そして青年と惹かれ合いながらも、ある理由でそれが許されない切なさが描かれていく。共演に本田翼、北村一輝、そして本作が遺作となったベテラン加藤剛など。監督は「テルマエ・ロマエ」の武内英樹。
<放送内容>
撮影所で働きながら監督になる日を夢見る青年・健司。そんな彼は、なじみの映画館“ロマンス劇場”の映写室に眠っていた古いモノクロ映画のお姫様・美雪に心を奪われていた。だが、ある日館主がそのフィルムに買い手が付いたと告げる。落胆する健司が最後にもう一度と上映を始めた矢先、なんと映画の中から美雪が飛び出してきた。劇中と同じモノクロの彼女に驚きながらも、成り行き上健司は彼女と奇妙な同居生活を送ることに……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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