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2019.01.11

映画『ヒドゥン・チャイルド 埋もれた真実』(お薦め度★★★★)

よく出来た脚本です。
主人公の娘が母親の過去を調べることがトリガーとなって、殺人事件が連続して起こっていく謎にドンドン引き込まれてしまいます。第二次世界大戦によって生じた不条理と、その真相を知る関係者が減っていく現実が何とももどかしく、全編を通じて深くて重い息苦しさと物悲しさを感じさせるミステリーです。

スウェーデン人が主人公の作品は初めてだと思います。警察官の夫が簡単に育休を取ったり直ぐに職場に復帰したりと働き方に関して先進的です。さらに、主人公が乳飲み子を抱えながら事件を追う姿が、当たり前のように映し出されていて、社会保障が充実した北欧の国だということを実感できました。

改めて欧州映画にはまだまだ眠っている秀作があるのだと思います。WOWOWには引き続き頑張って掘り起こして欲しいです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Tyskungen
制作年:2013
制作国:スウェーデン・ドイツ
内容時間:106分

<スタッフ>
監督:ペール=ハネフィヨルド
脚本:マリア=カールソン
撮影:マレク=ヴィーセル
音楽:アンダース=ニスカほか

<キャスト>
エリカ:クラウディア=ガリ
エリカの夫パトリック:リチャード=ウルフセーテル
過去のアクセル:エドヴィン=エンドル
現在のフランス:ペル=ミルバーリ
現在のブリッタ:インガ=ランドグレー

<イントロダクション>
“スウェーデンのアガサ・クリスティ”と呼ばれる人気女性作家C・レックバリの小説を映画化。女性作家エリカは事故死した母親の意外な過去に驚くとともに、自身も危機へ。

邦訳もされたレックバリの小説「踊る骸 エリカ&パトリック事件簿」が原作。女性作家エリカは、交通事故死した母親が隠していた、エリカの兄に当たる男性の訪問を突然受けるが、男性は直後何者かに殺され、しかも母親の旧友たちまで次々と殺されていく。その背景には第2次世界大戦中、ナチスドイツに対してレジスタンスとなった当時の若者たちがいて……。ヒット小説を原作にしただけにストーリーの面白さは一級で、日本では無名のキャスト・スタッフ全員が優れた仕事をした秀作だ。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
スウェーデン。作家エリカは娘マヤを出産するが、彼女の両親は病院からの帰宅途中、交通事故で命を落とす。しばらくしてエリカは刑事である夫パトリックやマヤとともに、両親の家に引っ越すが、そこで突然、エリカの母親が生んだエリカの兄に当たるという老男性ヨーランの訪問を受ける。驚きの余り面会を拒んだエリカだが、直後、ヨーランは何者かに殺されてしまう。エリカは真相を確かめようと母親の旧友たちと会い始めるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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