映画『レギオン』(お薦め度★★★★)
スコット=スチュワート監督と主演ポール=ベタニーのコンビによる『プリースト』の前作です。
『ターミネーター』第1作のラストをモチーフにした舞台設定です。砂漠の中のドライブインで、主人公の大天使ミカエルとそこに居合わせた8人が、人類の存亡をかけて天使軍団(レギオン)と戦います。
レギオンに対して主人公たちは圧倒的に不利で、不条理な犠牲を強いられます。悲劇というよりも出会い頭の事故のように容赦なく振り切った展開には爽快感すら感じられました。
ホラー・アクションに関してスコット=スチュワート監督は非凡だと思います。
それにしてもこれだけ面白い作品がアメリカ映画であっても知られていないのは勿体無いですね。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Legion
制作年:2010
制作国:アメリカ
内容時間:101分<スタッフ>
監督:スコット=スチュワート
製作:デヴィッド=ランカスター
製作:ミシェル=リトヴァク
脚本:スコット=スチュワート、ピーター=シンク
撮影:ジョン=リンドレー
音楽:ジョン=フリッツェル<キャスト>
ミカエル:ポール=ベタニー
ジープ=ハンソン:ルーカス=ブラック
カイル=ウィリアムズ:タイリース=ギブソン
チャーリー:エイドリアンヌ=パリッキ
パーシー=ウォーカー:チャールズ=S=ダットン<イントロダクション>
堕落した人類を見限って絶滅させるべく神が遣わした天使軍団と、唯一神の命に背いて人類の味方となった、大天使ミカエルが壮絶な闘いを繰り広げる、異色のB級アクション。人類の存亡を懸けた、天使軍団“レギオン”と大天使ミカエルとの壮絶な闘いが幕を開ける……といえば壮大なようだが、大胆不敵すぎるストーリー設定は“おいおい”と突っ込みたくなるポイントが満載。むしろ、天使の名を借りたB級ゾンビ映画のバリエーションといったほうが話は早く、着想のユニークさを楽しみたい、カルトなムードの痛快ホラー・アクションに仕上がった。主演は「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のP・ベタニー。
<放送内容>
モハベ砂漠の真ん中に立つ寂れたダイナーで、ひとりの老婆が突如凶暴化して人々に襲いかかり、すっかり店内はパニック状態に。とそこへ大天使ミカエルと名乗る男が大量の武器を抱えて登場。実はなんと、堕落した人類を見限った神が天使軍団“レギオン”を遣わして人類を絶滅させようとしているが、自分は人類の味方として彼らと闘うつもりだと、男は切迫した事情を説明する。かくして人類存亡を懸けた壮絶な闘いがいま始まる…!<鑑賞チャネル>
WOWOW
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