映画『ミスティック・フェイス』(お薦め度★★★)
可もなく不可もない作品です。
初めて鑑賞するロシアン・ダークファンタジーは内容がプアでした。ダークサイドの設定に関して練られておらず、期待する物語ではありませんでした。どちらかと言えば真面目な悪ふざけといったトーンです。
ただし、脚本の割にキャスティングが優れていました。ロシア美人の女優が2名が登場します。日本人好みのキレイな方々で、ダークファンタジーに相応しい華やかさがありました。映画はこうでなくちゃ。先日観たロシア映画『パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け』での女優陣にがっかりさせられているので、本作は気合が入りました(笑)。
欧州映画や米国映画と違って、スタイリッシュでありながらどことなくあか抜けない雰囲気は、それなりに楽しめます。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Zatmenie( 太陽・月の食)
制作年:2016
制作国:ロシア
内容時間:82分<スタッフ>
監督:アルティム=アクセネンコ
製作:エフゲニー=メレンテフ、ヴィクトル=デニシュク
脚本:オレグ=シロートキン
撮影:ヴィチェスラフ=リスネフスキー
音楽:トーマス=ニューマン<キャスト>
アレックス:アレクサンドル=ペトロフ
ターニャ:ダイアナ=ポツハースカヤ
クリスティーナ:エカテリーナ=カバク
グリゴリエフ:セルゲイ=ブルノフ
ルスタム:セミョン=ロパーチン
シャーマン:キリル=コザコフ<イントロダクション>
邪悪な魔術師の罠により、愛する人々から引き離される孤独の呪いを掛けられてしまったヒロイン。ゆがめられた運命を正すことはできるのか? ロシア発ダークファンタジー。運命で結ばれた男女を引き裂くことで闇の力を増し、やがて全能の力を得ようとする邪悪な魔術師に呪いを掛けられたヒロイン。彼女を見る者は、彼女の姿がその人のもっとも恐れる姿になって見えてしまうのだ。彼女の“運命の相手”である青年は、なんとか呪いを打ち破ろうと奔走するが……。悪の魔術師とシャーマンの長年にわたる争いを背景に、過去と現在の2つの時代で、同じ呪いに掛けられた2組の運命の恋人たちのたどる姿が並行して描かれるという凝ったストーリーテリングが見どころだ。
<放送内容>
TVの人気番組「超能力バトル」のスタッフとして働くアレックスは、交通事故から自分を救ってくれた女性ターニャを番組の観覧に招待した。だが本番直前、出演者のひとりと連絡が付かず、やむなくアレックスが異能力者役を演じることに。事前に仕込んだ情報で観客の秘密を次々当てるアレックスは、流れで観覧席のターニャを呪われた女性だと言ってしまう。だが、それこそは邪悪な魔術師が彼女に呪いを掛けるべく仕組んだ罠だった。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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