映画『クロノス・コントロール』(お薦め度★)
どうにもならないレベルの作品です。
監督が脚本も担当していて共同製作もしているとなると、監督の暴走が止まらない最悪のパターンでした。
人工知能の暴走を扱っていますが、陳腐な物語です。よくもまあこんなにお粗末な脚本で映画化したものです。ラストには唖然とさせられました。
キャスティングもがっかりです。登場するカップルは、魅力がありません。特にヒロインとなる彼女は『ハンガー・ゲーム』のコスチュームで登場しますが、器量は十人並みで演技力もありません。コスチューム自体何の意味もありませんでした。
お金はかけているのに、VFX含め見どころが皆無という散々な作品です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Singularity
制作年:2017
制作国:アメリカ・スイス
内容時間:93分<スタッフ>
監督・脚本:ロバート=クーバ
製作:セバスチャン=セペダ、ロバート=クーバ
撮影:ジェシー=ブラント、セバスチャン=セペダ
音楽:トビアス=エンハス、スコット=カークランド<キャスト>
アンドリュー=デイヴィス:ユリアン=シャフナー
エライアス=ドーン:ジョン=キューザック
ダミエン=ウォルシュ:カーメン=アルジェンツィアノ
カリア:ジャニーヌ=ヴァカー
ヴェロニカ=デイヴィス:アイリーン=グラッバ<イントロダクション>
すべての戦争を撲滅するためのシステム“クロノス”。だが、その目的は戦争の根源である人類を排除するためのものだった。J・キューザックが悪役を演じたSFアクション。人工知能(AI)が人間の知能を上回るという技術的特異点=シンギュラリティーを題材にしたSFアクション。「ドラゴン・ブレイド」「セル」などの個性派俳優J・キューザックが、自らの意識をコンピューターに移して人類の敵となった男をエキセントリックに演じる。終末後の世界を描くSFジャンル“ポストアポカリプス”に属する作品で、人類が安全に暮らせる伝説の地を探す主人公たちの旅が描かれる。文明が崩壊し、ジャングル化しつつある未来世界や、クロノスが操るロボット兵器などのビジュアルも見ものだ。
<放送内容>
巨大ロボット開発企業を率いるエライアスは、すべての戦争を撲滅するシステム“クロノス”を発表する。だがそれは、人類を地球の害として排除する超AIだった。97年後。コンピューターに意識を移し、クロノスと一体化したエライアスは、残りわずかな人類の完全排除を進めていた。一方、クロノスが操るロボット兵器から逃げる中で出会ったアンドリューとカリアは、どこかにあるという人類の楽園“オーロラ”を探していたが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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