映画『犬ヶ島<吹替え版>』(お薦め度★★)
期待するほどの面白さはありません。
ストップモーションアニメの演出も、妙にリアルだったり、そうでなかったりとブラックで気味の悪さがあります。
犬のキャラクターデザインは問題ないものの、日本人のキャラクターデザインがイマイチです。昔からありがちなアメリカ人から見た日本人のようで最後まで馴染めませんでした。
物語としては、どう考えても戦争になる展開が奇妙な結末を迎えます。第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)受賞とありますが、大したものではありません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Isle of Dogs
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:102分<受賞歴>
第68回(2018)ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)<スタッフ>
監督・脚本:ウェス=アンダーソン
アニメーション監督:マーク=ウェアリング
製作:ウェス=アンダーソン、スコット=ルーディン、スティーヴン=レイルズほか
原案:ウェス=アンダーソン、ジェイソン=シュワルツマン、野村訓市ほか
撮影:トリスタン=オリヴァー
音楽:アレクサンドル=デスプラ<キャスト>
レックス:川島得愛
筆頭執刀医:渡辺謙
ナツメグ:遠藤綾
ボス:石住昭彦
チーフ:楠大典
スポッツ:森川智之
デューク:横島亘
科学者助手ヨーコ・オノ:石塚理恵
小林アタリ:野田哲平<イントロダクション>
「グランド・ブダペスト・ホテル」の鬼才W・アンダーソン監督が日本を舞台にした、話題のストップモーションアニメ。第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)受賞。アンダーソン監督にとっては「ファンタスティック Mr.FOX」に続く、ストップモーションアニメ第2弾。「ファンタスティック~」はキツネが主人公だったが、本作の物語の中心を担うのは犬たち。薄汚れていてもキュートだが、会話など人間くささがたっぷりで、彼らが犬だけの島“犬ヶ島”に追いやられた悲しい境遇もあり、大いに共感を誘う存在として描かれる。そんな犬たちが、閉鎖的社会である日本(リアルな設定だ)に挑戦する姿には思わず拍手喝采。原語版で声の出演を務めた、渡辺謙ら豪華顔触れも要注目。
<放送内容>
近未来の日本。メガ崎市ではドッグ病が蔓延し、人間への感染が恐れられ、ありとあらゆる犬がごみ島である“犬ヶ島”に追放されてしまう。その数カ月後、“犬ヶ島”に小型飛行機が着陸するが、乗っていた12歳の少年アタリは犬5匹のグループ、レックスらと出会う。アタリは市長の養子だが、愛犬スポッツを捜そうと島にやって来た。アタリはスポッツとの再会に成功するが、市長はアタリが犬たちに誘拐されたと嘘の発表をして……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
| 固定リンク
コメント