映画『ディール・ブレイク』(お薦め度★★★★)
本格的なクライムサスペンス映画です。
邦題は「取り引き」の意味です。
邦題は「取り引き」の意味です。
絶えず緊張感のある凛とした映像と、ハードなバイオレンスシーンに度肝を抜かれます。身を守るためなら容赦ない報復をする悪党どもの卑劣さに目を背けたくなりました。それほどリアリティのある作品です。
アイスランド人の仲間同士の結束の強さは、日本人の義理・人情の繋がりと共通するところがあります。邦画で設定を変えずにリメイクしても十分に通用する内容です。
アイスランド映画は、映画『静寂の森の凍えた姉妹』に続いて2作目ですが、本作でもクオリティの高さを感じました。ただし、これほどの秀作でも日本では劇場公開されていません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Brave Men's Blood
制作年:2014
制作国:アイスランド
内容時間:97分<スタッフ>
監督・製作:オーラフ=デ=フルール
脚本:オーラフ=デ=フルール、フランフネル=ステファンソン
撮影:グンナー=ヘイダルほか
音楽:クリスチャン=ストゥルラ=ビャルナソン<キャスト>
ハンネス:ダリ=インゴルフソン
アンドレア:オーグスタ=エヴァ=アーレンドスドーティル
グンナー:イングヴァール=E=シーグルソン
マルゲール:シグルヅル=シグルヨンソン
セルゲイ:ズラッコ=クリキク<イントロダクション>
警察の内務調査室に配属された男性刑事は、善悪の境界線が曖昧な悪徳刑事たちと戦う事態に……。本国のアイスランドで大ヒットを記録した、本格派のハード犯罪サスペンス。
北欧産のサスペンス小説・映画・ドラマは世界的に好評を博しているが、本作もそんな北欧のアイスランドで作られ、同国で大ヒットするとともに、アイスランドのアカデミー賞とされるエダ賞で作品賞など4部門にノミネートされた本格編。伝説的警察官を父親に持つ主人公が警察の内務調査室で働くことになるが、父親の友人である悪徳刑事を追ううち、善悪の境界線が曖昧な世界で苦悩して……。主演のD・インゴルフソンは米国TV界で「クリミナル・マインド FBI行動分析課」などのヒットドラマに多数ゲスト出演。<放送内容>
伝説的な名警察官を父親に持ち、アイスランド警察で特殊部隊“武装警察”に志願した男性刑事ハンネスだが、テスト代わりの訓練で悪い結果を残し、内務調査室に配属される。麻薬ディーラーのグンナーは商売敵であるセルゲイの家に乗り込む事件を起こすが、グンナーはハンネスに警察の麻薬課のトップであるマルゲールがかつて自分と結託し、今はセルゲイとつながっていると密告を受ける。ハンネスはマルゲールの身辺を調べるが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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