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2019.03.24

映画『レイチェル』(お薦め度★★★)

格調高い文芸作品とばかり思っていたら、同時に秀でたサスペンスでした。
このような文芸サスペンスはあまり観たことがありません。
 
ヒロインのレイチェルはミステリアスでした。というか謎だらけでした。これだけ謎が多いと消化不良になるはずなのに、後味は悪くありません。ヒロインを演じたレイチェル=ワイズの気品がそうさせるのでしょうか。
 
ところで、レイチェル=ワイズですが、あまり馴染みがありません。これまで観たのは映画『ラブリーボーン』のみでした。美人女優と形容するほどではありませんが、存在感があります。ちなみに夫は「007」シリーズで超人気のダニエル=クレイグだそうです。知りませんでした。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:My Cousin Rachel
制作年:2017
制作国:アメリカ・イギリス
内容時間:107分
 
<スタッフ>
監督・脚本:ロジャー=ミッシェル
製作:ケヴィン=ローダー
撮影:マイク=エリー
音楽:ラエル=ジョーンズ
 
<キャスト>
レイチェル:レイチェル=ワイズ
フィリップ:サム=クラフリン
ニック=ケンダル:イアン=グレン
ルイーズ=ケンダル:ホリデイ=グレインジャー
ジョシュア:アンドリュー=ノット
 
<イントロダクション>
父親代わりのいとこを失った青年は、いとこの妻だった年上の女性レイチェルに魅了されていくが、実は彼女は悪女なのか……。人気女優R・ワイズが主演した文芸サスペンス。
アルフレッド・ヒッチコック監督の「レベッカ」「鳥(1963)」の原作者として有名なD・デュ・モーリアの小説を、1952年にオリヴィア・デ・ハヴィランドが主演した「謎の佳人レイチェル」以来、久しぶりに再映画化。「ナイロビの蜂」で第78回アカデミー賞の助演女優賞に輝き、私生活では男優ダニエル・クレイグの妻である人気女優ワイズが、年下の青年を翻弄するミステリアスなヒロイン役を好演。青年役は英国男子のイケメン、S・クラフリン。監督・脚本は「ノッティングヒルの恋人」のR・ミッシェル。
 
<放送内容>
英国のコーンウォール。青年フィリップは幼いころに両親を失い、いとこのアンブローズを父親代わりに育った。アンブローズは療養でフィレンツェに向かうが、そこで出会った夫を亡くした女性であるいとこ、レイチェルと結婚。だが“彼女は危険”という手紙をフィリップに残して急死する。そんなフィリップのもとにレイチェルが訪ねてくるが、彼は美しい彼女に魅了され、アンブローズが自分に残した遺産を彼女に譲ろうかと考え……。
 
<鑑賞チャネル>
WOWOW

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