映画『ブリグズビー・ベア』(お薦め度★★★★)
あたたかい感動に包まれました。
浦島太郎状態の主人公が、生みの親との関係性に苦悩しながらも、映画制作で前向きに生きようとする物語に心が揺さぶられました。
しかも、偽りの育ての親に対しても、許そうとするやさしさに人としての大切さを教わります。
マーク=ハミルが偽りの育ての親で出演しており、「スター・ウォーズ」シリーズをオマージュしているところが心憎いです。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Brigsby Bear
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:98分<スタッフ>
監督:デイヴ=マッカリー
製作:フィル=ロード、クリストファー=ミラー、アンディ=サムバーグほか
原案:カイル=ムーニー
脚本:カイル=ムーニー、ケヴィン=コステロ
撮影:クリスチャン=スプレンガー
音楽:デヴィッド=ウィンゴ<キャスト>
ジェームス:カイル=ムーニー
エミリー:クレア=デインズ
テッドほか:マーク=ハミル
ヴォーゲル:グレッグ=キニア
エリック:アンディ=サムバーグ
エイプリル:ジェーン=アダムス
スペンサー:ジョージ=レンデボーグ=ジュニア<イントロダクション>
青春映画の秀作。大人になるまで誘拐犯夫婦に監禁されて育った、無垢な青年ジェームス。彼は長年見続けたお気に入りTV番組「ブリグズビー・ベア」を自分で作ろうとする。本当の両親ではなく、自分を誘拐・監禁した、いわば犯罪者である夫婦に育てられたという、本当は不幸かもしれない主人公の物語ながら、そんな状況下だからこそ極めてイノセントな存在になった主人公の運命から目が離せなくなる、空前絶後の青春ドラマである。そんな主人公像にまったく響かないという観客まで強く抱きしめるかのような、愚直なまでの寛容さ。新鋭D・マッカリー監督は全米で人気のバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」出身で、コミカルな空気を醸しつつも、誰よりも強く主人公を愛してみせた。
<放送内容>
25歳のジェームスはテッドとエイプリルという夫妻のもと、TV番組「ブリグズビー・ベア」を見ながら育ったが、実はテッドたちはジェームスを、彼が子どもだったころに誘拐し、以来ずっと自分たちの子どもとして育ててきた。ついに警察に見つかり、ジェームスは本来の家族と暮らすようになるが、自分が愛してやまない「ブリグズビー・ベア」を新たにできた友人スペンサーらと自分たちで作るようになり、全米の注目を浴びて……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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