目が回る「めまい」におそわれた
急に暖かくなったためか、木曜日の朝から花粉症の初期症状のような倦怠感で体調不良になりました。それでも出勤してお昼を食べて様子をみたのですが、悪寒が酷く13時半になって午後半休を申請して早退しました。
帰宅して15時半に布団に入って昼寝をして17時半にトイレに行こうとしたところ、天井がぐるぐるとして酷く目が回っています。フラフラしながらトイレに行って再び布団に入るものの目を開けるとグルグルします。
遊園地のコーヒーカップを思いっきり回した後のグルグル感と同じです。過去に高熱を出して、クラクラすることや立ちくらみのような極めて短時間での経験はあるものの、これほど数秒間も目が回るのは初めてです。
夕食には起きだして食事をしました。大分めまいが弱まったので、翌日には何とかなるかと思いすぐに寝ました。
翌朝目が覚めると昨日ほどではないものの、目が回っています。これでは金曜日も出社は無理と判断して、休むことをメールして、ネットで病院探しをしました。
「小脳や脳幹部の血管障害の可能性」との記述もあるので、当初は脳神経外科を受診しようかと思ったのですが、めまいの症状のみでしかも収まってきているので、歩いて数分で行ける耳鼻咽喉科にしました。
症状を伝えたところ、医師からはすぐに「良性発作性頭位めまい症※」との診断をしてくれました。三半規管とつながっている前庭の中の耳石(じせき)が脱落し、半規管内へ迷入することで異常なリンパ液の流れが生じてしまいめまい症状が出現するとのことです。
眼振検査(眼球の動きを調べる検査)を行いました。水中眼鏡のゴーグルような測定器で目を覆い、医師の指示通り視線を上下左右に向けます。正面から左を向いたときに目が回りました。どうも左側のようです。
数日続くかもしれないが自然に治るとのことです。半規管から耳石を排出させるための首の運動や上半身の体操が書かれたプリントをいただきました。
自動車運転も特に支障がないようで安心しました。金曜日は運転を控え、土曜日の朝起きてめまいが再発するか確認したところ症状がみられません。そこで、十分に注意して運転しました。
季節の変わり目で寒暖差が激しいと自律神経が乱れて身体にストレスがかかったのかもしれないそうで、ともかく規則正しい生活を心掛けるようにと医師からアドバイスをもらいました。大事にならずホッとしています。
※詳しく記述されている社会福祉法人 恩賜財団 済生会のホームページを参照ください。
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