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2019.05.07

映画『舞妓はレディ』(お薦め度★★★)

ミュージカルだったのですね。
しかも和製「マイ・フェア・レディ」とのことです。本家オードリー=ヘップバーンのオリジナルは観ていないので比較できないませんが、京都の花街を舞台にしたミュージカルは斬新です。

現在も活躍している上白石萌音を抜擢するとは周防正行監督は観る目がありますね。それに応えるべく豪華キャストの中で当時16歳で見事に主役を演じています。鹿児島弁と津軽弁から京言葉への矯正をこなした才能は天晴です。しかも可愛らしく踊りも見事でした。

踊りの師匠を演じた中村久美が印象に残りました。主人公に対して優しい登場人物ばかりの中で、舞妓への厳しさをしっかりと指導する人物として適役でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2014
制作国:日本
内容時間:136分

<スタッフ>
監督・脚本:周防正行
撮影:寺田緑郎
音楽:周防義和

<キャスト>
西郷春子:上白石萌音
京野法嗣:長谷川博己
小島千春:富司純子
百春:田畑智子
里春:草刈民代
豆春:渡辺えり
富さん:竹中直人

<イントロダクション>
京都の花街を舞台に、ひとりの少女がさまざまな修行を経て一人前の舞妓へと成長する姿を、周防正行監督がミュージカル仕立てで軽妙に綴った和製「マイ・フェア・レディ」。

近年は重厚な作品が続いた周防監督が、久しぶりに初期の作風に立ち返って娯楽本位の映画作りに専念。おなじみの名作「マイ・フェア・レディ」を下敷きに、京都のお茶屋世界に飛び込んだ少女が、さまざまな厳しい修行を経て一人前の立派な舞妓へと成長していくさまを、歌あり踊りありのミュージカル仕立てで軽妙洒脱に活写。ヒロインに抜擢された注目の新星・上白石萌音が初々しい好演を披露するほか、長谷川博己、富司純子、草刈民代らが豪華多彩に競演。誰もが観て楽しめる痛快エンターテインメントに仕上がった。

<放送内容>
京都の花街にある老舗のお茶屋に、ある日、舞妓志願の少女・春子がやって来る。舞妓不足に悩んでいた店としては、悪くない話ではあったものの、春子のしゃべりを聞いて、あのきつい言葉のなまりでは舞妓なんてとうていムリと、女将の千春は彼女を追い返そうとする。しかし、その場に偶然居合わせた言語学者の京野が、自分がなまりを矯正して彼女を立派な舞妓に仕立ててみせると宣言。かくして春子の厳しい舞妓修行の日々が始まる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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