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2019.05.18

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(お薦め度★★)

タイトルのユニークさからすると全く期待外れです。面白くありません。
実在なのか創作なのかわかりませんが、どちらにしてもリアリティというか意味のある夫婦が描かれていません。

本作のようなこれだけコミュニケーションが取れない夫婦は夫婦である意味が無いでしょう。一方がかなり嫌がっているのに、それを無視して毎日繰り返す意味がわかりません。

後輩夫婦の離婚や実父の急病などエピソードを重ねて来ますが、“死んだふり”とは関係ない話で本作の意図が不明です。しかも、伏線を回収しないのはいただけません。

唯一の救いは、榮倉奈々が良い演技をして頑張っていたことです。ただし、脚本が悪いので変な人物像ではありました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:116分

<スタッフ>
監督:李闘士男
脚本:坪田文
撮影:松本ヨシユキ、島秀樹
音楽:安達練

<キャスト>
加賀美ちえ:榮倉奈々
加賀美じゅん:安田顕
佐野壮馬:大谷亮平
佐野由美子:野々すみ花
蒲原:浅野和之
横山:品川徹
進一:螢雪次朗

<イントロダクション>
榮倉奈々と安田顕がダブル主演を務めたハートウオーミングコメディ。家で“死んだふり”をする年下の妻に翻弄される、そんな夫の困惑を優しい視点から描き上げた。

2010年にYahoo!知恵袋に投稿され、翌年にコミックエッセイ化された原作を、「神様はバリにいる」の李闘士男監督が映画化。榮倉が演じるちえの“死んだふり”は、Tシャツが血まみれになったり、ワニに頭を食われたりと15種類。その風変わりな姿が、榮倉の屈託のなさでかわいく見えるのがユニーク。近年、多数の作品で存在感を発揮している安田が、そんな妻に戸惑いながらも優しく見つめる夫役を抑えた演技で快演。ちえが劇中でつぶやく“月が綺麗ですね”というせりふが、その意味も含めて実に効いている。

<放送内容>
サラリーマンのじゅんが職場から帰宅すると、妻のちえがTシャツを血まみれにして倒れていた。慌てて彼女のそばに駆け寄るじゅんだったが、彼女は“死んだふり”をしていただけだった。さらに翌日からちえは手を変え品を変え、“死んだふり”を続けていくように。エスカレートしていくちえの姿に戸惑いを隠せないじゅんは、同僚の佐野に相談するが、そんな佐野はじゅんとちえを誘い、自分の妻の由美子を交えた食事会を開き……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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