映画『フライト』(お薦め度★★★★)
本作はフィクションにもかかわらず、実話に基づいた映画『ハドソン川の奇跡』(2016年制作)と瓜二つです。
本作は2012年制作なので、4年前の作品になります。通称“ハドソン川の奇跡”と呼ばれるUSエアウェイズ1549便不時着水事故は2009年なので、本作に影響しているものと思われます。
良く出来ています。フィクションとは思えないリアリティがあります。しかも、情けないほどの人間の弱さが描かれています。
ラストは見事で、泣かずにはおれない人間ドラマが待っていました。秀作です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Flight
制作年:2012
制作国:アメリカ
内容時間:139分<スタッフ>
監督:ロバート=ゼメキス
製作:ロバート=ゼメキス、ウォルター・F・パークス、ローリー=マクドナルドほか
脚本:ジョン=ゲイティンス
撮影:ドン=バージェス
音楽:アラン=シルヴェストリ<キャスト>
ウィップ=ウィトカー:デンゼル=ワシントン
ヒュー=ラング:ドン=チードル
ニコール=マッゲン:ケリー=ライリー
ハーリン=メイズ:ジョン=グッドマン
チャーリー=アンダーソン:ブルース=グリーンウッド
エレン=ブロック:メリッサ=レオ<イントロダクション>
急降下した旅客機を奇跡の操縦で緊急着陸させ、多くの乗客の命を救った機長。彼は英雄か、それとも……。人気男優D・ワシントンがアカデミー主演男優賞候補になった秀作。R・ゼメキス監督(「フォレスト・ガンプ/一期一会」)とワシントンという、アカデミー賞受賞経験のある2人が組み、最近は非実写作品ばかり手がけていた同監督にとって久々の実写作品になったことでも話題になった一本。序盤の見せ場となる航空機の着陸シーンは精密に作った飛行機のセットを使い、最新映像技術も駆使。圧倒的な見せ場となった。ワシントンは善か悪か分からない、一筋縄ではいかない機長役を巧みに演じ、特に目から発せられるオーラは迫力。「アルゴ」のJ・グッドマンも脇役ながらいい味を出す。
<放送内容>
航空会社で働くウィトカー機長はいつものように、フロリダ州オーランド発アトランタ行きの旅客機に乗り込む。本当はひどい睡眠不足だが、そんな状態でも彼の操縦テクニックは一流だ。しかし、飛行機が突然急降下を始め、機体は制御不能となる。ウィトカーは車輪を出し、燃料を捨て、機体を逆さまにする背面飛行を決行し、飛行機を胴体着陸させるのに成功。病院で目覚めたウィトカーは奇跡の着陸によって英雄とたたえられるが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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