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2019.06.01

映画『ルームロンダリング』(お薦め度★★)

微妙です。
脚本がよくありません。事故物件を帳消しにするルームロンダリングを扱っているので、社会派コメディかと期待するものの、ほとんど中身はありません。

そもそも八雲御子(池田エライザ)と雷土悟郎(オダギリジョー)の関係を説明しないで話を進めるのは、ずるいというかせこさを感じます。

映画版である本作のキャストを一部引き継いでテレビドラマ化(TBS、2018年11月放送、全4話)されたのものは、途中で観るのを止めていました。ドラマでの分かりにくくてユーモアの無さを映画でも同様に感じました。

ところで、主役をなぜ池田エライザにしたのでしょうか。彼女のキャラクターに合っていませんし、このネガティブで複雑な役をこなせるだけの演技力もありませんでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:109分

<スタッフ>
監督:片桐健滋
脚本:片桐健滋、梅本竜矢
撮影:江崎朋生
音楽:川嶋可能

<キャスト>
八雲御子:池田エライザ
春日公比古:渋川清彦
虹川亜樹人:伊藤健太郎
千夏本悠希:光宗薫
西前:田口トモロヲ
御子の母:つみきみほ
雷土悟郎:オダギリジョー

<イントロダクション>
池田エライザが、不思議な能力を持つ女性をキュートに演じた心温まるコメディ。訳あり不動産物件の履歴を隠す“ルームロンダリング”専門家のヒロインが幽霊たちと交流し?

“TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM2015”で、「嘘を愛する女」に次ぎ、準グランプリのFilmarks賞を受賞した企画を、本作が長編映画初監督となる片桐健滋が映画化。訳あり物件で暮らす、池田演じる御子が、渋川清彦が演じる自殺した青森出身のパンクロッカー公比古、光宗薫が演じる殺人事件の犠牲者のOL悠希ら、元住人の幽霊たちと交流する姿に笑いを誘われる。そんなコメディ味があるかと思えば、ある女性を殺した意外な犯人が判明する、急転直下な展開にも驚かされる。

<放送内容>
5歳で父と死別した翌年、母が失踪し、祖母に育てられた御子。18歳の時に祖母も亡くなり、天涯孤独となった彼女は、祖母の葬式に突然現われた母の弟・悟郎に引き取られることに。悟郎は御子に、死亡事故や事件の起こった“訳あり物件”を一度借りて、借り主への説明義務を帳消しにする“ルームロンダリング”の仕事をさせることに。だが彼女は行く先々で、各物件で亡くなった住人の幽霊たちと遭遇し、彼らと交流することになる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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