映画『娼年』(お薦め度★★)
ハードなセックス描写が売りです。
松坂桃李が売春夫として惜しげもなく濡れ場を演じていることだけしか価値がありません。
だいたい客である女性たちが、スタイル抜群の美人で全くリアリティがありませんし、演じる女優たちは無名です。そのためセックスシーンに興味がわきませんでした。まぁ、桜井ユキのヌードが拝めたのが良かったところでしょうか。
アダルトビデオが進化した時代に、あえて本作のようなぼかし加工が酷い官能映画を投じる意味があるとは思えません。
そもそも脚本が陳腐でした。ベタベタな設定にドン引きです。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:119分<スタッフ>
監督・脚本:三浦大輔
撮影:Jam Eh I
音楽:半野喜弘<キャスト>
森中領(リョウ):松坂桃李
御堂静香:真飛聖
咲良:冨手麻妙
平戸東(アズマ):猪塚健太
恵:桜井ユキ
田嶋進也(シンヤ):小柳友
泉川:西岡徳馬
老女性:江波杏子<イントロダクション>
人気男優の松坂桃李が主演し、石田衣良の小説を「愛の渦」の三浦大輔監督が映画化。松坂が演じる青年“売春夫”と客である女性たちとの交流を大胆に、エロティックに描写。2016年8月、三浦監督は松坂を主演に、石田が第126回直木賞で候補になった小説「娼年」を舞台化したが、本作はその映画化版。三浦監督自身が映画化もした「愛の渦」や、大根仁監督が三浦監督の舞台を映画化した「恋の渦」と同様、セックスを通じて浮かび上がる男女の内面を、あえて大胆不敵なエロティシズムを前面に押し出して描き、2018年の日本映画界で話題をさらった衝撃作。人気男優になった松坂があえてこのタイミングでこの企画に乗った野心は貴重だ。また名優・江波杏子の最後の出演映画となった。
<放送内容>
東京の有名大学に通う青年・領(リョウ)は、日常や女性関係に退屈気味。そんな彼がアルバイトをするバーに美しい女性、静香が来る。静香は領を、自分が経営する会員制ボーイズクラブで働かせることに。入店を決意した領は翌日から売春夫“リョウ”として仕事を始める。最初は戸惑ったが仕事をしていく中で彼は客である女性それぞれの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気付いていき、心惹かれ、やりがいを見いだしていく。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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