映画『クレイジー・リッチ!』(お薦め度★★★★)
ハリウッド映画で主要キャストが全員アジア系なのに、全米で大ヒットした作品ということで気になっていたのですが、WOWOWが早速放送してくれました。
既にハリウッドはアジアのマーケットを意識せざるおえないことが本作でわかります。アジアの中でも中国です。日本ではありません。
良く出来ています。
話は明解で、息子の彼女と息子の母親のいがみ合いです。古今東西における普遍的なテーマです。
息子は由緒正しい大富豪の跡取りという設定です。しかも御曹司なのに超良い奴という白馬の王子様なお人柄なので、胸キュンなラブコメとしても優れていました。
超リッチなセレブたちの世界を描いていながら、御曹司は子供の頃に祖母から餃子作りを手伝わされていたことや、彼女と母親とのバトルの場が雀荘で麻雀をしながらという大衆を充分に意識した内容で嫌味がありません。結局お金持ちもいろいろ大変なのだなぁと思わせるお気楽さがあります。
セレブをネガティブに捉えている俺ですが、違和感なく本作の世界に入ることが出来ました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Crazy Rich Asians
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:121分<スタッフ>
監督:ジョン=M=チュウ
製作:ニーナ=ジェイコブソン、ブラッド=シンプソン、ジョン=ペノッティ
脚本:ピーター=チアレッリ、アデル=リム
撮影:ヴァニャ=ツァーンユル
音楽:ブライアン=タイラー<キャスト>
レイチェル=チュウ:コンスタンス=ウー
ニック=ヤン:ヘンリー=ゴールディング
エレノア=ヤン:ミシェル=ヨー
ペク=リン:オークワフィナ
ワイ=ムン:ケン・チョン
アラミンタ=リー:ソノヤ=ミズノ<イントロダクション>
アジア系を主要キャストにした25年ぶりのハリウッドメジャーの作品ながら、全米No.1ヒットを記録した爆笑編。シンガポールでゴージャス過ぎる結婚式が開かれて……?ハリウッドの大手映画会社がアジア系俳優陣を主要キャストにした作品としては1993年の「ジョイ・ラック・クラブ」以来、25年ぶり。しかも全米No.1ヒットを記録した上、世界合計興行収入が2億3千万ドルを突破するという大反響を呼んだ話題作。「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」に影響を受けたムードもあるが、美しいシンガポールの地に住むウルトラリッチなセレブたちの意外性たっぷりなほどゴージャスな暮らしは見ているだけで楽しく、キャストのハイテンション演技も爆笑を誘う。
<放送内容>
中国系米国人レイチェルはニューヨーク大の教授だが、シンガポール出身の恋人ニックの親友の結婚式に出席するため、ニックとシンガポールへ。ニックはレイチェルが想像していた以上に裕福な家庭の出身だった。アジア屈指の大富豪一族、ヤン家の後継者である御曹司ニックと仲良くなりたい女性が多い上、ニックの母親エレノアは庶民のレイチェルをニックの妻にさせたくないと考えているらしく、レイチェルは頭を抱えてしまうが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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