ドラマ「パーフェクトワールド」[全10話](お薦め度★★★★★)
素晴らしい!王道のラブストーリーを堪能しました。
脚本と演出、キャスティングとどれをとっても文句無しです。極めて優れた作品でした。
毎週泣かされました。そして、波乱を予想させる予告に次が待ち遠しく感じました。ラブストーリーでこれだけ感動させられた作品は、15年前から大ブームとなった韓流ドラマ・映画まで遡らなければ比べられるものは無いでしょう。
松坂桃李と山本美月の主演の2人は近年希にみるベストカップルでした。互いに人気と実力がありながら作品に恵まれていなかったのでそれぞれの代表作になることは間違いありません。松坂桃李に関してはこれだというものが思いつきませんし、山本美月で印象に残っているのは、ドラマ「アオイホノオ」くらいです。
もう女優陣に関しては“パーフェクト”でした。
本当に山本美月はきれいで可愛らしく健気な役柄に恋しました。演技も申し分ありません。
妹役のコケティッシュな岡崎紗絵にも惚れました。恋愛にアクティブのように見えて実は一途なところがいじらしく、相手役の松村北斗とともに非常に好感が持てました。
さらには昔からお気に入りの中村ゆりが小姑のような上から目線で、ヒロインをいびるのも良い!好きです(笑)。久しぶりのとよた真帆の出演も嬉しかったです。
それにしても最終話の7.1%が最高視聴率だったとは残念です。これほどクオリティの高いドラマは1年に1本あるかないかぐらいでしょう。それほど貴重な作品にも関らず、何が視聴者を遠ざけたのでしょうか。ドラマファンならば観るべき作品です。
当然ながら全話録画しました。至福の再鑑賞が待っています!
以下、オフィシャルサイトから引用。
<オンエア情報>
フジテレビ、2019年4月16日~6月25日毎週火曜21時放送。なお、本作のチェーンストーリーがGYAO!でドラマ放映中に数分の尺で「〇.5話」として全9話無料配信(7月2日まで)されています。チェーンストーリーだけを観ても結構楽しめます。
<スタッフ>
原作:有賀リエ 『パーフェクトワールド』(講談社「Kiss」連載)
脚本:中谷まゆみ
音楽:菅野祐悟
主題歌:菅田将暉「まちがいさがし」
作詞・作曲・プロデュース:米津玄師(EPICレコードジャパン)
プロデューサー:河西秀幸(カンテレ)
演出:三宅喜重(カンテレ)、白木啓一郎(カンテレ)
制作著作:カンテレ<キャスト>
松坂桃李
山本美月
瀬戸康史
中村ゆり
松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)
岡崎紗絵
池岡亮介
高島豪志
木村祐一
水沢エレナ
堀内敬子
とよた真帆
麻生祐未
松重豊<イントロダクション>
いつかこのドラマがただのありふれたラブストーリーになりますように建築士の鮎川樹(松坂桃李)は、大学生の時に事故に遭ったことが原因で、脊髄を損傷し、下半身が不随に。“恋愛も、好きだったバスケットボールも、もうしない”心に固く決めていた。
そんなある日、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会。
閉ざされていた樹の心が、少しずつ開かれていくー。二人の前には、さまざまな“困難”が立ちはだかる
つぐみに思いを伝えられない幼なじみ・是枝洋貴(瀬戸康史)
自暴自棄になっていた樹を励まし続けた“恩人”・長沢葵(中村ゆり)突然障がい者となった息子を、誰よりも心配する、樹の母・文乃(麻生祐未)
障がいのある樹との恋に反対する、つぐみの父・元久(松重豊)お互いを“幸せにしたい”と思えば思うほど、二人はすれ違い―。無限の可能性が広がる中で、樹とつぐみが選ぶ未来とはー?
障がいで恋をあきらめた建築士
車いすに乗った初恋の相手に
恋心が再燃したヒロイン
2人がつむぐ愛の物語
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