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2019.06.03

映画『ガーディアン 偽りの守護天使』(お薦め度★★★★)

見応えのあるサスペンスでした。
しかも、実話に裏付けられたリアリティは半端ありません。

容疑者たちがスムーズに捕まるものの、洗脳して犯罪の実行させたという主犯を自白に導いたにもかかわらず、逆に刑事がどうしようもなく追い詰められるという攻防はゾクゾクさせられます。しかも刑事の妻に近寄る大胆さに、危険の香りはマックスです。

脚本、演出ともに優れており、刑事と妻、主犯の俳優たちの素晴らしい演技に感服しました。

欧州映画のクオリティの高さに圧倒されます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Guardian Angel
制作年:2018
制作国:フィンランド・デンマーク・クロアチア
内容時間:102分

<スタッフ>
監督・脚本:アルト=ハロネン
製作:アルト=ハロネン、ティモ=T=ラーティネンほか
撮影:ピニ=ヘルステッド
音楽:トゥオマス=カンテリネン

<キャスト>
アンダース:ピルー=アスベック
ニールセン:ジョシュ=ルーカス
ダブロウスキー博士:ラデ=シェルベッジア
マリー:サラ=ソウリエ

<イントロダクション>
第2次世界大戦が終わってから6年後のデンマーク。銀行強盗犯が自分に犯行を指示したという“守護天使”とは誰か。ショッキングな実話を再現したヨーロッパ産サスペンス。

1951年、コペンハーゲン。銀行強盗犯のひとりは“守護天使”に命じられたと証言するが、“守護天使”とは何者か……。心理学に精通する黒幕が、催眠術で他人を操ったという衝撃的な実話を再現。黒幕はしかも、捜査を担当する刑事の妻に近づき、彼女の心までコントロールしようとする。1950年代が舞台ながら、現在でも起き得る“洗脳”が題材なのが恐ろしく、最後まで目が離せなくなる戦慄編。フィンランドなどの合作だが、米国のJ・ルーカスが黒幕ニールセン役を冷徹に巧演。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
1951年、デンマーク。アンダース刑事は銀行強盗事件を担当し、犯人2人組の逃げたひとり、パーレを逮捕。パーレは戦時中、ナチスに協力したとの戦争犯罪で服役したが、2週間前にも似た事件を起こしていた。アンダースが調べるとパーレは服役中、同房だったニールセンの過激思想に影響を受けていたと判明。犯行はニールセンに指示されたのか。逮捕されたが保釈されたニールセンは、アンダースの妻マリーにつきまといだし……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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