映画『モリーズ・ゲーム』(お薦め度★★★)
大量のセリフとその言い回しのスピードに驚かされます。
主人公モリーを演じたジェシカ=チャステインのセリフ回しは見事でした。
元スポーツ選手がポーカーゲームの元締めになって足元をすくわれ転落する半生を、裁判を通じて赤裸々に描きます。裁判に対する戦術を自分の弁護士と協議する際のセリフの応酬は圧巻です。
ただし、あまりのセリフの量と英語での早口は言っていることを理解するのがやっとです。コメディならいざ知らずシリアスなドラマだと、次から次へと流れる字幕に追いつくのが辛いと感じました。
ところで、ケヴィン=コスナーが重要な役どころながら脇役で登場します。ちょっと意外で驚きました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Molly's Game
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:141分<スタッフ>
監督・脚本:アーロン=ソーキン
製作:マーク=ゴードン、エイミー=パスカル、マット=ジャクソン
撮影:シャルロッテ=ブルース=クリステンセン
音楽:ダニエル=ペンバートン<キャスト>
モリー=ブルーム:ジェシカ=チャステイン
チャーリー=ジャフィー:イドリス=エルバ
モリーの父親:ケヴィン=コスナー
プレイヤーX:マイケル=セラ
ディーン=キース:ジェレミー=ストロング
フォックスマン判事:グレアム=グリーン<イントロダクション>
オリンピック出場候補と見られた名モーグル選手、モリー・ブルーム。しかし、後に非合法のポーカークラブを経営するように……。一大スキャンダルを描いた衝撃の実話映画。アカデミー賞にノミネートされた「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」「ゼロ・ダーク・サーティ」、快演を見せた「女神の見えざる手」など、美貌と実力を兼ね備えた人気女優J・チャステインが、型破りな半生をたどった実在の女性モリー役に扮した、センセーショナルな実話ドラマ。第83回アカデミー賞で脚色賞に輝いた「ソーシャル・ネットワーク」の脚本家A・ソーキンが本作で監督デビューし、自身によるシナリオで第90回アカデミー賞の脚色賞にノミネート。膨大な量の情報をスピーディーに畳み掛けて圧倒的だ。
<放送内容>
子どものころからモーグルの特訓を続けたモリーだが、ある大会で負傷してしまい、選手の道を絶たれてしまう。自分を見つめ直そうとロサンゼルスに引っ越したモリーだが、ひょんなことから大金が動く非合法のポーカークラブの運営を手伝うように。そこで天性の才能を発揮したモリーは彼女を恐れた経営者に解雇されるが、まだ二十代ながら自分のポーカークラブを設立し、大もうけするように。だが順調な日々はいつまでも続かず……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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