映画『男はつらいよ 寅次郎の休日』(お薦め度★★★★)
平成の寅さん3作の中では一番の内容です。
冒頭に寅さんの妄想シーンが復活して、従来のトーンに戻しています。
寅さんと満男が一緒に行動する良く出来た脚本でした。
前作に続いてマドンナ・後藤久美子が登場しますが、若干設定を変更しています。違和感はありません。
「幸せとは」を考える満男のセリフが心に沁みました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:1990
制作国:日本
内容時間:106分<スタッフ>
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
撮影:高羽哲夫
音楽:山本直純<キャスト>
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
泉:後藤久美子
満男:吉岡秀隆
礼子:夏木マリ
一男:寺尾聰
幸枝:宮崎美子<イントロダクション>
渥美清が主演した国民的人気コメディ「男はつらいよ」シリーズの第43作。寅次郎は甥の満男と彼が憧れる泉の恋に力を貸せるのか。マドンナ女優は前作に続いて後藤久美子。シリーズ前作「~ぼくの伯父さん」で、寅さんと並ぶもうひとりの主人公になった、吉岡秀隆演じるその甥、満男。前作に続き、当時はゴクミと呼ばれて人気だった後藤扮する美少女・泉と満男の恋を描き、再出発したシリーズをフレッシュかつユーモラスに盛り上げた。ゴクミ演じる泉の母親・礼子役も前作に続いて美貌と演技力を兼ね備えた本格派、夏木マリ。従来のマドンナたちほど濃密ではないが、寅次郎とロマンチックな雰囲気になりそうになる趣向もあって楽しませる。ロケ地は大分県の日田市や愛知県の名古屋市。
<放送内容>
テキ屋の寅次郎の甥、満男は浪人生を経て大学生になるが、高校時代から憧れていた後輩・泉が名古屋から東京へやって来る。泉の目的は母親と別居中の父親・一男を捜し出すためだった。やがて一男が仕事を辞めて故郷の大分に帰ったと分かり、泉は単身、大分に向かおうとするが、彼女の力になりたい満男はその大分行きに同行することに。寅次郎は娘を心配する礼子に同行して大分に向かうが、鉄道での道中、礼子に好意を抱きだし……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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