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2019.06.09

映画『男はつらいよ 寅次郎の青春』(お薦め度★★)

前作よりも少しはマシですが、かなり辛い脚本です。
寅さんが足をくじいただけで、大騒ぎして満男が宮崎県まで向かうというどうしよもなさです。だいたい床屋に留まる設定がいただけません。

寅さんの恋愛や冒頭の妄想シーンを加えて、定番のシリーズに戻していますが、マドンナ後藤久美子で4作目となる満男の物語はもういっぱいいっぱいです。

シリーズが終盤に向かっているのがひしひしと感じられる第45作でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:1992
制作国:日本
内容時間:102分

<スタッフ>
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
撮影:高羽哲夫
音楽:山本直純

<キャスト>
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
泉:後藤久美子
満男:吉岡秀隆
蝶子:風吹ジュン
竜介:永瀬正敏
礼子:夏木マリ
御前様:笠智衆

<イントロダクション>
渥美清主演「男はつらいよ」シリーズ第45作。寅次郎のおいが活躍する“満男編”の4作目。満男が憧れる泉は宮崎で寅次郎と再会。マドンナ女優は後藤久美子と風吹ジュン。

“満男編”を通じて一目惚れの癖がおとなしくなっていた(?)感がある寅さんだが、旅先の宮崎で出会った美容師の女性(風吹)に散髪をしてもらっているうち、彼女に好意を抱くように……。前年に日本公開されたフランス映画「髪結いの亭主」のパロディーを思わせる趣向だ。また、やはり前年に好評だった山田洋次監督の「息子」で熱演した永瀬正敏の出演も当時は話題に。なお、御前様の役を演じ続けてきた笠智衆は本作公開から3カ月後に逝去し、最後の出演作となった。ロケ地は宮崎県の日南市や岐阜県の下呂温泉。

<放送内容>
テキ屋の寅次郎は宮崎で、理髪店を営む女性・蝶子に一目惚れしてしまう。同じ頃、寅次郎のおい・満男が憧れる泉は東京のレコード店に就職して働いていたが、友人の結婚式に出席するために宮崎へ。偶然、寅次郎と再会するが、転んだ寅次郎が足を怪我する事態に。泉から一報を受けた満男は東京から現地に急行するが、泉が蝶子の弟の船員、竜介と仲良くしていたので思わず嫉妬。やがて寅次郎が蝶子に恋をしていると周囲は感じだし…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

【関連記事】
2011.12.24 寅さんをWOWOWで全部観るぞ!【追記あり】

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