映画『響-HIBIKI-』(お薦め度★★★★)
予想外の面白さです。
早熟の文学少女が文壇デビューするというありがちで退屈な話かと思っていたのですが、どうしてどうして痛快アクション映画でもありました(笑)。
映画初出演で主演という平手友梨奈はそれなりの演技でした。『パコと魔法の絵本』のパコ役のアヤカ=ウィルソンが登場しているのも楽しめました。
月川翔監督の作品は『君の膵臓をたべたい(2017)』『センセイ君主』に次いで本作で3作目ですが、個々に突っ込み所はあるもののかなり実力があると感じます。特に役者の使い方が上手いですね。本作でも各俳優の個性に合わせて配役を巧みに組合わせていました。しかもバランスが良いです。
最近の邦画の監督にはあまり興味は無いのですが、彼に関しては今後も注目していきます。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:106分<楽曲情報>
平手友梨奈「角を曲がる」<スタッフ>
監督:月川翔
脚本:西田征史
撮影:鍋島淳裕
音楽:伊藤ゴロー<キャスト>
鮎喰響:平手友梨奈
花井ふみ:北川景子
祖父江凛夏:アヤカ・ウィルソン
神田正則:高嶋政伸
田中康平:柳楽優弥
鬼島仁:北村有起哉
祖父江秋人:吉田栄作
山本春平:小栗旬
矢野浩明:野間口徹<イントロダクション>
欅坂46の平手友梨奈が映画初出演で初主演したエンターテインメントムービー。出版界に現われた15歳の天才女子高校生作家。彼女の怒りが腐った大人たちに鉄槌を下す。“マンガ大賞2017”大賞を受賞した柳本光晴のコミックを、「センセイ君主」「君は月夜に光り輝く」などの月川翔監督が、実写映画化に挑戦。圧倒的な文才を持ちながら感情を表に出さず、許せないことに全力で立ち向かう。そんな難しいヒロイン像に挑んだ平手の存在感が抜群。彼女演じる響にボコボコにされる大人たちを演じた北村有起哉、柳楽優弥、野間口徹といった、クセの強い俳優が絶妙なサポート。さらに、「パコと魔法の絵本」のアヤカ・ウィルソンが実写映画に久々に出演し、その成長ぶりも目を見張る。
<放送内容>
文芸誌“木蓮”の編集者ふみは新人賞の応募原稿の中から「お伽の庭」という、作者直筆の原稿を見つける。作者は鮎喰響という15歳の女子高校生で、ふみは作品が圧倒的かつ絶対的な才能を感じさせ、文学の世界に革命を起こす力を持っていることを見抜く。ある日、ふみは有名作家の家にコラム原稿を取りに行き、作家の娘・凛夏と一緒にいる響と出会う。響は“木蓮”新人賞に輝くが、エキセントリックな行動が後に問題となる。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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