映画『MEG ザ・モンスター』(お薦め度★★★★)
米国でサメの映画が流行したというニュースは知っていました。スティーヴン=スピルバーグ監督の『ジョーズ』のリバイバルではなく、ともかく何でもありで都会やスキー場に出没するパニックものが多く制作されたようです。だから、サメの映画は観る価値がなく、全てB級作品と思っていました。
ところが、本作ではB級作品とは無縁のジェイソン=ステイサムとサメという連想できない組合わせで映画化されていました。ジェイソン=ステイサムは無敵なのでいよいよ人間ではないものと戦うことになったのかと、怖いもの見たさで観ました(笑)。
思った以上に荒唐無稽な設定です。しかしながら、それなりにエンタテインメントとしての海洋パニックアクション映画が出来上がっていました。
かなりヒヤヒヤさせる展開ながら笑ってしまう場面がいくつも登場します。何なんでしょう、緊張感が溢れいるのに可笑しいのは不思議なテイストでした。
ともかく飽きさせません。奇妙な展開と思いつつも強引に物語を進めていくダイナミックさがありました。流石はジェイソン=ステイサム主演のアメリカ映画です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:The Meg
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:114分<スタッフ>
監督:ジョン=タートルトーブ
製作:ロレンツォ=ディボナヴェンチュラ、ベル=アヴェリー、コリン=ウィルソン
脚本:ディーン=ジョーガリス、ジョン=ホーバー、エリック=ホーバー
撮影:トム=スターン
音楽:ハリー=グレッグソン=ウィリアムズ<キャスト>
ジョナス=テイラー:ジェイソン=ステイサム
スーイン=ジャン:リー=ビンビン
ジャック=モリス:レイン=ウィルソン
ジャックス=ハード:ルビー=ローズ
ミンウェイ=ジャン博士:ウィンストン=チャオ
ジェームズ=“マック”=マックライズ:クリフ=カーティス
トシ:マシ=オカ<イントロダクション>
未知の海溝の奥底に、太古に絶滅したはずの超巨大ザメ“メガロドン”が生き残っていた! J・ステイサム扮する主人公と古代の怪物ザメとの死闘を描くパニックアクション。S・オルテンのベストセラー小説を、「ナショナル・トレジャー」などのJ・タートルトーブ監督が映画化。およそ200万年前に絶滅したとされ、最大体長は20mを超えたといわれる史上最大のサメ、メガロドンが未知の深海に生き残っていたという設定で、浮上したメガロドンと、主人公たちの攻防が展開する。クジラすら一口でかみちぎるメガロドンのすさまじい暴れぶりが見もの。アクションスターのステイサムが怪物ザメを相手に熱演を見せるほか、中国の人気女優リー・ビンビン、日本人俳優マシ・オカらが共演する。
<放送内容>
大陸から200キロほど離れた洋上に建設された最新鋭の海洋研究施設で、未知の海溝が発見される。だが、調査に向かった探査艇は、何か巨大な生物に襲われたとの言葉を残して消息を絶つ。まだ生存しているらしい調査班を救うため、潜水レスキューのエキスパートであるジョナスが雇われ、海洋生物学者のスーインらと海溝の底へと向かう。やがて彼らの前に姿を現わしたのは、太古に絶滅したはずの超巨大ザメ“メガロドン”だった。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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