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2019.07.23

映画『エリザベス∞エクスペリメント』(お薦め度★★★)

監督の意図がつかめません。
クローンがテーマなのに、そもそもクローン作りの目的を蔑ろにする行動はエキセントリック過ぎます。
そして分かり過ぎるほどの結末を迎えます。何の驚きもありません。

そうなると、設定と展開のどちらに価値を与えたかったのでしょうか。
哲学的な趣も感じましたが、それに重きを置いていたとも思えません。
単にマッドサイエンティストを描いた訳でもないので、在り来たりですがクローンの自我になるのでしょうか。

ところで、全裸シーンでのぼかしが酷すぎます。別に助平心で見たいわけではなく昭和初期の修正に感じます。令和の時代に有り得ません。キレイな映像なのでもっとエレガントに処理してほしかったと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Elizabeth Harvest
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:109分

<スタッフ>
監督・脚本:セバスチャン=グティエレス
製作:セバスチャン=グティエレス、フレッド=バーガー、レオン=クラランスほか
撮影:ケイル=フィノット
音楽:ファリス=バッドワン、レイチェル=ゼッフィーラ

<キャスト>
エリザベス:アビー=リー
ヘンリー:キアラン=ハインズ
クレア:カーラ=グジーノ
オリバー:マシュー=ビアード
ローガン:ディラン=ベイカー

<イントロダクション>
ヒロインは天才科学者と結婚した後に殺され、彼とまた結婚するが……? 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の美人女優A・リーがヒロイン役を演じるSFサスペンス。

一度殺されたヒロインが中盤に生き返り、また同じ天才科学者と結婚するという、シュールな展開のSFスリラー。“クローン人間”をキーワードとし、見る者を大いに困惑させつつ、その謎解きから目が離せなくなるスリリング編だ。ベネズエラ出身であるS・グティエレス監督はスタイリッシュな映像美を駆使してみせた。ヒロインのエリザベス役を演じるのはオーストラリア出身で、世界的ヒット作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で悪役イモータン・ジョーから寵愛を受ける花嫁のひとり、ザ・ダグ役を演じたリー。

<放送内容>
美女エリザベスは自分よりずっと知的な、ノーベル賞に輝く天才生物学者ヘンリーと結婚し、彼がクレアとオリバーという使用人2人と暮らす郊外の豪邸に連れて行かれ、そこで3人と暮らすことに。だがヘンリーは突然、なぜかエリザベスを殺してしまう。その6週間後、別のエリザベスがヘンリーと結婚し、郊外の豪邸へ。実はヘンリーはクローン人間たちを生むという壮大な目的のもと、ある“プロジェクト”を進めようとしていて……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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