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2019.08.31

映画『ワイルドリング 覚醒する少女』(お薦め度★★★)

良く出来たホラー作品です。
古典的な怪奇物語を現代風にアレンジして、社会問題を喚起させる見事な設定を施しています。
人間を中心に捉えるか、同じ生き物としての共生を考えるかで、自分の視点がコロコロ変わってしまします。哲学的な要素があります。

幼いころのアナが、いたいけで可愛らしくお人形のようです。そんな女児が閉じ込められている不条理は胸騒ぎしか感じません。最初から興味を持たせながら観せ続けさせる監督のテクニックは並みではありません。力作です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Wildling
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:93分

<スタッフ>
監督:フリッツ=ボーム
製作:リヴ=タイラー、トゥルーディ=スタイラー、セリーヌ=ラットレイほか
脚本:フリッツ=ボーム、フローリアン=イーダー
撮影:トビー=オリヴァー
音楽:ポール=ハスリンジャー

<キャスト>
エレン=クーパー保安官:リヴ=タイラー
現在のアナ:ベル=パウリー
“パパ”:ブラッド=ドゥーリフ
森の中の男:ジェームズ=レグロス
幼いころのアナ:アーロ=メルツ

<イントロダクション>
部屋に閉じ込められて育った少女の肉体に変化が。やがて彼女は普通の暮らしを送り始めるが……。意表を突く展開と見せ場を満載した、エキサイティングなモンスターホラー。

恐らくはギレルモ・デル・トロ監督の各作品に影響を受けたような、ホラー映画やモンスター映画のファンならぜひ注目したい、ユニークなモンスターホラー。少女が部屋に閉じ込められた状況を描く導入部は2015年の「ルーム」を連想させるが、少女の肉体に少しずつ変化が起き始めてからはモンスターホラーとしての輪郭をしっかりと生んでいき、後半はスリルがぐっと高まる具合。ムードやテイストは異なるが、スーパーヒーローの誕生を描くアメコミ原作映画のような面白さもある佳作。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
森の中の小屋の一室。そこに閉じ込められた少女アナは“パパ”から、部屋の外に出ると人間を食べる野獣“ワイルドリング”に襲われると警告されながら育つが、彼女が初潮を迎えた直後のある日、アナが目覚めたのは近くにある病院だった。小屋からアナを救助した女性保安官エレンは、自宅でアナを引き取って育てることに。アナが初めて体験する普通の生活に慣れようとする一方、彼女の肉体は次第に人間離れしたものに変化していく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.29

映画『ドント・ヘルプ』(お薦め度★★★★)

予想だにしない驚愕の展開です。
最後の最後まで目が離せません。

メキシコ映画にも凄い才能がいたものです。
独創的で強烈な作家性を感じます。
鬼才と呼ぶに相応しい監督です。

何を書いてもネタバレになるので止めておきます。
映画ファンなら観るべき作品です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:El habitante
制作年:2017
制作国:メキシコ
内容時間:94分

<スタッフ>
監督:ギレルモ=アモエド
製作:ロドリゴ=ベロ、ロドリゴ=トゥルヒーヨほか
脚本:ジェイコボ=ナザール、ギレルモ=アモエド
撮影:エルウィン=ジャケズ
音楽:マヌエル=リベイロ

<キャスト>
マリア:マリア=エボリ
カミラ:バネサ=レストレポ
アニータ:カルラ=アデル
アンジェリカ:ガブリエラ=デ=ラ=ガルサ
ホセ:フラビオ=メディーナ

<イントロダクション>
深夜、大金を奪おうと豪邸に忍び込んだ若い3姉妹は、そこで予想しなかった極限状態へ……。二転三転する急展開から目が離せなくなる、鬼才G・アモエド監督による戦慄編!

深夜、若者たちが泥棒をする目的で一軒家(本作では豪邸だが)に忍び込むというのは、本作と似た邦題であるヒット作「ドント・ブリーズ」とよく似ているが、以後は予測不可能な急展開を畳み掛けていく、緊迫感がたっぷりなサスペンスホラー。「ドント・ブリーズ」に便乗したような邦題(“助けるな”という意味)も実はぴたりとはまっており、若い3姉妹が主要キャラ陣というオフビートなセンスも光る。監督・脚本は、「グリーン・インフェルノ」などの脚本を手掛けてイーライ・ロス監督と組んできた鬼才、アモエド。

<放送内容>
刑務所帰りの長女カミラと彼女より真面目な次女マリアと三女アニータという3姉妹は、カミラの知人に取って来いと脅された大金を奪おうとある夜、上院議員ホセとその妻アンジェリカが暮らす豪邸に忍び込むが、金庫にあるはずの大金は無い。やがて3姉妹は地下室に監禁されていたホセたちの娘タマラを見つけ、体調が悪い彼女を病院に連れて行こうとするが、ホセと妻はなぜかそれに反対。それから3姉妹は次々と怪現象に遭遇し……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.28

電子雑誌の誌面に「Amazon Dash Button」が登場した

dマガジンで「週刊SPA!2019年9月3日号」のグラビアページにソフトウェアの「Amazon Dash Button」が登場しました。

Img_6187

この雑誌のページ上に表示されたDashボタンを押すと、ブラウザが立ち上がり該当ページが表示されます。電子媒体からの究極のナビゲーションですね。

Img_6188

いつか登場すると思っていたのですが、やはりAmazonが先んじました。

ちなみに、ハードウェアの「Amazon Dash Button」は、今年2月末で販売終了しており、8月31日をもって、Dash Button経由での注文と販売も終了します。

次は動画の画面上やバーチャルリアリティー内での空間に登場するでしょうか。

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2019.08.27

映画『MARA/マーラ』(お薦め度★★)

ホラー作品ですが、ほとんど怖くありません。
怖がらせるそれなりのシーンが登場するのですが、基本的に引きの映像で尻つぼみです。

アイデアは優れています。眠ると襲うという予想以上に最強の悪霊です。しかし、悪霊のキャラクターが作りものっぽくて、ありきたりです。

サスペンスとしてのストーリー展開はしっかりとしているのですが、スリリングさに欠けておりホラー映画として及第点になりません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Mara
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:99分

<スタッフ>
監督:クライブ=トンジ
製作:メアリー=L=アロー、スティーヴン=シュナイダー、ジェームズ=エドワード=バーカーほか
脚本:ジョナサン=フランク
撮影:エミール=トプゾフ
音楽:ジェームズ=エドワード=バーカー

<キャスト>
ケイト:オルガ=キュリレンコ
マーラ:ハビエル=ボテット
ダギー:クレイグ=コンウェイ
ヘレナ:ロージー=フェルナー
マッカーシー:ランス=E=ニコルズ
ソフィー:マッケンジー=イムサンド

<イントロダクション>
眠ったら、もうおしまい。恐るべき眠りの悪霊マーラと対決する犯罪心理学者のヒロインを、「007/慰めの報酬」のO・キュリレンコが熱演する戦慄のホラーサスペンス。

とある一家で、睡眠中の夫がむごたらしく殺される事件が発生。夫殺しの嫌疑を掛けられた妻は、悪霊の仕業だと主張。かくしてその精神鑑定のために女性犯罪心理学者が呼び出され、事件の調査に乗り出すうち、彼女自身も悪霊に取り憑かれて、死のふちへと追い詰められるはめに…。ウクライナ出身の人気女優キュリレンコが、恐るべき眠りの悪霊マーラと対決するヒロインを熱演。共演は「スティール・サンダー」のL・E・ニコルズ。

<放送内容>
夜中にふと目が覚めた少女ソフィーは、「ママ」と呼びながら両親の寝室のドアを開け、思いも寄らぬ惨劇の現場を目撃することに。そこには父親の惨殺体があった。ソフィーの母親ヘレナが夫殺しの容疑で逮捕されるが、彼女は、自分ではなく悪霊のマーラの仕業だと主張。その精神鑑定のために女性犯罪心理学者のケイトが呼び出され、事件の調査を開始。ケイトは、おびえる少女ソフィーの口からも、犯人はマーラだと聞かされて…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.26

映画『ブレイド3』(お薦め度★★★★)

マーベル・コミックの「ブレイド」シリーズ三部作の最終作です。
今から15年前の作品ですが、全く旧さを感じさせません。
最強となるファースト・ヴァンパイアと人間とヴァンパイアのハーフの死闘で、ブレイドが人間と共闘する設定が楽しめます。

そして、ウェズリー=スナイプスのカッコ良さを堪能できます。

これでようやく三部作全部を観ました。15年かかっています。

最初に『ブレイド2』で、続いて『ブレイド』に戻ってからの本作です。不思議なのは最初と最後が星4つなのに、『ブレイド2』は星2つで評価が低いことです。理由が分かりません。記憶が曖昧なので、改めて鑑賞して再評価したいと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Blade: Trinity
制作年:2004
制作国:アメリカ
内容時間:113分

<スタッフ>
監督・脚本:デヴィッド=S=ゴイヤー
製作:デヴィッド=S=ゴイヤー、リン=ハリス、ウェズリー=スナイプス
撮影:ガブリエル=ベリスタイン
音楽:ラミン=ジャヴァディ、RZA

<キャスト>
ブレイド:ウェズリー=スナイプス
エイブラハム=ウィスラー:クリス=クリストファーソン
ドレイク:ドミニク=パーセル
アビゲイル=ウィスラー:ジェシカ=ビール
ハンニバル=キング:ライアン=レイノルズ
ダニカ=タロス:パーカー=ポージー
エドガー=バンス博士:ジョン=マイケル=ヒギンズ

<イントロダクション>
W・スナイプスがヴァンパイアと人間のハーフであるヒーロー、ブレイドに扮したホラーアクション第3弾。ブレイドはついにすべてのヴァンパイアの源である最強の敵と対決!

人間とヴァンパイアのハーフとして生まれ、自らは人類の側でヴァンパイア・ハンターとなった闇のヒーロー、ブレイド。アメコミのカルト作を映画化して人気を呼んだホラーアクションのシリーズ第3弾で、完結編。ブレイドは、ハイテク兵器で武装する人間のヴァンパイア・ハンター集団と共闘し、かつてドラキュラとも呼ばれたヴァンパイアの始祖に立ち向かう。監督は前2作で脚本を手がけたD・S・ゴイヤー。主演はシリーズ全作を通じてスナイプス。ワイヤーワークとCGを駆使した迫力のアクション場面もさらに充実。

<放送内容>
社会に紛れたヴァンパイアと戦う闇のヒーロー、ブレイドは敵のひとりを射殺するが、相手がヴァンパイアの奴隷と化した人間だったことから殺人犯として拘束される。相棒ウィスラーの娘アビゲイルと武器の達人ハンニバル・キングに救われたブレイドは、2人の案内で人間のヴァンパイア・ハンター組織“ナイトウォーカー”と合流する。組織は彼に、かつてはドラキュラと呼ばれたヴァンパイアの始祖・ドレイクが復活したことを告げる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.25

映画『特捜部Q カルテ番号64』(お薦め度★★★★)

凄まじくおぞましい復讐劇です。
強制不妊手術と移民問題が優生保護と絡む衝撃の社会派サスペンスです。難解で危険な事件の捜査から歴史的な欧州の恥部がさらけ出されます。

映画『バスターズ(2012)』でも扱われた移民問題が本作でもリアルに描かれていて、欧州での問題の根深さがヒシヒシと感じられました。

「特捜部Q」シリーズは4作目にして初鑑賞です。主人公があまりに偏屈過ぎるので、このシリーズは馴染めないと思います。ただし、テンポが良く、脚本が練られているので作品としては一級品です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Journal 64
制作年:2018
制作国:デンマーク・ドイツ
内容時間:118分

<スタッフ>
監督:クリストファー=ボー
製作:ヨナス=バガー
脚本:ニコライ=アーセル

<キャスト>
カール=マーク:ニコライ=リー=コス
アサド:ファレス=ファレス
ローセ:ヨハンネ=ルイズ=シュミット
マークス:ソーレン=ピルマーク

<イントロダクション>
世界中で人気の北欧ミステリー、J・エーズラ・オールスンの「特捜部Q」シリーズの第4作を映画化し、歴代のデンマーク映画史上No.1の興収記録を樹立した大ヒット作。

累計1000万部を超す北欧ミステリーの世界的人気ベストセラー小説、「特捜部Q」シリーズの映画化第4弾。今回は、カール警部補の良き相棒アサドが特捜部Qから異動して去ることとなり、2人のコンビ解消の日が次第に迫る中、古いアパートの一室で白骨化した死体が発見されたことをきっかけに、とある島の収容施設で行なわれていた恐るべき犯罪の実態が浮き彫りとなることに。おなじみの主役陣N・L・コスとF・ファレスが息詰まる好演を披露し、歴代のデンマーク映画史上No.1の興収記録をみごと打ち立てた。

<放送内容>
デンマークのコペンハーゲン警察で、過去の未解決事件を取り扱う特捜部Q。ここに集うのは、組織からはみ出た変わり者の面々。この特捜部Qからアサドはよその部署へ異動することが決まるが、カール警部補からは特に慰留の言葉を掛けられず、寂しい想いを味わう。そんなある日、古いアパートを取り壊している最中、その一室から白骨化した死体が発見されて彼らが事件の調査に乗り出し、次第に恐るべき過去の実態が明らかに。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.24

映画『コーヒーが冷めないうちに』(お薦め度★★★)

そこそこです。
不思議な現象が起こる喫茶店を舞台に4つのエピソードが織りなす感動ファンタジーです。
そもそも大前提となるタイムリープの条件が複雑で難解です。幽霊と組合わせる荒業はもはやSF色は皆無でした。しかも、冷めないって何度なの??

情緒的に泣かされてしまいますが、よくよく考えたら各エピソードともに薄っぺらく深みがありません。

大体、喫茶店マスターのエピソードがあれば主人公の悩みは丸く収まるはずでは、、、

要するに、女性目線でお涙頂戴に徹した作品なのだと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:118分

<スタッフ>
監督:塚原あゆ子
脚本:奥寺佐渡子
撮影:笠松則通
音楽:横山克

<キャスト>
時田数:有村架純
時田流:深水元基
新谷亮介:伊藤健太郎
清川二美子:波瑠
賀田多五郎:林遣都
高竹佳代:薬師丸ひろ子
平井八絵子:吉田羊
平井久美:松本若菜
房木康徳:松重豊
謎の女性:石田ゆり子

<イントロダクション>
有村架純など豪華キャストが共演した、話題のヒューマンファンタジー。とある町にあるとある喫茶店。その店内の“ある席”に座って過去に戻る人々の姿を、心優しく描いた。

2017年の本屋大賞にノミネートされた川口俊和の小説とその続編をもとに、TVドラマ「アンナチュラル」の塚原あゆ子監督が映画化。有村演じる主人公の数をメインに、前半では幼なじみの男女、中年夫婦などにまつわるエピソードが、後半では数にまつわる物語が語られる。特に、松重豊と薬師丸ひろ子が演じる中年夫婦、吉田羊演じる女性とその妹のエピソードは実際にもありそうでぐっときてしまう。さらに、後半の数のエピソードは某米国映画や某日本映画の記憶を呼び覚ますような展開で思わず涙を誘われる。

<放送内容>
いとこが経営する喫茶店“フニクリフニクラ”で働く女性・数。この店には都市伝説があり、それは店内の“ある席”に座ると望んだ時間に戻ることができるというものだった。店には、幼なじみとけんか別れをしたキャリアウーマンの二美子、若年性アルツハイマーを患う妻を見守る房木、故郷の妹を裏切って東京でスナックを営む八絵子らがうわさを聞きつけてやって来るが、“ある席”にはいつも謎の女性が座っていて……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.23

映画『ビッチ・ホリデイ』(お薦め度★★★)

衝撃の展開にぐうの音もでません。
高級リゾート地でのアヴァンチュールは十分に気をつけなければならないという戒めが語られている作品でした。
邦題は、内容を表すのにこれ以上のタイトルは無いというほど秀逸です。

ボスの愛人であるヒロイン役のヴィクトリア=カルメン=ソンネは、スタイル抜群で男好きする“ちょうどいいブス”です。天然のように見えますが、演技だとするとなかなかの役者です。

欧州映画の多彩な才能が感じられます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Holiday
制作年:2018
制作国:デンマーク・オランダ・スウェーデン
内容時間:89分

<スタッフ>
監督:イザベラ=エクロフ
製作:デヴィッド=B=ソレンセン
脚本:イザベラ=エクロフ、ヨハネス=オルグレン
撮影:ナディム=カールセン
音楽:マーティン=ディルコフ

<キャスト>
サーシャ:ヴィクトリア=カルメン=ソンネ
マイケル:ライ=イェダ
トーマス:タイス=ローマー
フレデリック:ミヒウ=デ=ヨング

<イントロダクション>
リゾート地で優雅にバカンスを楽しむ金髪美女。しかしギャングのボスの愛人たる彼女には、それと引き換えに払う高いツケがあった。スウェーデン人監督が放つ異色の官能作。

ギャングのボスの若い愛人として、自由気ままな日々を過ごす金髪美女のサーシャ。高価な宝石やドレスを買い漁っては、鏡の前でそれらを身に着けて見とれたり、海辺のリゾートホテルで、優雅なバカンスやパーティーを楽しむ毎日。しかし彼女は、野蛮で暴力的な愛人の前では、ただもう彼の言いなりになるばかり。そんな彼女の一見ゴージャスだがむなしい日常を、スウェーデンの注目の新人女性監督I・エクロフが、一歩距離を置いた視点からひたすらクールに観察。国内外の多くの映画祭に出品されて、高い評価を得た。

<放送内容>
ギャングのボスであるマイケルは、その若い愛人であるサーシャや手下どもを引き連れて、トルコの海辺のリゾート地へと出発。その地でサーシャは、高価な宝石やドレスを買い漁ったり、華やかなパーティーに出席して優雅なバカンスを満喫する一方、マイケルから乱暴に身体をもてあそばれるのをやむなく甘受していた。そんなある日、サーシャは、世界中をヨットで旅して回る青年トーマスと出会い、次第に彼と親しくなるのだが…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.22

映画『3D彼女 リアルガール』(お薦め度★★★)

中条あやみと佐野勇斗のW主演に救われたラブコメです。
かなり設定に無理があります。
後半からはリアリティが欠如して、終盤破綻しそうになりますが、英勉監督は学園恋愛ものに長けているので、何とか演出で持ち堪えたといったところでしょうか。

観る前から物語に期待していませんでした。しかし、中条あやみが予想以上に超絶美少女を演じており、その美しさと可愛らしさにメロメロです。彼女にとって女子高生役が無難にこなせる最後だったと思います。

彼女のお宝作品ということで、本作も先に観た邦画に続き並みの評価ながら、ライブラリに追加です(笑)。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:115分

<スタッフ>
監督:英勉
脚本:高野水登、英勉
撮影:小松高志
音楽::横山克

<キャスト>
五十嵐色葉:中条あやみ
筒井光:佐野勇斗
高梨ミツヤ:清水尋也
石野ありさ:恒松祐里
綾戸純恵:上白石萌歌
伊東悠人:ゆうたろう
筒井紀江:濱田マリ
筒井充:竹内力
えぞみち:声)神田沙也加

<イントロダクション>
中条あやみと佐野勇斗共演のラブコメディ。アニメ好きなオタク高校生の前に現われたのは学校一の美少女。半年間付き合って欲しいという彼女に彼の心は揺れ動く。

TVアニメ化もされた那波マオのコミックを「映画 賭ケグルイ」の英勉監督が実写映画化。リア充美少女と恋愛経験ゼロのオタク少年とのあり得ない恋の行方を描く。佐野演じる高校生“つっつん”こと光のアニメオタクぶりを、アニメで描かれるキャラ“えぞみち”(神田沙也加が声を巧演)との掛け合いで見せるという演出が楽しい。ヒロインの色葉を演じる中条の明るく強がっていてもどこかはかなげな姿が、後半の展開に効いてくる。清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろうというフレッシュな面々の好演も見もの。

<放送内容>
光は2次元を愛する超オタクな高校3年生で、家族に心配される毎日。学校では存在感ゼロで、大好きなアニメ「魔法少女えぞみち」のヒロインえぞみちと、オタク仲間の悠人のおかげで何とか生き延びていた。ある日、教師に呼び出された同級生ミツヤに命令されて職員室に行った光は、超絶美少女の色葉とプール掃除をするはめに。万引きの疑いを掛けられた色葉を救った光は、彼女から“半年間だけ付き合ってほしい”と告白され……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.21

映画『覚悟はいいかそこの女子。』(お薦め度★★★)

女の子にモテモテなのに彼女ができないヘタレなイケメン男子高校生の恋愛サクセスストーリーです。

一途に愛をささげる主人公・中川大志が良い味を出しています。ヒロインの唐田えりかも魅力的です。彼女はドラマ「こえ恋」から注目しています。透明感があって凛とした佇まいのある美少女です。

他愛のない設定ながら、何度も観たくなる作品です。評価は普通ですがライブラリに保存します。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:96分

<スタッフ>
監督:井口昇
脚本:李正姫
撮影:栢野直樹
音楽:KYOHEI

<キャスト>
古谷斗和:中川大志
三輪美苑:唐田えりか
新見律:伊藤健太郎
澤田惟智也:甲斐翔真
久瀬龍生:若林時英
荒木彰:荒川良々
柾木隆次:小池徹平

<イントロダクション>
中川大志が恋愛に“ヘタレ”な男子を演じた青春ラブストーリー。超絶イケメンの“愛され男子”が人生初の彼女として狙いを定めたのは難攻不落のクールビューティーだった。

椎葉ナナのコミックを、「監獄学園‐プリズンスクール‐」でも組んだ井口昇監督と中川大志の主演で実写映画化。原作にない前日譚を描くTVシリーズに続いての劇場版だ。中川演じるイケメン男子の斗和が、濱口竜介監督の「寝ても覚めても」で注目された唐田えりか演じる女子高校生・美苑に猛烈アタックする。クールビューティーだが実は心に傷を持つ女子を、唐田は繊細かつ表情豊かに表現してみせた。そして美苑の家に押し掛ける借金取り役の荒川良々、美苑の憧れの美術教師を演じる小池徹平も、いい味を出している。

<放送内容>
幼いころから女子たちに囲まれる人生を送ってきた“愛され男子”の斗和だが、実は恋愛経験ゼロという“超ヘタレ”。彼は親友の律、惟智也、龍生と“DDD同盟”を結成し、彼女をゲットすべく動きだす。斗和が恋人候補にしたのは、幾人もの男子たちからの告白を断わってきた難攻不落のクールビューティー美苑で、斗和は自信満々に決め顔や壁ドンでアタックするがあっさり撃沈される。それでも彼は諦めずに美苑に言い寄り続けるが?

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.20

2夜連続で飲みました

昨晩の女子会メンバーの一人がオーナーをされている市ヶ谷のイタリアンレストランに集まってオーナーを含めて5人で飲みました。女子会参加者が俺を含めて3名、参加できなかった男子2名です。春日部、町田、神保町、西新宿から会社帰りにお店に集合です。
オーナーは他のお客様への対応に大忙しでしたので、初来店となる女子1名を3人の男子が囲む形で美味しい食事と美味しいワインで歓談しました。

気のおけない仲間たちなのでいつも通り楽しいです。
ただし、22時半にお開きだったのですが、帰りのバスは深夜バスでギリギリでした。遠っ、、、

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2019.08.19

人生初となる女子会に参加しました

6名女子会に黒一点参加させていただきました。

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流石女子会だけあって、料理もお酒も美味しいお店です。

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いやーいきなり夏休み明けの月曜日から、濃すぎる女子トークに圧倒されっぱなしでした。楽し過ぎます!
18時から23時までの5時間、幸せでした。

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2019.08.18

映画『インモラル・ルーム』(お薦め度★★★)

センスの良い、エロティック・サスペンスです。
邦題から受ける印象を決して裏切りません(笑)。

世界的な民泊サービスを題材にSNS時代に沿った「うまい話には裏がある」という恐怖を描いています。

終盤の驚きの展開には、正直降参です。

WOWOWでの放送が日本初公開とのことですが、かなり冴えた作品です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Welcome Home
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:98分

<スタッフ>
監督:ジョージ=ラトリフ
製作:アラン=マンデルバウム、ティム=ホワイト、トレヴァー=ホワイトほか
脚本:デヴィッド=レヴィンソン
撮影:シェリー=ジョンソン
音楽:ベアー=マクレアリー

<キャスト>
キャシー:エミリー=ラタコウスキー
ブライアン:アーロン=ポール
フェデリコ:リッカルド=スカマルチョ
アレッサンドラ:ケイティ=ルイーズ=サウンダース

<イントロダクション>
イタリアのワイナリーに宿泊する米国人カップルの女性に、最凶ストーカーがまとわりつきだし……。特に終盤、二転三転する展開に戦慄を覚えさせられるセクシーサスペンス。

海外旅行に行った米国人が散々な目に遭う戦慄編は多いが、本作はそれにストーカーものを組み合わせて恐怖度をアップ。ストーカーが多数の隠しカメラでカップルを監視するなど、絵空事ではない怖さがある。お楽しみは終盤の予想できない急展開で、独自の余韻を残す。ヒロイン役は「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」のE・ラタコウスキー。共演はTV「ブレイキング・バッド」のジェシー役で高く評価されたA・ポールなど。イタリアのウンブリア州でロケをした美しい風景も見ものだ。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
ある出来事以来、肉体関係が滞っている米国人カップル、ブライアンとキャシー。そんな問題を解消しようと、2人はホテル代わりに泊まることができるイタリアのワイナリーで6日間の休暇を過ごすことに。そこでも気まずいままの2人だったが、ジョギング中、足を負傷したキャシーは車で通りかかった近所の男性フェデリコにワイナリーまで送ってもらう。実はフェデリコはワイナリーに何台も仕掛けた隠しカメラでキャシーを見ていた。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.17

「か強診」2回目は口の中の細菌を確認する検査があった

通院2回目となる「か強診」では、歯垢(プラーク)を採取して、口の中の細菌の状況を顕微鏡で確認する検査がありました。こんな検査があるのですね。当然ながらこの検査は初めてです。数か所から歯垢を取って、別室でPC画面に映し出された顕微鏡画面で歯周病の進行を医師の説明を受けながら確認しました。

幸いにもスピロヘータ(歯周病原菌)や運動性桿菌、原虫はありませんでした。ただし、カビ菌(カンジダ菌)が結構いました。カビ菌は歯周病原菌の住みかになるそうで、減らす必要があるそうです。

口の中の細菌については、話ではずっと聞いてきましたが、実際自分の口の中の細菌が動いているのを可視化されると本当に減らさなければならないと強く感じるものです。医師のアドバイスとして2ヶ月毎に定期検診が必要とのことです。

検査の説明を受けた後は、歯垢や歯石の超音波によるクリーニングで通常の歯科医院で施術されるものと同じです。ただし、痛みはほとんどありませんでした。最新のものが使われているようです。かなり丁寧にクリーニングしてくれました。

今回も1時間かかりました。

ちなみに、治療費は3割負担で次の通りです。「か強診」も一般の歯科医院と同じ水準です。
1回目 3310円
2回目 1880円

今まで通っていた歯科医院はクリーニングで終了でしたが、「か強診」は歯周病予防のためのスタートラインについたところです。長いお付き合いになりそうです。人気があるので次回予約は9月中旬です。毎日しっかりブラッシングします。

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2019.08.16

映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(お薦め度★★★★)

脚本、演出ともに素直に心に沁みます。
ダブル主演の岩田剛典と杉咲花は文句なしでした。
二人の世界はまさに“パーフェクトワールド“です。

ただし、TVドラマ「パーフェクトワールド」の方が俺は好きです。
リアルに障がい者の苦悩が伝わってきます。ギリギリになって別れようとする彼氏の辛さが伝わりました。

柴山健次監督の作品は初めてですが、若々しくて切ない設定が巧みだと思います。邦画も悪くないかもです(上から目線でスイマセン)。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:103分

<スタッフ>
監督:柴山健次
脚本:鹿目けい子
撮影:板倉陽子
音楽:羽毛田丈史

<キャスト>
鮎川樹:岩田剛典
川奈つぐみ:杉咲花
是枝洋貴:須賀健太
長沢葵:芦名星
川奈咲子:伊藤かずえ
川奈元久:小市慢太郎
鮎川文乃:財前直見

<イントロダクション>
岩田剛典と杉咲花がダブル主演した、話題のラブストーリー。高校時代に憧れた先輩に再会した女性インテリアコーディネーター。車いす姿の彼と彼女の切ない恋の行方を描く。

松坂桃李&山本美月共演のTVドラマ版も作られた有賀リエの少女漫画を、「流れ星が消えないうちに」の柴山健次監督が実写映画化。三代目J SOUL BROTHERSのパフォーマーとしてだけでなく、俳優としても活躍する岩田は、撮影前に車いすの扱いを習い、車いすバスケットボールの練習をするなど徹底した役作りでリアルな空気感を表現。岩田演じる樹に全力でぶつかるつぐみ役を演じた杉咲からも懸命さが伝わる。そんな2人の演技で、前向きなメッセージが感じられるのも爽やかな味わいになっている。

<放送内容>
インテリアコーディネーターのつぐみは、高校時代に初めて好きになった相手で憧れの先輩だった樹と取引先の飲み会で再会するが、樹は車いすに乗っていた。樹は小学生のころから夢だった一級建築士となり、建築設計事務所に勤めていた。打ち合わせでつぐみが樹の事務所を訪れた夜、2人は樹の行きつけの店で夕食をともにし、樹は大学3年生の時に事故で脊髄を損傷して歩けなくなったと明かす。その後、彼らは距離を縮めていき……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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8年ぶりにたまプラーザに行った

人生の先輩に会うために東急田園都市線に乗ってたまプラーザです。
今回は東改札から出ました。

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駅周辺が整備されていて、好きな街の一つです。
午後2時前に到着して、駅の周りを散策しました。ただし、かなり暑いので20分くらいで東急百貨店に逃げ込みました。

2時半からひもの屋で昼飲みです。いやー、楽しすぎます!

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駅近くに引越せれば、どれほど良い生活が待っているのか、、、

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2019.08.15

Aimerの5thオリジナルアルバム『Sun Dance & Penny Rain』が8/15にサブスク解禁された

2019年4月10日発売の『Sun Dance & Penny Rain』は購入しようかどうか大いに悩みました。音楽定額配信サービス、サブスクリプションの登場でCDは購入しないことに決めたのですが、初回限定盤に映像特典が付いてくるので彼女への応援も兼ねて購入を逡巡しました。まだライブBlu-ray Discしか持っていないので。

「12cmCD(2枚)+BD(初回限定盤A)」は9720円もします。どうしようかと考えているうちに、Amazonの早期割引期間を逃してしまい、発売後の4月14日にYahoo!ショッピングから7822円で注文しました。しかし、完全生産限定盤ということもあって4月17日に生産終了のためキャンセルされてしまいました(泣)。

こうなったら当初の決意通りCDを購入せずにサブスクリプション一本にすることにしました。そこで5月5日に月1780円の「YouTube Premium ファミリープラン」を申し込みです。

『Sun Dance & Penny Rain』はYouTubeのAimer Official YouTube Channelで3曲ミュージックビデオが先行配信されていたので、それをオフラインに保存して聴いていました。「YouTube Premium」だと、サブスクを解禁していない歌手、例えば米津玄師もミュージックビデオがYouTubeに数十本あるのでそれをダウンロードして聴けます。

しかし、米津玄師と違ってAimerの場合、先行配信されているミュージックビデオはショートバージョンなので全部が聴けないため、サブスク解禁を今か今かと待ち焦がれていました。特に「Monochrome Syndrome」を待望しました。昨年のツアー『Aimer Hall Tour 18/19 "soleil et pluie"』で披露したようなのですが、ほとんど覚えておらず先行配信で大のお気に入りになりました。

 

 

常にアプリ「YouTube Music」で『Sun Dance』を表示させては、配信されていないことを確認する毎日でした。トホホ、、、

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そして4か月を過ぎた8月15日の早朝1時過ぎに『Sun Dance & Penny Rain』が配信されていることを確認しました。

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超うれしい!イヤホンを付けて一晩中再生しながら寝ました。今日はいい目覚めができました♪

サブスクリプションの「YouTube Premium」に決めましたが、一押しアーティストの楽曲配信が解禁されるまでの期間が辛いです(笑)。

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2019.08.14

タピオカドリンクを初めてはま寿司で飲んだ

大ブームのタピオカドリンクを100 円寿司チェーン「はま寿司」で食後に飲みました。

『黒糖タピオカカフェラテ』(270円)です。

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黒糖タピオカは本場台湾から直輸入したそうです。
2019年5月9日から期間限定で発売され、8月13日から再登場しています。

ゼリーのように均一に柔らかいものなのかと想像していたのですが、中心は結構歯応えがありモチモチしています。
女子に大人気だそうですが、リピートしたいほどではありません。

過去にブームとなったナタデココは今でも食感が好きです。ただし、わざわざ探すほどではありません。

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2019.08.13

映画『ミラーズ 呪怨鏡』(お薦め度★★★)

呪われた娘のために父親が頑張ります。話としてはそれなりにまとまっていますが、ここぞというシーンのカメラワークが悪く、怖さはそれほどではありません。

それでも、クライマックスの悪霊との対決が激烈で、アクションシーンは見応えがありました。

ロシアンホラーは『シャドウ・チェイサー』に次いで2本目です。どちらも起承転結をしっかりさせた脚本になっています。そのためか、怖くないので、ホラー作品としては物足りないです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Pikovaya dama. Chyornyy obryad
制作年:2015
制作国:ロシア
内容時間:93分

<スタッフ>
監督・脚本:スヴィヤトスラフ=ポドガイエフスキー
製作:ダニール=マクホート、ゲオルギー=マルコフほか
撮影:アントン=ゼンコヴィッチ

<キャスト>
アーニャ:アリナ=ババク
アントン:イゴール=クリプノフ
スミルノフ:ヴィラディミール=セレズニョフ
カーチャ:ヴァレリヤ=ドミトリエヴァ
セルゲイ:セルゲイ=ポホダーエフ

<イントロダクション>
悪ふざけで鏡の奥から悪霊を呼び出す儀式を行なってしまった子どもたち。やがて彼らは、ひとりまたひとりと奇怪な死を遂げていく……。戦慄のロシアンホラー。

その鏡の奥を、決してのぞいてはならない……。古くからの儀式を行ない、“スペードの女王”と呼ばれる悪霊を呼び出してしまった少年少女の恐怖を描いたロシア産のサスペンスホラー。残酷描写に頼らず、不安をあおるムードと映像で恐怖を感じさせるという骨太の演出が好印象だ。一方、少年たちのひとりがビデオチャットで霊能者に助けを求めていたり、その霊能者を見つけ出すためスマホやタブレットのGPS機能を利用するなど、ティーンホラー的な現代描写も面白い。

<放送内容>
ロシア。少女アーニャは、友人たちと4人で、古くから伝わる呪いの儀式を行なった。それは鏡の中から黒いドレスを着た悪霊“スペードの女王”を呼び出すというものだった。だが儀式を行なっても何も起きず、一同は安堵しつつも拍子抜けする。ところが翌日、儀式に参加した仲間のひとりがアーニャの目前で死亡、さらに翌日、もうひとりも不審な死を遂げる。恐怖に震えるアーニャは離れて暮らす父アントンに助けを求めるのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.12

映画『僕のワンダフル・ライフ』(お薦め度★★★★)

もうこれは泣いちゃいますね。
人生ならぬ犬生を輪廻転生で描いたハートウォーミングなドラマです。

一見オムニバスの作りで、そこに一匹のワンちゃんの意志を乗せることで珠玉のファンタジーが生まれました。

何と言っても男の子と子犬の出会いからのエピソードが心に残ります。可愛いですね!久々に心が洗われる作品でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:A Dog's Purpose
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:100分

<スタッフ>
監督:ラッセ=ハルストレム
製作:ギャヴィン=ポローン
脚本:W=ブルース=キャメロン、キャスリン=ミション、オードリー=ウェルズほか
撮影:テリー=ステイシー
音楽:レイチェル=ポートマン

<キャスト>
大人のイーサン:デニス=クエイド
10代のイーサン:K=J=アパ
大人のハンナ:ペギー=リプトン
10代のハンナ:ブリット=ロバートソン
カルロス:ジョン=オーティス
マヤ:カービー=ハウエル=バプティスト
ベイリー/バディ/ティノほか:声)ジョシュ・ギャッド

<イントロダクション>
けなげな犬を主人公にスマッシュヒットした感動の家族ドラマ。8歳の少年に助けられた犬は、何度も生まれ変わって少年のもとに戻ろうとする。監督は名手L・ハルストレム。

W・B・キャメロンによる世界的ベストセラーを、「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」「HACHI 約束の犬」など、犬がモチーフの作品が多いハルストレム監督が映画化。犬のベイリーが異なる犬に生まれ変わって繰り広げる各エピソードを丁寧に綴り、それぞれが胸に迫る。特に最初の飼い主イーサンとの触れ合いの数々は心に染みるだろう。時代ごとに登場する犬種が異なるわんちゃんたちの共演陣を食ってしまうほどの名演技も見ものだ。続編「僕のワンダフル・ジャーニー」が2019年秋に日本公開予定。

<放送内容>
ゴールデンレトリバーの子犬が車に取り残され、熱中症になりかけたところを8歳の少年イーサンに助けられる。彼はイーサンの家で飼われることになり、ベイリーと名付けられる。イーサンとベイリーは親友のように過ごすが、寿命を迎えたことでベイリーはイーサンと別れることに。だが、イーサンの幸福を願うベイリーは雌のシェパードのエリーなど、50年間で3度の生まれ変わりを果たしながら、イーサンと再会しようとするが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.11

映画『バスターズ(2012)』(お薦め度★★★★)

衝撃作です。
欧州における移民問題がこれほど根深く解決の糸口さえ見つからない現実を、イタリア警察の機動隊員を通して体感することになります。

重苦しい話です。機動隊員それぞれれが問題を抱えながら、上司の指示で市民と対峙しなければならないストレスははかり知れません。

何が正義なのかが混沌となってしまいます。警察官でありながら集団で暴走してしまう背景や心理は、もはや善悪で判断することが出来ません。

ラストで暴徒化するサポーターたちを迎え撃つ機動隊員たちの姿は、日本にもやがて来る未来なのかもしれないと考えさせるものがありゾッとしました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:A.C.A.B. - All Cops Are Bastards
制作年:2012
制作国:イタリア・フランス
内容時間:110分

<スタッフ>
監督:ステファノ=ソッリマ
製作:ジョヴァンニ=スタビリーニ、リカルド=トッツィ、マルコ=キメンツ
脚本:ダニエレ=チェザラーノ、バルバラ=ペトロニオ、レオナルド=ヴァレンティ
撮影:パオロ=カルネラ
音楽:モカデリック

<キャスト>
コブラ:ピエルフランチェスコ=ファヴィーノ
ネグロ:フィリッポ=ニグロ
マジンガ:マルコ=ジャリーニ
カルレット:アンドレア=サルトレッティ
アドリアーノ:ドメニコ=ディエーレ

<イントロダクション>
イタリアのある警察署の機動隊で働く男性たちが公私で苦悩し、暴走する姿を、後に「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」を放つS・ソッリマ監督が活写した社会派衝撃編。

監督は「暗黒街(2015)」も好評で、ハリウッドに抜擢されて話題作「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」を任された、イタリア出身の異才ソッリマ。本作ではモスクワ国際映画祭で国際批評家連盟賞など3冠を受賞。ルールに厳格な上司たちと、やたらと権利を主張する市民の間に立たされるうちにストレスをためていく、ベテランから新人まで多彩な顔触れからなる機動隊の面々。移民問題という21世紀にクローズアップされているテーマをスタイリッシュな演出で掘り下げた、ソッリマ監督の才気に感心させられる。

<放送内容>
不良青年だったが警官になりたいと望み、給料がいいこともあって希望した機動隊への配属が決まったアドリアーノだが、暴徒鎮圧など困難な任務が多い機動隊は兄弟のように親しくあるべきという先輩たちから厳しく指導される。そんなアドリアーノ自身、母親が自宅マンションから強制退去させられそうな状況に悩み、機動隊の先輩たちも公私で少なからず問題を抱えていた。同じころイタリア各地では、移民を嫌うレイシストが増え……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.10

2019夏休みがスタートしました

今日から夏休みです。
8/10~18の9日間です。
今年は遠出せずに、大学時代や中学時代の友人、会社OBの先輩と飲み会が中心です。
夏休み後半に影響が出そうな台風10号の動きが気になりますが、楽しく旧交を温めたいと思います。

※出典:Yahoo!天気

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2019.08.08

映画『蒼い衝動』(お薦め度★★★)

なかなかエロいです。
邦題から若気の至り的な性の目覚めに苦悩する物語を連想したのですが、全くそんな気配はありません。

16歳の主人公がただただ周囲の女性たちと酒池肉林の日々を過ごすという、大らか過ぎるお話です。まだ女児の妹が主人公の兄をそそのかして、いろいろな女性に情交を促す設定にたまげました(笑)。

性に関する倫理感もへったくれもなく、軽いノリのような欲情が暴走します。ある意味突き抜けていて嫌味を感じさせない上質なエロティックコメディーに仕上げています。

昔の映画ですが、観て損はないでしょう。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Les exploits d'un jeune Don Juan
制作年:1986
制作国:フランス・イタリア
内容時間:100分

<スタッフ>
監督:ジャンフランコ=ミンゴッツィ
製作:ニコラ=デュヴァル=アダソフスキ、ルシアン=デュヴァル、エンツォ=ポルチェッリほか
脚本:ジャン=クロード=カリエール、ジャンフランコ=ミンゴッツィ、ペーター=フライシュマン
撮影:ルイジ=ヴェルガ
音楽:ニコラ=ピオヴァーニ

<キャスト>
ロジェ:ファブリス=ジョッソ
母親:クローディーヌ=オージェ
ウルスラ:セレナ=グランディ
ミュラー夫人:マリナ=ヴラディ
父親:フランソワ=ペロー

<イントロダクション>
フランスの田園地方の広大な屋敷を舞台に、好奇心あふれる16歳の少年が、年上の魅力的な女性たちと次々に性の大冒険を繰り広げるさまを大らかなタッチで綴った艶笑喜劇。

詩や小説など、幅広い分野で活躍し、20世紀を代表する文化・芸術運動 “シュルレアリスム”の語源の主ともなった才人G・アポリネール。彼が匿名で発表した知る人ぞ知る好色文学の傑作「若きドン・ジュアンの冒険」を、官能的な場面を全編に盛り込みながらユーモラスに映画化。「007/サンダーボール作戦」でボンドガールを演じたC・オージェ、「ミランダ/悪魔の香り」のS・グランディ、「おろしや国酔夢譚」のM・ヴラディら、豪華多彩な女優陣が、大人の色気を存分に披露するのが、何よりの見もの。

<放送内容>
1914年の夏、16歳の少年ロジェは、久々に学校の寮生活を離れ、フランスの田園地方の広大な屋敷に戻って来る。やがて第1次世界大戦の勃発により、次々と男たちが出征して、少年のロジェひとりが女性ばかりの屋敷に取り残される形となり、あるとき彼は、周囲が半ばハーレム状態と化していることに気付く。かくして思春期真っ盛りのロジェは、メイドや料理人、美しい叔母らと、次々に性のアバンチュールを謳歌するようになる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.07

映画『パスト&フューチャー 未来への警告』(お薦め度★★★)

面白さは微妙です。
SFスリラーという紹介文に飛びついたのですが、どうも様子が違います。
ブラック・スワン』のような『ビューティフル・マインド』を系譜にしたスリラー作品のように感じます。

主人公はどう譲っても数学者には見えず、彼が語る数字の意味が全くわかりません。突っ込み所満載で話的には終わっています。

にもかかわらず、主人公が苦悩でのたうち回ることが未来にどう作用するのか最後まで目が離せませんでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:El aviso(日本語で「お知らせ」の意)
制作年:2018
制作国:スペイン
内容時間:93分

<スタッフ>
監督:ダニエル=カルパルソロ
製作:ペドロ=ウリオル
脚本:クリス=スパーリング、パチ=アメスクア
撮影:セルヒ=ビラノバ=クラウディン
音楽:フリオ=デ=ラ=ロサ

<キャスト>
ジョン=サラテ:ラウール=アレバロ
ルシア:アウラ=ガリード
アンドレア:ベレン=クエスタ
ニコ:ウーゴ=アルブエス
エクトル:アントニオ=デチェント
パブロ:アイトール=ルナ
ダビッド:セルジオ=ムール

<イントロダクション>
銃撃事件に巻き込まれた数学者の主人公が、過去にも同じような事件が発生していることを知り、これから起きる惨劇を予測する。数字のミステリーが独創的なSFスリラー。

時代は違うが、同じ場所で、同じような状況で起きた惨劇。そこに隠された法則とは……。事件に巻き込まれたことをきっかけに、過去にも似たような事件が繰り返されていたと知った数学者の主人公が、法則を調べる中でこれから起きるであろう惨劇を予測して……。「マーシュランド」のR・アレバロが主演、監督は「バンクラッシュ」「ワイルド・ルーザー」のD・カルパルソロと注目の布陣で送る異色のSFスリラー。10年後に10歳の子どもが被害者になると予測した主人公が、未来を変えようと奔走する姿が見ものだ。

<放送内容>
2008年4月12日。コンビニで銃撃戦に巻き込まれた数学者ジョンは、過去にもこの場所で似た事件が発生していることを知る。事件発生は1913年・1955年・1976年、そして2008年。どの事件も現場にいた被害者・犯人・目撃者の合計は5人で、年齢構成は53歳・42歳・32歳・21歳・10歳だった。これらから、ジョンは10年後の2018年に、10歳の子どもが殺されるであろうことを予測するのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.06

三幸製菓の「黒糖みるく」は安くて飛び切り美味しい!

近所のスーパーで今年の6月頃に出会いました。
米菓です。ウェハースに近いせんべいです。172円です。

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個包装の1袋に2枚入っています。全部で11袋22枚です。

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表に黒糖がコーティングされています。

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裏です。

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サクサクして、黒糖の甘さが口に広がるタイミングで塩味がそれを押し留める絶妙のバランスです。そのため甘さが後味に残りません。連続して何枚も食べたくなります。

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2019.08.05

Yahoo!ショッピングのキャンペーン付与がTポイントからPayPayに8/1から変更されていた

今日は、Yahoo!ショッピングの5の‎つく日キャンペーンなのでエントリー後にLOHACOで買い物をしました。

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支払う段階でキャンペーン付与がTポイントからPayPayに変更されたことを知り、急遽スマホ決済アプリPayPayをiPad Proに導入しました。

どうもPayPayとYahoo!JAPAN IDの連携が必要なようです。

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手続きを進めたところ、最後のSMS認証がセルラーiPad Pro届かないことがわかり、iPad Proでの利用を諦めてアプリを削除しました。
そこで、AndroidスマホにアプリPayPayを導入してYahoo!JAPAN ID連携を完了させました。

そのうえで、LOHACOの支払いを行い、キャンペーン付与がPayPayになるようにしました。

PayPayはまだほとんど理解していません。Yahoo!ショッピングは今後も利用するのでスマホ決済アプリPayPay導入は仕方ありません。

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2019.08.04

映画『走れ!T校バスケット部』(お薦め度★★★)

映画らしさは無いものの、何とか許せるレベルの学園ものです。
ご都合主義な登場人物やファンタジーっぽい設定など脚本に深みはありません。

冒頭の陰湿なシーン以外はリアリティが感じられませんでした。無名校の弱小チームに特別なものが無いのに勝ち進むところが不自然でした。

深く考えずに、アイドル映画のようなノリで観るのに適しています。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:115分

<楽曲情報>
GReeeeN「贈る言葉」

<スタッフ>
監督:古澤健
脚本:徳尾浩司
撮影:花村也寸志
音楽:林祐介

<キャスト>
田所陽一:志尊淳
矢嶋俊介:佐野勇斗
佐藤浩子:早見あかり
川崎裕太(ガリ):戸塚純貴
牧園浩司(ゾノ):佐藤寛太
川久保透:鈴木勝大
根来修(コロ):西銘駿
斎藤健太:阿見201
佐藤準:竹内涼真
北条一紀:千葉雄大
小山先生:YOU
田所正道:椎名桔平

<イントロダクション>
志尊淳主演の青春スポーツエンターテインメント。強豪校のバスケ部でいじめに遭い挫折した元エースが、転校先の県立高校で雑草バスケ部員たちとリベンジを誓い合うが……。

松崎洋のベストセラー小説を「青夏 きみに恋した30日」の古澤健監督が映画化。脚本をドラマ「おっさんずラブ」の徳尾浩司が担当した。弱小チームが強豪校に挑むという王道的展開が熱くさせる。連続テレビ小説「半分、青い。」で全国的な人気を得た志尊淳が、挫折したバスケ部元エースの主人公を熱演。彼のほか、バスケ部員役の俳優陣が自身で演じてみせたバスケ試合シーンは迫力満点で、その熱くひたむきな姿には思わずぐっとくる。彼らを囲む、早見あかり、YOU、椎名桔平といった共演陣の好演も光る。

<放送内容>
バスケの強豪校、白瑞高校で1年生ながらエースとして活躍していたスタープレーヤーの陽一は、親友をいじめから救ったことで逆に標的になり、バスケの道を諦めていた。T校こと県立多田野高校に転入した陽一はバスケ部のキャプテン俊介からスカウトされ、3オン3で負ければ入部、勝てば好きにするという勝負に挑む。試合の中でバスケの楽しさを思い出した陽一はバスケ部入部を決意し、部員たちとウインターカップ出場を目指す。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.03

「か強診」で歯周病の治療を開始した

従来通っていた歯科医院ではありません。「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」はインターネットで新たに探しました。

「か強診」は、厚生労働省が2016年の診療報酬改訂で新たに制定した制度です。「か強診」には厳しい施設基準があり、医療内容や設備の水準が高いため、認可された歯科医院は全国でまだ数%とのことです。
子どものムシ歯予防の定期検診や、高度の医療技術・医療設備に裏付けられた成人の歯周病メンテナンスが、一定の条件下で毎月1回まで保険診療で行うことができるそうです。

今日が初診なので予約時間の10分前に行って問診票を記入して、15時から歯科医師1名と歯科衛生士1名が一組となって検査が始まりました。普通の歯科医院との違いは、目の前の壁に50型のPCモニターが設置されて、口腔内写真やレントゲン写真を表示させながら説明をしてくれることでした。

口の中の写真を撮って、レントゲン撮影をして、歯茎の歯周ポケットの深さを測定して、ムシ歯診断書と歯周診断書、レントゲン写真をプリントして冊子で渡してくれました。そのうえで今後の診療方針を説明してくれて、次回から治療に入ると伝えられました。

ムシ歯は無いと思っていたのですが、軽いものが見つかりました。まず、それを治療してから歯石などの汚れを落としてから、歯周病の治療を進めるそうです。今回の診察は1時間で終わりました。

歯周病の治療は、従来の歯科医院では提案されたことがなかったので諦めていました。か強診に通うことで予防歯科の光明が見えてきました。

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KALDIのコーヒー豆を4種類購入した

COFFEE FARM「KALDI(カルディ)」で先月3種類600g購入したコーヒー豆が残り少なくなってきたので、今回は次の4種類800gを2833円で購入しました。

・マイルドカルディ  496円
・サマーブレンド   750円
・モカブレンド    837円
・イタリアーノ    750円

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前回3種類の中でマイルドカルディが気に入ったので再度追加しました。
サマーブレンドに興味津々です。夏限定なのでしょうね。アイスコーヒー以外で季節感を加えたものがあるのを初めて知りました。

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2019.08.01

映画『この世界の片隅に』(お薦め度★★★)

アニメ監督などの著名人が大絶賛しているアニメをようやく鑑賞しました。
ピンと来ません。
主人公すずが幼く、危機管理の無さが情けなく、共感できませんでした。また、新婚間もないとはいえ夫婦の関係が淡泊で、愛情が描かれたように思えません。

じわじわとロングヒットしていることはニュースで知っていましたが、本作が深く評価されるのは率直に言ってわかりません。

広い意味での反戦映画だとは思います。戦艦大和が沈没したことや、広島と長崎への原爆投下が語られていますが、市井の庶民が厭世的に生き抜く日常がメインでドラマ性もメッセージもあまり感じられませんでした。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<作品データ>
制作年:2016
制作国:日本
内容時間:129分

<スタッフ>
原作:こうの史代『この世界の片隅に』(双葉社刊)
音楽:コトリンゴ
監督・脚本:片渕須直
企画:丸山正雄
監督補・画面構成:浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典
美術監督:林孝輔
色彩設計:坂本いづみ
動画検査:大島明子
撮影監督:熊澤祐哉
編集:木村佳史子
音響効果:柴崎憲治
録音調整:小原吉男
プロデューサー:真木太郎
製作統括:GENCO
アニメーション制作:MAPPA
配給:東京テアトル
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
製作:「この世界の片隅に」製作委員会

<キャスト>
北條 すず:声)のん
北條 周作:声)細谷佳正
黒村 晴美:声)稲葉菜月
黒村 径子:声)尾身美詞
水原 哲:声)小野大輔
浦野 すみ:声)潘めぐみ
白木 リン:声)岩井七世
北條 円太郎:声)牛山茂
北條 サン:声)新谷真弓
駅の警官:声)澁谷天外(特別出演)

<あらすじ>
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。

<鑑賞チャネル>
Amazonプライムビデオ

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