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2019.08.01

映画『この世界の片隅に』(お薦め度★★★)

アニメ監督などの著名人が大絶賛しているアニメをようやく鑑賞しました。
ピンと来ません。
主人公すずが幼く、危機管理の無さが情けなく、共感できませんでした。また、新婚間もないとはいえ夫婦の関係が淡泊で、愛情が描かれたように思えません。

じわじわとロングヒットしていることはニュースで知っていましたが、本作が深く評価されるのは率直に言ってわかりません。

広い意味での反戦映画だとは思います。戦艦大和が沈没したことや、広島と長崎への原爆投下が語られていますが、市井の庶民が厭世的に生き抜く日常がメインでドラマ性もメッセージもあまり感じられませんでした。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<作品データ>
制作年:2016
制作国:日本
内容時間:129分

<スタッフ>
原作:こうの史代『この世界の片隅に』(双葉社刊)
音楽:コトリンゴ
監督・脚本:片渕須直
企画:丸山正雄
監督補・画面構成:浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典
美術監督:林孝輔
色彩設計:坂本いづみ
動画検査:大島明子
撮影監督:熊澤祐哉
編集:木村佳史子
音響効果:柴崎憲治
録音調整:小原吉男
プロデューサー:真木太郎
製作統括:GENCO
アニメーション制作:MAPPA
配給:東京テアトル
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
製作:「この世界の片隅に」製作委員会

<キャスト>
北條 すず:声)のん
北條 周作:声)細谷佳正
黒村 晴美:声)稲葉菜月
黒村 径子:声)尾身美詞
水原 哲:声)小野大輔
浦野 すみ:声)潘めぐみ
白木 リン:声)岩井七世
北條 円太郎:声)牛山茂
北條 サン:声)新谷真弓
駅の警官:声)澁谷天外(特別出演)

<あらすじ>
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。

<鑑賞チャネル>
Amazonプライムビデオ

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