映画『コーヒーが冷めないうちに』(お薦め度★★★)
そこそこです。
不思議な現象が起こる喫茶店を舞台に4つのエピソードが織りなす感動ファンタジーです。
そもそも大前提となるタイムリープの条件が複雑で難解です。幽霊と組合わせる荒業はもはやSF色は皆無でした。しかも、冷めないって何度なの??
情緒的に泣かされてしまいますが、よくよく考えたら各エピソードともに薄っぺらく深みがありません。
大体、喫茶店マスターのエピソードがあれば主人公の悩みは丸く収まるはずでは、、、
要するに、女性目線でお涙頂戴に徹した作品なのだと思います。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:118分<スタッフ>
監督:塚原あゆ子
脚本:奥寺佐渡子
撮影:笠松則通
音楽:横山克<キャスト>
時田数:有村架純
時田流:深水元基
新谷亮介:伊藤健太郎
清川二美子:波瑠
賀田多五郎:林遣都
高竹佳代:薬師丸ひろ子
平井八絵子:吉田羊
平井久美:松本若菜
房木康徳:松重豊
謎の女性:石田ゆり子<イントロダクション>
有村架純など豪華キャストが共演した、話題のヒューマンファンタジー。とある町にあるとある喫茶店。その店内の“ある席”に座って過去に戻る人々の姿を、心優しく描いた。
2017年の本屋大賞にノミネートされた川口俊和の小説とその続編をもとに、TVドラマ「アンナチュラル」の塚原あゆ子監督が映画化。有村演じる主人公の数をメインに、前半では幼なじみの男女、中年夫婦などにまつわるエピソードが、後半では数にまつわる物語が語られる。特に、松重豊と薬師丸ひろ子が演じる中年夫婦、吉田羊演じる女性とその妹のエピソードは実際にもありそうでぐっときてしまう。さらに、後半の数のエピソードは某米国映画や某日本映画の記憶を呼び覚ますような展開で思わず涙を誘われる。
<放送内容>
いとこが経営する喫茶店“フニクリフニクラ”で働く女性・数。この店には都市伝説があり、それは店内の“ある席”に座ると望んだ時間に戻ることができるというものだった。店には、幼なじみとけんか別れをしたキャリアウーマンの二美子、若年性アルツハイマーを患う妻を見守る房木、故郷の妹を裏切って東京でスナックを営む八絵子らがうわさを聞きつけてやって来るが、“ある席”にはいつも謎の女性が座っていて……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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