映画『三尺魂』(お薦め度★★★)
微妙に面白い作品です。
ホラーと思わせておいて、コメディに転じ、ヒューマンドラマに収める感覚はかつてない不思議な味わいでした。
トーンとしては「世にも奇妙な物語」シリーズで扱われるようなドラマに似ています。
加藤悦生監督は、なかなかの巧者かもしれません。今後注目して行きたいと思います。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:93分<スタッフ>
監督・脚本:加藤悦生
撮影・音楽:八重樫肇春<キャスト>
望月希子(月子):村上穂乃佳
高村廣(ベイビードール):木ノ本嶺浩
ふみ(ツバサ):辻しのぶ
城戸勇(ハッパ):津田寛治
小泉夢人:伊藤和哉
正史(ふみの夫):森本のぶ
美江(希子の継母):田山由起<イントロダクション>
ネットで知り合った自殺志願の4人。彼らは三尺玉の花火で自殺を図るが、なぜか爆発のたび集合前の時間に戻るタイムループに陥ってしまう。新感覚のヒューマンサスペンス。
巨大花火で自殺しようとするも、なぜか爆発前の時間に巻き戻るループに陥った4人の自殺志願者たち。大人の3人は、残るひとり、未来ある高校生の少女が原因と考え、なんとか彼女の自殺を翻意させようとするのだが……。集団自殺という重いテーマを扱いながら、自分たちが死ぬために少女の自殺を止めようとする大人たちの姿がシニカルな笑いを呼び、最後には希望が残るという奇妙な後味の作品になった。監督・脚本は新鋭・加藤悦生。映画初主演の村上穂乃佳がヒロイン役を好演、名バイプレーヤーの津田寛治らが共演。
<放送内容>
ネットで知り合い、集団自殺のため山小屋に集った4人。借金を抱えた花火師“ハッパ”、うつに悩む研修医“ベイビードール”、事故で子どもを失った主婦“ツバサ”、いじめに苦しむ女子高校生“月子”。三尺玉の花火に点火、爆死したはずの4人だが、気が付くと集合前の時間に戻っていた。その後何度も爆発を繰り返すが結果は同じ。大人の3人は、未成年の月子を巻き添えにしているからだと考え、彼女を翻意させようとするが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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