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2019.09.20

映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』(お薦め度★★★★)

ラストが秀逸です。
悲劇的な色彩が強い群像劇でありながら、“赦し“によって各々が踏みとどまることができた尊い物語です。

豪商コルネリス役のクリストフ=ヴァルツの絶頂と絶望の演技が際立っていました。ヒロインのアリシア=ヴィカンダーは『エクス・マキナ』で女性ロボット演じた美人女優です。本作での脱ぎっぷりと濡れ場は見事でした。

ヨハネス=フェルメールの絵画の世界がモチーフということで、『真珠の耳飾りの少女』と同じ格調高い雰囲気を感じることが出来ます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Tulip Fever
制作年:2017
制作国:アメリカ・イギリス
内容時間:105分

<スタッフ>
監督:ジャスティン=チャドウィック
製作:アリソン=オーウェン
脚本:デボラ=モガー、トム=ストッパード
撮影:アイジル=ブリルド
音楽:ダニー=エルフマン

<キャスト>
ソフィア=サンツフォールト:アリシア=ヴィカンダー
ヤン=ファン=ロース:デイン=デハーン
コルネリス=サンツフォールト:クリストフ=ヴァルツ
修道院長:ジュディ=デンチ
ウィレム=ブロック:ジャック=オコンネル

<イントロダクション>
17世紀のオランダを舞台に、豪商の若き妻と無名の青年画家の禁断の恋の行方を「リリーのすべて」のA・ヴィカンダーの主演で波瀾万丈に描いたロマンティックストーリー。

17世紀のオランダを代表する画家、ヨハネス・フェルメールの絵画の世界を小説にしたい、という想いからイギリスの女性作家D・モガーが書き上げた人気ベストセラー小説を、「ブーリン家の姉妹」のJ・チャドウィック監督が映画化。目にも鮮やかなフェルメールブルーのドレスを身にまとって、ヴィカンダーが胸の内に情熱を秘めたヒロインを体当たりで熱演。彼女と運命の恋に落ちる若き肖像画家には、「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」のD・デハーンが扮するほか、C・ヴァルツ、J・デンチと、共演陣も豪華多彩。

<放送内容>
17世紀のオランダ。この時代、人々は投資や収集に熱中し、とりわけチューリップは大人気で、希少な品種の球根1個に邸宅1軒分の高値がつくほどのブームを呼んでいた。身寄りがなく修道院で育った孤独で美しい少女のソフィアは、成人した後、親子ほど年の離れた裕福な商人のコルネリスと結婚。やがてコルネリスが、ソフィアの肖像画を新進の若手画家ヤンに依頼したことから、ソフィアとヤンは、若い者同士、お互いに恋に落ち…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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