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2019.10.17

映画『人魚の眠る家』(お薦め度★★★★★)

打ちのめされました。物凄い作品です。
2つの死、脳死と心停止でこれほどの深いドラマが描かれていたとは、驚きです。胸が張り裂けそうになりました。

夫婦役の西島秀俊と篠原涼子が見事でした。さらに、この夫婦の娘と息子を演じた二人の子役も最高です。クライマックスでの篠原涼子の渾身の演技に心が震えました。悲しみと怒り、絶望がストレートに伝わってきました。

本当に素晴らしい作品です。堤幸彦監督は称賛に値します。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:121分

<スタッフ>
監督:堤幸彦
脚本:篠崎絵里子
撮影:相馬大輔
音楽:アレクシス=フレンチ

<キャスト>
播磨薫子:篠原涼子
播磨和昌:西島秀俊
星野祐也:坂口健太郎
川嶋真緒:川栄李奈
美晴:山口紗弥加
進藤:田中哲司
播磨多津朗:田中泯
千鶴子:松坂慶子

<イントロダクション>
東野圭吾のベストセラー小説を、篠原涼子主演で映画化したミステリー。プールで溺れて意識不明となった娘。奇跡を信じる両親が取った究極の選択が運命の歯車を狂わせる。

2015年に「天空の蜂」を映画化した堤幸彦監督が、再び東野作品の映像化に挑戦。娘に奇跡が起きるかもしれないという期待から、その愛の強さゆえに狂気をはらんでいく母親役の篠原が、渾身の演技で第43回報知映画賞主演女優賞ほか、多くの映画賞で受賞。彼女と映画初共演となった西島秀俊のほか、坂口健太郎、川栄李奈など、若手からベテランまで、幅広い世代の役者たちのぶつかり合いは見応え十分。そして、感動を盛り上げるのが子役たちの好演。その達者な演技が見ている者の胸をえぐらずにはいられない。

<放送内容>
離婚寸前の薫子と和昌のもとに、祖母やいとこらとプールに行った娘の瑞穂が溺れて意識を失い、病院に運ばれたとの連絡が入る。薫子と和昌は病院に駆け付け、担当医から瑞穂を臓器移植のドナーにしないかと提案されるが薫子は拒否し、瑞穂を自宅に連れ帰る。やがて和昌が働くIT企業に勤める星野の研究が、瑞穂を生かす手助けになりそうだと考えた和昌と薫子は星野を呼び、彼に瑞穂を託す。やがて瑞穂の体に変化が表われるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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