映画『エンジェル、見えない恋人』(お薦め度★★★)
極め過ぎたラブファンタジーです。
成人になってからの物語は、二人だけの世界になって淡泊でした。
透明人間をマイノリティで描いているのは、独創的ですが、それを補うツール、例えば昔であれば手紙や電話、現代であればスマホなどを用いない不可解さは面白味を減らしています。
ただし、悪意を排除した設定は無難で心地よさがありました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Mon ange
制作年:2016
制作国:ベルギー
内容時間:79分<スタッフ>
監督:ハリー=クレフェン
製作:ジャコ=ヴァン=ドルマル、オリヴィエ=ローサン、ダニエル=マルケ
脚本:ハリー=クレフェン、トマ=グンジグ
撮影:ジュリエット=ヴァン=ドルマル
音楽:ジョージ=アレクサンダー=ヴァン=ダム<キャスト>
マドレーヌ:フルール=ジェフリエ
ルイーズ:エリナ=レーヴェンソン
マドレーヌ(10代):マヤ=ドリー
マドレーヌ(幼少期):ハンナ=ブードロー
エンジェルの父:フランソワ=ヴァンサンテッリ<イントロダクション>
2人にだけ、見える愛がある―。母親だけにしか姿が見えない少年と、盲目の美少女が育む切ない恋心を、メルヘン仕立てで繊細かつ夢幻的に綴った、奇跡のラブファンタジー。生まれつき姿が見えないままこの世に誕生した少年と、盲目の美少女が、運命の導きによって巡り合い、恋心を育んでいく様子を、メルヘンタッチで切なくも甘美に描いた注目の異色作。愛する女性をひたすら見守る不可視の主人公の一人称の視点カメラと同化しながら、可憐な少女から大人の女性へと美しく成長を遂げるヒロインの姿を、観客自身も間近でたっぷり眺められるのが、この映画の不思議な魅力と人気の何よりの秘訣。映画の共同製作を手掛けたのは、「神様メール」で知られるベルギーの鬼才J・ヴァン・ドルマル。
<内容>
エスケープアーティストの曲芸師と運命の恋に落ちたルイーズは、彼に逃げられて心を病み、とある施設に入院後、そこで息子のエンジェルを出産。しかし彼の姿は、なぜか母親のルイーズ以外、誰にも見えなかった。少年に成長したエンジェルは、ある日可憐な美少女マドレーヌの姿を見掛け、彼女に恋心を抱く。一方、盲目のマドレーヌは、エンジェルが透明人間とは知らぬまま、その気配で彼の存在に気付き、2人は仲良くなるのだが…。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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