映画『ファースト・コンタクト』(お薦め度★★)
ドキュメンタリータッチのSFで、緊迫感がありテンポよく展開するものの、最後はSFとは呼べません。宗教的なファンタジーと表現すべき内容です。
ヒューマン2.0と称するサイボーグが登場しますが、趣味が悪いというかホラーチックな佇まいでした。科学が発達していながら、非人道的でちぐはぐな印象しか残りません。
壮大な冗談というか、狐につままれたような気分にさせられる作品です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:The Beyond
制作年:2017
制作国:イギリス
内容時間:92分<スタッフ>
監督・脚本:ハズラフ=ドゥルール
製作:ハズラフ=ドゥルール、リー=マーフィ、ポーラ=クリッカード
撮影:アダム=バッチェラー
音楽:マシュー=ウィルコック、アリーア=モリソン=バス<キャスト>
ジリアン=ラルー:ジェーン=ペリー
アレックス=グラント:ナイジェル=バーバー
ジェシカ=ジョンソン/ジェシカ2.0:ノーリーン=カミスキー
クレシュ=パテル:エズラ=カーン
ジム=マルセル:ウェス=ナイキ
デイビッド=ジョンソン:ブライアン=ディーコン
メアリー=ラルー:ルイーザ=ホルウェイ<イントロダクション>
衛星軌道上に謎の異常体が発生。それは異星からのメッセージなのか? やがて地球各地の上空に黒い飛翔体が出現し……。人類と異星生命の接触を題材にしたSFスリラー。人類と異星の知的生命体との初の接触=“ファースト・コンタクト”をテーマにしたSFスリラー。VFXマンとして「ダークナイト」「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」などに参加した経歴を持つH・ドゥルールが、脚本を兼ねて長編監督デビューを果たした。決して大作とはいえないが、ワームホールのように宇宙の彼方と地球を結ぶ異常体“ヴォイド”や、人間の脳を強靱な人工のボディーに移植したハイブリッド人間“ヒューマン2.0”など、SFらしいアイデアが光る掘り出し物的作品に仕上がっている。
<放送内容>
突然衛星軌道上に出現した謎の異常体“ヴォイド”。それは一種のワームホールのように宇宙のどこかと地球をつないでいるらしいと分かる。そんな中、各地の上空に黒い固まりのような球形の飛翔体が出現する。異星からの来訪者か、侵略の先鋒か? 判断に悩む科学者たちは、生身の体では耐えられないであろうヴォイド探索のため、人間の脳を機械のボディーに移植した“ヒューマン2.0”をヴォイド内部へと送り込む計画を実行する。<鑑賞チャネル>
WOWOW
| 固定リンク
コメント