映画『オケ老人!』(お薦め度★★★)
笑いとお涙頂戴を無難にまとめたコメディ映画です。
老人たちはステレオタイプに描かれていて、表面的で味わいはありません。
老人ならではのエピソードは無く、若い年代でも当てはまる設定です。
要するに練られていない脚本です。
杏が演じる主人公は魅力がなく、彼女のコメディアンヌぶりも特別なものは感じません。
まぁ、コメディなので目をつぶれる内容でした。
もっとハチャメチャな老人パワーみなぎる作品を期待していたのですが、何かと健康面に落とし込むお手軽なワンパターンで手ごたえがありませんでした。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2016
制作国:日本
内容時間:120分<スタッフ>
監督・脚本:細川徹
撮影:芦澤明子
音楽:渡邊崇<キャスト>
小山千鶴:杏
野々村和香:黒島結菜
坂下くん:坂口健太郎
花田富雄(トミー):小松政夫
戸山(棟梁):石倉三郎
大沢義郎(梅フィル・コンマス):光石研
野々村秀太郎:笹野高史<イントロダクション>
人気女優、杏のコメディエンヌぶりとクラシックの名曲が楽しめるハートウオーミングコメディ。音楽愛に火が付いた高校教師が入団したのは老人だけのダメ楽団だが……。「ちょんまげぷりん」や「探検隊の栄光」などで知られる荒木源の原作を、「ぱいかじ南海作戦」の細川徹監督が映画化。楽団の名前を間違えて入団し、老人たちに振り回される高校教師・千鶴を演じた杏が、笹野高史らそうそうたるベテラン俳優陣を相手に名コメディエンヌぶりを発揮。フランス映画「オーケストラ!」などに代表される、オーケストラをテーマにした音楽映画の王道を踏襲し、劇中に流れるドボルザークの「新世界より」やエルガーの「威風堂々」ほか、おなじみの名曲に乗せた、笑って泣ける展開が楽しい。
<放送内容>
梅が丘高校に赴任した女性教師・千鶴はバイオリンをもう一度演奏したいという気持ちに駆られ、地元でエリート集団とされるアマチュアオーケストラのメンバー募集に応募する。だが練習に出向いた千鶴は、自分が応募したのがまったく別の、“梅が丘交響楽団”という老人ばかりの楽団だったことを知る。秀太郎たち楽団のメンバーは若い千鶴の入団を喜ぶが、千鶴は勘違いを言い出せないまま、しぶしぶ“梅響”に加わることに……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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