映画『GAMER:ゲーマー』(お薦め度★★★★)
なかなか面白いSFバイオレンス作品です。
オンラインゲームでプレイヤーが操作するアバターが生身の人間という奇想天外な設定です。古代ローマ帝国で行われたコロッセオでの死闘をオンラインゲームに置き換えています。
ゲームの舞台となる戦場の最前線の茫漠たる死の世界と、享楽的でサイケデリックなバーチャル世界のコントラストが鮮烈です。
ゲームの行き着く先が描かれていて、既に10年前の作品ですが、旧さを全く感じさせません。カタルシスを感じる映画です。
ジェラルド=バトラーを目当てに観たことはなかったのですが、気が付くと彼がが出演している作品は、ほとんど外れがありません。アクション映画が似合う実力派俳優です。
【ジェラルド=バトラー出演作のレビュー】
2006.03.03 『オペラ座の怪人』
2007.06.19 映画『300<スリーハンドレッド>』(お薦め度★★★★)
2015.01.25 映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』(お薦め度★★★★★)
2015.02.23 映画『ロックンローラ』(お薦め度★★★★)
2019.04.23 映画『エンド・オブ・キングダム』(お薦め度★★★★★)
2019.06.30 映画『ザ・アウトロー』(お薦め度★★★★★)
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Gamer
制作年:2009
制作国:アメリカ
内容時間:95分<スタッフ>
監督:マーク=ネヴェルダイン、ブライアン=テイラー
製作:トム=ローゼンバーグ、ゲーリー=ルチェシほか
脚本:マーク=ネヴェルダイン、ブライアン=テイラー
撮影:エッケハート=ポラック
音楽:ロバート=ウィリアムソン、ジェフ=ザネリ<キャスト>
ケーブル/ジョン=ティルマン:ジェラルド=バトラー
ケン=キャッスル:マイケル=C=ホール
アンジー:アンバー=ヴァレッタ
サイモン:ローガン=ラーマン
ハックマン:テリー=クルーズ
トレース:アリソン=ローマン
フリーク:ジョン=レグイザモ
サンドラ:ゾーイ=ベル<イントロダクション>
死刑囚の脳をコントロールして殺し合わせるオンライン戦闘ゲームを舞台に、無実の罪でゲームに参加させられた男の脱出劇を描く。G・バトラー主演の近未来SFアクション!脳を遠隔操作し、死刑囚を意のままに動かして戦う究極の殺戮オンラインゲーム《スレイヤーズ》が熱狂的人気を呼ぶ近未来。無実の罪で投獄され、ゲームに駆り出された主人公は、17歳の天才ゲーマーに操作されながら決死のサバイバルを続ける。「300 <スリーハンドレッド>」のG・バトラーが、不条理な死のゲームに放り込まれた主人公を熱演。「アドレナリン」シリーズの監督コンビ、M・ネヴェルダインとB・テイラーが独創的なアイデアでハイテンションのSFアクション・サスペンスを描いてみせた。
<放送内容>
近未来。世界は究極のオンライン戦闘ゲーム《スレイヤーズ》に熱狂していた。このゲームは遠隔操作を可能にした死刑囚たちを戦わせるというもので、死刑囚たちは顔も知らないプレイヤーに操られ、30回勝てば釈放というクリア条件を目指して殺し合うのだ。17歳の天才ゲーマー、サイモンに操られる《ケーブル》ことティルマンは、クリアまであと3回に迫るが、実は彼は無実の罪で投獄され、ゲームに参加させられていた。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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