映画『500ページの夢の束』(お薦め度★★★)
良く出来ていますが、実話に基づいた作品ではないと感じてしまいます。
「スタートレック」の脚本コンテスト、ロサンゼルスに向かう道中のエピソードなど狙いすぎです。
旧来からある自閉症の主人公を扱った物語を、現代風に変化を付けた設定でトレースしただけとも言えます。しかも、リアリティが弱いエンディングでした。
アメリカ映画らしい王道パターンの感動作といったところでしょうか。記憶に残らないと思います。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Please Stand By
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:93分<スタッフ>
監督:ベン=リューイン
製作:ダニエル=ダビッキ、ララ=アラメディン
脚本:マイケル=ゴラムコ
撮影:ジェフリー=シンプソン
音楽:ヘイター=ペレイラ<キャスト>
ウェンディ:ダコタ=ファニング
スコッティ:トニ=コレット
オードリー:アリス=イヴ
サム:リヴァー=アレクサンダー
フランク:パットン=オズワルト
ローズ:マーラ=ギブズ<イントロダクション>
人気若手女優D・ファニングが、ドラマ「スタートレック」シリーズの脚本コンテストに応募しようと旅に出る、自閉症のヒロインを魅力的に演じた青春ロードムービーの佳作。「I am Sam アイ・アム・サム」「宇宙戦争(2005)」で名子役と呼ばれ、近年は妹エルも「マレフィセント」シリーズなどで売れっ子となったD・ファニングが主演。彼女が演じるヒロインのウェンディは自閉症だが、SFドラマ「スタートレック」シリーズの脚本コンテストに応募して自身の夢を叶えようと自分の殻から飛び出し、同じカリフォルニア州ながら遠くにある、ハリウッドの撮影所に向かって旅立つが……。ヒロインのピュアな心に共感を誘われる感動作だ。監督は「セッションズ」のB・リューイン。
<放送内容>
カリフォルニア州オークランド。自閉症の若い女性ウェンディは「スタートレック」の大ファン。現在は唯一の肉親、姉オードリーと別の家で暮らしていた。そんなウェンディは「スタートレック」の脚本コンテストのために全力で脚本を書き上げるが、郵送では締め切りに間に合わないと気付き、自らハリウッドにあるパラマウント撮影所に持ち込もうと長距離バスに乗る。それを知ったオードリーは心配し、ウェンディを捜し始めるが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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