映画『マダムのおかしな晩餐会』(お薦め度★★★★)
粋でお洒落なコメディタッチの恋愛群像劇です。
脚本が秀逸です。飽きさせません。フランス映画は流石です。
メイドを演じたロッシ=デ=パルマの存在感は強烈です。鬼才ペドロ=アルモドバル監督のお気に入りの女優の一人だそうで、映画『キカ』を思い出しました。
美人とは縁遠い女優と思っていましたが、恋をして美しくなっていく様には驚かされます。並みの演技力ではありません。
大人を感じさせるエレガントなラストにじ~んと来ました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Madame
制作年:2017
制作国:フランス
内容時間:92分<スタッフ>
監督・原案:アマンダ=ステール
製作:シリル=コルボー=ジュスタン
脚本:アマンダ=ステール、マシュー=ロビンス
撮影:レジス=ブロンドゥ
音楽:マチュー=ゴネ<キャスト>
アン:トニ=コレット
ボブ:ハーヴェイ=カイテル
マリア:ロッシ=デ=パルマ
デヴィッド:マイケル=スマイリー
スティーヴン:トム=ヒューズ<イントロダクション>
マダム主催の優雅な晩餐会に、屋敷で働くメイドが急遽謎の貴婦人として出席するはめになったことから巻き起こる珍騒動を、実力個性派キャストの競演で綴った群像恋愛喜劇。憧れのパリに移り住み、豪華な晩餐会を開くことになったアメリカ人夫婦役に「グランドフィナーレ」のH・カイテルと「ヘレディタリー/継承」のT・コレット。そして、ひょんなことから謎の貴婦人に仕立て上げられ、その晩餐会に出席するはめとなるメイドには、ペドロ・アルモドバル監督のお気に入り女優のひとりとして知られるR・デ・パルマが扮して、各自が持ち前の強烈な個性と存在感を存分に発揮。フランスの新進女性監督A・ステールが階級格差の問題にユーモラスに切り込み、愉快な群像恋愛喜劇に仕上がった。
<放送内容>
パリに移り住んだ裕福なアメリカ人夫婦のボブとアンは、セレブな友人たちを招いて晩餐会を開くことに。ところが当日、予定外の人物も姿を見せ、出席者が13人と不吉な数になってしまったことから、アンは急遽、メイドのマリアを謎の貴婦人に仕立てて晩餐会に出席させることに。マリアは図らずもすっかり皆の注目を集めて、その日のパーティーの主役となってしまった上、英国紳士のデヴィッドが彼女にぞっこん惚れ込んでしまい…。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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