映画『ツレがうつになりまして。』(お薦め度★★★)
闘病記の割りに、コメディタッチでほっこりさせられます。
堺雅人のうつ病の演技はリアリティがあり、なかなかのものでした。
それに対して、宮崎あおいの愛情表現の演技に物足りなさを感じました。二人だけの新婚生活が続いているような関係性なのに、ラブラブ感も思いやりの態度も稀薄で、パートナーが不調という状況を的確に表現できていませんでした。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2011
制作国:日本
内容時間:122分<スタッフ>
監督:佐々部清
脚本:青島武
撮影:浜田毅
音楽:加羽沢美濃<キャスト>
高崎晴子(ハルさん):宮崎あおい
高崎幹男(ツレ):堺雅人
杉浦:吹越満
高崎和夫:津田寛治
栗田保男:大杉漣
栗田里子:余貴美子<イントロダクション>
スーパーサラリーマンの夫が突然うつ病に。そんな彼を献身的に支えるイラストレーターの妻という夫婦を描く。宮崎あおい&堺雅人共演の心温まるヒューマンドラマ。細川貂々のベストセラーコミックを「半落ち」「日輪の遺産」の佐々部清監督が映画化。NHKドラマ「篤姫」で夫婦役を演じて大人気となった宮崎と堺の再共演も劇場公開時には話題となった。そんな2人が息の合った演技を披露。夫役の堺は相変わらず安定感抜群で、健気な妻役の宮崎のかわいさも魅力的。原作に惚れこんだ佐々部監督と脚本の青島武は熟考を重ね、3年越しで映画化を実現させたという。「陽はまた昇る」で映画監督デビューし、ベテランの域に達した感のある佐々部監督の手堅い演出も見どころのひとつ。
<内容>
高崎家は妻のハルさん(晴子)と夫のツレ(幹男)、イグアナのイグとともに暮らす、ちょっと風変わりな家族。ツレは仕事をバリバリこなすスーパーサラリーマンだったが、ある朝、真顔で死にたいとつぶやく。病院での診断の結果、ツレはうつ病(心因性うつ病)で、原因は仕事の激務とストレスだった。ハルさんは会社を辞めなければ離婚すると宣言。会社を辞めたツレは主夫となるが金欠状態となり、ハルさんは仕事を始めるが……。<鑑賞チャネル>
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