映画『フロントランナー』(お薦め度★★)
取り立てて面白い作品ではありません。
実話に基づいていても、単に往生際が悪い、情けない男の末路が描かれているだけです。スキャンダルの対処法を誤っているだけならともかく、交際相手に対する配慮が全くなく逃げ隠れする政治家なんてどうしようもありません。
そういえば、先に鑑賞した実話劇の映画『プリズン・ランペイジ』と大差ないレベルです。わざわざ映画化するだけの話でもありませんでした。北米において実話での映画化はネタが枯渇しているようにしか感じられません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:The Front Runner
制作年:2018
制作国:アメリカ・カナダ
内容時間:114分<スタッフ>
監督:ジェイソン=ライトマン
製作:ジェイソン=ライトマン、ヘレン=エスタブルック、アーロン=L=ギルバート
脚本:マット=バイ、ジェイソン=ライトマン、ジェイ=カーソン
撮影:エリック=スティールバーグ
音楽:ロブ=シモンセン<キャスト>
ゲイリー=ハート:ヒュー=ジャックマン
リー=ハート:ヴェラ=ファーミガ
ビル=ディクソン:J=K=シモンズ
アイリーン=ケリー:モリー=イフラム
ベン=ブラッドリー:アルフレッド=モリーナ<イントロダクション>
「グレイテスト・ショーマン」の人気男優H・ジャックマンが、1988年米国大統領選挙で有力とされながら恋愛スキャンダルを報道された政治家G・ハートを演じた実話劇。1988年米大統領選挙、民主党大統領予備選候補で最有力候補(フロントランナー)とされながら、マイアミの地方紙が報道したスキャンダルによって一気に失速していった主人公ゲイリー・ハート。本作はハートとその妻リーの夫婦関係のみならず、当時の大統領選挙の舞台裏、政治とマスコミの関係を赤裸々に暴いたノンフィクション政治サスペンスの秀作。現実に大統領選では共和党のジョージ・H・W・ブッシュが勝利。この報道がなかったら歴史は変わったかもしれない。監督は「ヤング≒アダルト」のJ・ライトマン。
<内容>
1988年。以前から民主党で大統領候補になると評判だったハートは、党の大統領候補予備選に打って出る。しかし私生活で献身的な妻リーがいながら、浮気をしていて問題があると噂されていた。地方の新聞社“マイアミ・ヘラルド”の記者たちは、ある女性から友人がハートと密会しているとの密告を受け、キャンペーンで全米各地を転々とするハートを追ううち、ハートがある女性とひそかに会う場面を目撃し、スクープにするが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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