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2019.12.15

映画『雪の華』(お薦め度★★★★)

企画とキャスティングにあざとさを感じながらの鑑賞でしたが、岡田惠和ワールドにどっぷりつかった悲恋に涙、涙でした。ラブストーリーとして大満足です。

中島美嘉の代表曲『雪の華』が主題歌でタイトル、俳優としての力量があるのかどうかわからないEXILEグループの登坂広臣が中条あやみとともにW主演で起用され、どう考えても心配な要素ばかりでした。

しかし、そこは何と言っても脚本です。乙女チックでファンタジーっぽさがあったので、演技力の弱い二人でも様になっていました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:126分

<スタッフ>
監督:橋本光二郎
脚本:岡田惠和
撮影:大嶋良教
音楽:葉加瀬太郎

<キャスト>
綿引悠輔:登坂広臣
平井美雪:中条あやみ
平井礼子:高岡早紀
岩永:浜野謙太
若村:田辺誠一
綿引初美:箭内夢菜

<イントロダクション>
中島美嘉が歌った同名の人気曲から生まれた物語を、登坂広臣と中条あやみのダブル主演で映画化。余命1年の美しい女性と彼女が出会ったガラス工芸家志望の青年の恋を描く。

中島が歌って2003年に大ヒットし、多くのアーティストにカバーもされた人気曲「雪の華」をもとに、ベテラン岡田惠和が書き下ろした脚本を、「小さな恋のうた」の橋本光二郎監督が映画化。「HiGH&LOW」シリーズなどで俳優としても人気の登坂が不器用ながら真実の愛に目覚める青年役を爽やかに演じれば、余命少ない美雪を演じる中条は凛とした美しさとはかなさを併せ持つ女性像を表現してみせた。ロケを敢行したフィンランドの美しい風景が悲恋を盛り上げ、浜野謙太、田辺誠一といった共演陣の好演も光る。

<内容>
余命1年と宣告された美雪の夢は、フィンランドで赤いオーロラを見ることだった。病院からの帰り道、美雪はひったくりに遭い、ガラス工芸家を目指す悠輔に助けられる。“もっと声を出せよ”と励まされた美雪は、半年後、悠輔を見掛けて後を追い、彼が働く喫茶店で再会するが、悠輔は彼女のことを覚えていなかった。やがて喫茶店が経営危機に陥っていると知り、美雪は悠輔に1カ月だけ恋人になってほしいと100万円を渡すが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

 

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