本作で第3シリーズになるそうです。過去の「時効警察」(第1次)「帰ってきた時効警察」(第2次)は一度も観たことがありませんでした。
今回は12年ぶりの復活ということでスペシャルが登場して、連続ドラマが続く構成で、新キャラクターに吉岡里帆が登場するというので観ました。
コメディミステリーですが、コメディの部分が良い味出しています。緩い脱力感漂うギャグが滑りまくります。オダギリジョーと麻生久美子のどこか噛み合わないバディも馴染めました。
ただし、ミステリーの部分は真面目に謎解きに入ってしまって冴えません。コメディをぶち込んで欲しかったです。しかも真相は時効になる前に解決すべき話ばかりで、テレビの前で突っ込みを入れていました。
物語を追うよりも、シュールな小ネタを楽しみました。そして、麻生久美子の可愛らしさと吉岡里帆のコケティッシュさに癒されました。
メインの三木聡監督に関しては、映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』で全く評価できませんでしたが、本作に関してはまずまずと感じました。
機会があれば、過去のシーズンも観たいと思います。
以下、公式サイトから引用。
<オンエア情報>
テレビ朝日、「時効警察・復活スペシャル」2019年9月29日放送、「時効警察はじめました」2019年10月11日~12月6日放送。
<スタッフ>
脚本・監督:三木 聡(脚本・監督)、大九 明子(脚本・監督)、今泉 力哉(監督)、森ガキ 侑大(監督)、塚本 連平(監督)、福田 雄一(脚本)、田中 眞一(脚本)、小峯 裕之(脚本)
音楽:坂口 修、上野 耕路、スパム春日井
ゼネラルプロデューサー:横地 郁英(テレビ朝日)、
プロデューサー:大江 達樹(テレビ朝日)、山本 喜彦(MMJ)
制作:テレビ朝日 MMJ
<キャスト>
霧山修一朗(きりやま・しゅういちろう):オダギリジョー
三日月しずか(みかづき・しずか):麻生久美子
彩雲真空(あやくも・まそら):吉岡里帆
又来康知(またらい・やすとも):磯村勇斗
十文字疾風(じゅうもんじ・はやて):豊原功補
又来(またらい):ふせえり
サネイエ:江口のりこ
蜂須賀(はちすか):緋田康人
浜田山(はまだやま):内藤理沙
久我山(くがやま):田中真琴
諸沢(もろさわ):光石研
熊本(くまもと):岩松了
<イントロダクション>
伝説のコメディーミステリー 『時効警察』が 12年ぶりに復活!
殺人事件の時効が廃止された今―― あの男が“趣味”の捜査を再開する…!? …っということで、改めまして 『時効警察』をよろしくお願いいたします。
犯人はあなたですね。 時効が廃止されたとはいえ、 あなたの事件はもう時効ですから、 僕がこの件を口外することはありません…。
時効警察が12年ぶりに復活!殺人での時効が廃止された今…なぜか霧山が帰ってくる!
2006年1月クール、『金曜ナイトドラマ』枠に颯爽と登場した、『時効警察』。“時効成立事件”という特異なものにスポットを当てた、シュールな小ネタ満載の“脱力系コメディーミステリー”として大きな話題を呼び、最高視聴率12.1%、平均視聴率10.1%を記録! 『第23回ATP賞テレビグランプリ2006ドラマ部門最優秀賞』にも輝きました。そして翌年4月クールに放送したパート2『帰ってきた時効警察』では、最高視聴率13.5%、平均視聴率12.0%を獲得!さらなるヒットを果たしました。あれから12年――。ファンの間で“伝説のドラマ”として語り継がれているコメディーミステリーが、連続ドラマとしてよみがえります。 2019年、あの男が満を持して(!?)“趣味”の捜査を再開します――!
時効が成立した“元”犯人 VS 趣味で捜査する男・霧山!
時効成立直前の逮捕劇などが報じられる一方で、未解決のまま時効が成立し、刑事責任を問われることなく逃げ切った“元”犯人も、世の中には数多く存在しています…。2010年4月、殺人事件の時効は廃止されましたが、それ以前に時効が成立した事件は、山ほど残っているのです。 この『時効警察はじめました』は、そんな“逃げ切った犯人 VS 時効事件を趣味で捜査する男・霧山”のドラマ。殺人事件の時効が廃止された今だからこそ、霧山が“単なる趣味”として未解決事件に挑んでいきます!
FBIから帰ってきた霧山が、再び時効管理課へ!シュールで笑える世界が展開!
2019年の新シリーズは、霧山が出向していたアメリカのFBIから12年ぶりに帰国、再び総武署の“時効管理課”に戻ってきたところからはじまります。 “時効管理課”の主な仕事は、時効になった事件の資料を検察へと送ることと、その捜査資料の管理なのですが、殺人など重大事件の時効が廃止され、以前よりもさらに窓際な部署になっていました…。そんな古巣に戻ってきた霧山は、時効を迎えた事件を私的に捜査するという“趣味”を再開。 霧山にとって、捜査はあくまで趣味なため、対象とする事件は大小さまざま。たとえ犯人を突き止めたとしても成敗などするわけではなく、自分の推理が正しいことを確かめたい…ただそれだけなのです。真相を暴かれ真っ青になった犯人をあまり心配させないために、霧山は毎回犯人に一枚のカードを手渡します。それが…“誰にも言いませんよカード”。 劇中にちりばめられたサスペンス、人間ドラマ、そして笑い…。2019年、哀しいけど笑ってしまう、コメディーミステリー『時効警察』が、ついに復活!シュールでポップ、そしてなんとなくゆるい…そんな心なごむミステリーが展開していきます。
オダギリ ジョー×麻生久美子が再々タッグ!新メンバーとの化学反応に期待!!
主人公・霧山修一朗を演じるのは、もちろんオダギリ ジョー。今や日本だけでなくワールドワイドに活躍する彼が、12年ぶりの本作で、そのコメディーセンスを爆発させます。 そして、時効捜査の“助手”・三日月しずか役でコメディエンヌとしての才能を弾けさせた麻生久美子もまたまた参戦。2019年の“時効ワールド”を縦横無尽に駆け抜けます! さらに、作品ゆかりの面々が集結するほか、新しいメンバーも仲間入り。おなじみのメンバーとどんな化学反応を起こすのか、目が離せません!おなじみ感と新しさ――その両方が絶妙に入り混じった独特の世界が広がっていきます。
超豪華! 奇才クリエイターたちが集結!
『時効警察』には、メイン監督・脚本の三木聡氏に加えて、今や日本を代表する映画監督となった園子温氏、演劇界の巨匠・ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏、劇作家、演出家、俳優として類まれな才能を発揮する岩松了氏など多数の奇才たちが参加していました。 今回も、三木聡氏をメイン監督に据え、新時代のクリエイターが集結!ひと癖もふた癖もある作り手たちが、新感覚のミステリードラマを生み出していきます…! どこか力の抜けた『時効警察』ならではの仕掛けを続々用意していきますので、ぜひご注目ください!
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