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2020.01.16

映画『あの頃、君を追いかけた』(お薦め度★★★★)

日本映画のリメイク版があまりに良かったので、amazonプライムビデオを検索したところ、何とオリジナル版が無料で配信中でした。すかさず鑑賞です。

ディテールがしっかりとして、良く出来ています。出演者たちの演技力も見事でした。完成度の高さからして、小説家が自著を初監督で映画化したとは思えません。映画監督としてかなりの才能を感じます。

オリジナル版のほうが、主人公とヒロインの関係性が密で、リメイク版のように「誰もが一度は経験したことがあるような」出来事ではありませんでした。したがって、「あの頃の”痛み”を思い出させる物語」ではありません。そう言った意味でオリジナル版のほうが評価を下げています。

ただし、これはどちらを先に観たかどうかによるところが大きく、さらに台湾の学期構成が、日本と違って9月からなので、リメイク版のほうがより自分に近い出来事として感じられたことによります。

泣けるタイミングは、オリジナル版のほうが早く、余韻はリメイク版が優っていました。

ということで結論は、俺にとってリメイク版から鑑賞できたのは幸運でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:You Are the Apple of My Eye
制作年:2011
制作国:台湾
内容時間:110分

<スタッフ>
監督・脚本:ギデンズ=コー
製作総指揮:アンジー=チャイ
撮影:チョウ=イーシェン
音楽:クリス=ホウ

<キャスト>
コー=チントン(コートン):クー=チェンドン
シェン=チアイー:ミシェル=チェン
シエ=ミンハ:スティーヴン=ハオ
ツァオ=グオション:ジュアン=ハオチュエン
シュー=ボーチュン:イエン=ションユー
リャオ=インホン(マタカキ):ツァイ=チャンシエン

<イントロダクション>
悪ふざけで恋心を隠していた主人公が本当の気持ちと向き合うまでを、高校時代から社会人への成長とともに綴る。台湾で社会現象的なヒットとなった青春ラブストーリー。

クラスのマドンナ的少女に憧れながら、彼女の前ではふざけることしかできなかった高校時代に始まり、社会人となるまでの10年以上、ひそかな想いを抱き続けた青年のもどかしくも一途な恋の行方を綴った青春ラブストーリー。台湾の人気作家ギデンズ・コーが、自伝的小説を自らの初監督で映画化した。ノスタルジックな青春模様と切ない恋模様が強い支持を集め、有名スターのいない低予算作品ながら台湾、香港で大ヒットを記録した。

<放送内容>
1994年、台湾。コートンは、仲間たちとイタズラや悪ふざけをしてばかりのお気楽な高校生だった。彼らに手を焼く担任教師は、ある日クラス一の優等生、チアイーをお目付け役に命じる。コートンは、何かと干渉してくるチアイーを疎ましく思う反面、中学時代からひそかに憧れていた彼女と一緒にいられることに胸をときめかせる。2人の距離は少しずつ縮まるかに思えたが、自分に自信のないコートンはあと一歩を踏み出せず……。

<鑑賞チャネル>
amazonプライムビデオ

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