映画『バックトレース』(お薦め度★★)
最後は呆れるほどベタな展開となるクライムアクションです。
冒頭のシーンから不自然さが目立ちます。薄っぺらい訳の分からない展開が用意されていますが、ほとんど中身はありません。
あまりに警察がおバカ過ぎてリアリティが無く、大体大金の隠し場所がチープでサスペンスとして成り立ちません。
さらに、ラストの訳の分からない大岡裁き?に降参です。
久しぶりのシルヴェスター=スタローンなので、楽しみにしていたのですが、単に彼にドンパチさせたいがための作品でした。
大スターを使って、あまりにもレベルの低い脚本に驚かされます。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Backtrace
制作年:2018
制作国:カナダ・アメリカ
内容時間:97分<スタッフ>
監督:ブライアン=A=ミラー
製作:ランドール=エメット、ジョージ=ファーラ、マーク=スチュワートほか
脚本:マイク=メイプルズ
撮影:ピーター=A=ホランド
音楽:ティム=ジョーンズ<キャスト>
サイクス:シルヴェスター=スタローン
マクドナルド:マシュー=モディーン
ルーカス:ライアン=グスマン
エリン:メドウ=ウィリアムズ
フランクス:クリストファー=マクドナルド
カーター:コリン=エッグレスフィールド<イントロダクション>
銀行強盗で手にした大金をどこかに隠したまま記憶喪失になった脱走犯をめぐり、さまざまな思惑が交錯する。S・スタローンとM・モディーン共演のクライムアクション。大金の隠し場所を聞き出すため記憶喪失の銀行強盗犯を脱走させた一味と、犯人を追う刑事、そしてFBI。金と記憶と真実をめぐる争いの行方は? 「大脱出」シリーズのスタローンと「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」などで健在ぶりを示したモディーンが共演する犯罪アクション。危険な新薬で無理やり呼び覚ました記憶の断片に苦しむ脱走犯役をモディーンが熱演し、過去と現在の事件を執念深く追う刑事役をスタローンが重厚に演じる。やがてたどり着く真相と、クライマックスの激しいアクションが見どころ。
<放送内容>
銀行から大金を奪った強盗犯のひとりマクドナルドは、仲間割れの銃撃戦でひとり生き残るが、けがで記憶を失ってしまった。7年後、彼が収容された医療施設に潜入した青年ルーカスたちは、金の隠し場所を聞き出すためマクドナルドを脱走させ、危険な新薬を投与して強引に記憶を呼び覚まそうとする。一方、7年前の事件を担当した刑事サイクスは、非協力的なFBIに不満を抱きながらも、姿を消したマクドナルドを執拗に追っていた。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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