映画『君は月夜に光り輝く』(お薦め度★★★)
泣かせる作品ですが、リアリティはありません。
恋愛ファンタジーとでも言うのでしょうか、キレイでライトな展開が続きます。
ただし、北村匠海が演じる彼氏の家族に関しては重い設定です。また、ヒロインが難病で入院している割に切実感がありません。
都合に応じて状況が展開するスマート過ぎる作り話っぽさがありました。もっと不器用で熱情がほとばしる若い人の物語であって欲しかったと感じます。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:102分<スタッフ>
監督・脚本:月川翔
撮影:柳田裕男
音楽:伊藤ゴロー<キャスト>
渡良瀬まみず:永野芽郁
岡田卓也:北村匠海
香山彰:甲斐翔真
岡田鳴子:松本穂香
平林リコ:今田美桜
岡崎:優香
深見真:及川光博<イントロダクション>
永野芽郁とDISH//の北村匠海がダブル主演したラブストーリー。“発光病”という難病に侵された女子高校生は、同級生の少年との出会いを通じ、強く生きる選択をする。佐野徹夜のデビュー小説を、「そして、生きる」TVドラマ&劇場版の月川翔監督が脚本も担当して映画化。連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロイン役で一躍注目を浴びた永野が、出演シーンのほとんどが病室内ながらも、懸命に生きようとする気持ちと死が近づくことへの恐怖というヒロインの心情を表現して実力を発揮。テンポがいい会話場面も北村が受けの演技で支え、2人の恋の切なさが巧みな演出で表現された。2人を囲むベテラン俳優の中でも、永野演じるまみずの父親役を演じる及川光博の名演が泣かせどころだ。
<放送内容>
高校2年生の卓也はクラスの寄せ書きを届けるために行った病院で、同級生のまみずと出会う。明るく振る舞う彼女だが、“発光病”と呼ばれる不治の病に侵され、余命ゼロといわれていた。まみずが大切にしていたスノードームを割ってしまった卓也は、病院を出ることが許されない彼女のために、叶わない願いを体験する“代行体験”をすることになる。体験を重ねることでまみずは人生の楽しさを覚え、卓也は彼女に惹かれていくが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
| 固定リンク
コメント