映画『レクイエム(2009)』(お薦め度★★★)
贖罪をテーマにしたヒューマン・サスペンスです。
リーアム=ニーソンとジェームズ=ネスビットのスリリングな競演は手に汗握るものがありました。
しかし、加害者と被害者の弟を対面させるTV番組という設定は、日本人には全く理解できません。しかも、加害者が一貫して上から目線なのはついていけませんでした。国民性が違い過ぎです。物語の痛さしか残りません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Five Minutes of Heaven
制作年:2009
制作国:イギリス・アイルランド
内容時間:90分<スタッフ>
監督:オリヴァー=ヒルシュビーゲル
製作:スティーヴン=ライト、オーエン=オキャラハン
脚本:ガイ=ヒバート
撮影:ルーリー=オブライエン
音楽:デヴィッド=ホームズ、レオ=エイブラハムズ<キャスト>
アリスター=リトル:リーアム=ニーソン
ジョー=グリフィン:ジェームズ=ネスビット
ヴィカ:アナマリア=マリンカ
青年時代のアリスター:マーク=ライダー
少年時代のジョー:ケヴィン=オニール
ジム:ジェラルド=ジョーダン<イントロダクション>
L・ニーソン主演で、緊迫した人間関係を息詰まるタッチで描いたドラマ。北アイルランド紛争のさなかに起きたテロ事件から三十数年後、事件の加害者と被害者の弟の対面は。テロ事件の犯人として刑に服した後、贖罪の意識を抱えて生きてきた男と、兄の命を奪った彼に今なお激しい復讐心を抱く男性。三十数年後、TV番組で対面することになった2人の気になる対決劇を、「シンドラーのリスト」「96時間」のニーソンと「ブラディ・サンデー」のJ・ネスビットの息詰まる競演でスリリングに描写。2009年の東京国際映画祭では原題直訳の「5分間の天国」の邦題で上映されつつ、その後は劇場未公開に終わった、要注目作だ。監督は「ヒトラー~最期の12日間~」のO・ヒルシュビーゲル。
<放送内容>
1975年、日常的に爆弾テロや殺人事件が頻発していた北アイルランド。16歳の少年アリスターは報復テロを命じられ、仲間の少年3人とともに敵対する組織の一員であるジムという青年を殺害するが、その場に偶然居合わせたジムの弟ジョーはこの惨劇を目撃する。それから三十数年後、ともに悲しい過去のトラウマを心の奥に抱えたアリスターとジョーは、和解をテーマに掲げたTV番組の収録で運命の対面を果たすことになるが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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