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2020.01.14

映画『あの頃、君を追いかけた(2018)』(お薦め度★★★★★)

称賛すべき愛おしい作品です。
誰もが一度は経験したことがあるような、あの頃の”痛み”を思い出させる物語です。

ラストシーンは涙が止まりませんでした。しかも、深い余韻を残します。

山田裕貴と齋藤飛鳥がこれほどまでの感動を味合わせてくれるとは全く思いませんでした。山田裕貴はどちらかというとバイプレーヤー的だし、齋藤飛鳥はアイドルでドラマ「ザンビ」の演技しか知りません。未熟な男子高校生と優等生ヒロインが想像以上にマッチしていました。

これほどの秀作を全く知りませんでした。これから何回も再鑑賞するでしょう。是非ともオリジナルの台湾映画も観てみたいです。

どうも興行収入は数億円で芳しくなかったようです。大ヒットしてしかるべき映画だと思うのですが、非常に残念です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:115分

<スタッフ>
監督:長谷川康夫
脚本:飯田健三郎、谷間月栞
撮影:柴主高秀
音楽:未知瑠

<キャスト>
水島浩介:山田裕貴
早瀬真愛:齋藤飛鳥
小松原詩子:松本穂香
大野陽平:佐久本宝
町田健人:國島直希
秋山寿音:中田圭祐
杉村一樹:遊佐亮介

<イントロダクション>
同名台湾映画を、山田裕貴と乃木坂46の齋藤飛鳥の共演でリメイク。1990年代を舞台に、問題児の男子高校生と優等生のマドンナとの初恋の行方をノスタルジックに綴る。

青春映画の秀作として知られる2011年の同名台湾映画を、舞台を日本に移してリメイク。連続テレビ小説「なつぞら」で全国的な知名度を得た山田が、悪友たちとバカげた行動を起こしては教師に怒られる主人公役を好演し、映画初出演の齋藤がそんな彼のお目付け役を任されるヒロイン役を可憐に演じた。ふざけてばかりでヒロインに本当の気持ちを伝えられず、恋と呼べるほどの関係に進めない主人公の切なさはオリジナル版同様。そんな彼が最後に想いを爆発させる結婚式でのキスシーンも忠実に再現されている。

<放送内容>
1990年代のとある地方都市。高校生の浩介はクラスメートの悪友たちと騒ぎを起こしては学校側から怒られていた。ある時、問題ばかり起こす浩介に業を煮やした担任が、彼をクラス一の優等生である真愛の前の席に移動させる。彼女を浩介のお目付け役にしようというのだ。浩介は常に目を光らせる真愛に反発する一方で、中学校時代から男子たちの憧れのマドンナだった彼女との距離が縮まったことにときめきを覚えるのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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