映画『ミミック』(お薦め度★★★)
良く出来たモンスターパニックホラーです。
既に23年前の作品ですが、今観ても遜色がありません。扱っているテーマが伝染病なので今の新型コロナウイルス(COVID-19)の状況に近いものがあり、説得力がある脚本です。
クライマックスでの新生物との戦いは、手に汗握りました。
生き残った者たちが、パニックになりつつも自らの役割に応じて戦う姿勢に感心させられました。特に主人公のヒロイン、昆虫学者が使命感から専門家として真っ向勝負に臨む勇気はお見事です。
ギレルモ=デル=トロ監督は、脚本家としても優れていました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Mimic
制作年:1997
制作国:アメリカ
内容時間:106分<スタッフ>
監督・脚本:ギレルモ=デル=トロ
製作:ボブ=ワインスタイン、B=J=ラック、オーレ=ボールネダル
原案:ギレルモ=デル=トロ、マシュー=ロビンス
撮影:ダン=ローストセン
音楽:マルコ=ベルトラミ
第2班監督:ロバート=ロドリゲスほか
タイトルデザイン:カイル=クーパー<キャスト>
スーザン=タイラー:ミラ=ソルヴィノ
ピーター=マン:ジェレミー=ノーザム
ジョシュ:ジョシュ=ブローリン
レナード:チャールズ=S=ダットン
ゲイツ博士:F=マーレイ=エイブラハム
マニー:ジャンカルロ=ジャンニーニ
チューイ:アレクサンダー=グッドウィン<イントロダクション>
後に巨匠となるG・デル・トロ監督が初めて米国で手掛けた作品。金属的なボディ、強い生命力を持つ新生物が、大都会で人間たちをえじきにしていく、戦慄のSFサスペンス。先駆けて母国メキシコで「クロノス」を放ったデル・トロ監督が米国に進出。S・ソダーバーグ監督やJ・セイルズ監督など異才陣と脚本を共作し(ただしいずれもノークレジット)、第2班監督に「アリータ: バトル・エンジェル」のR・ロドリゲスらを迎えるなど、当時の米国インディーズ映画界の精鋭たちと組んだのも要注目ポイント。小規模でもひたすら面白いモンスターパニックホラーを目指したかのような、デル・トロ監督の勢いと意匠が映画好きにはたまらない。主演は「誘惑のアフロディーテ」のM・ソルヴィノ。
<放送内容>
近未来のニューヨーク。女性の昆虫学者スーザンは、ゴキブリを媒介とする伝染病、ストリックラー病の蔓延を食い止めようと、遺伝子組み替え技術を使い、“ユダの血統”と名付けた新生物を生み出す。そして“ユダの血統”は病原体を運ぶゴキブリたちを全滅させるのに成功する。それから3年後、短い命だったはずの“ユダの血統”たちがまだ生きていて、予期せぬ進化を遂げた疑いが。スーザンは上司たちと地下鉄構内の探索に向かう。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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