映画『Be With You~いま、会いにゆきます』(お薦め度★★★)
オリジナル『いま、会いにゆきます』は大好きな映画で、あまりに好き過ぎてセルDVDとDVDディスクレコーダーを購入し、宅急便で勝手に送り付けて親戚に観てもらったほどです(2006年1月11日にamazonから届けていました) 。
その作品を低迷したままの韓国映画でリメイクされたとのことで、しかも大好きな女優・ソン=イェジンが主演であれば過去の邦画リメイクで『白夜行 -白い闇の中を歩く-』が成功していますので、WOWOWで放送されて直ぐに鑑賞しました。
評価は★3つですが、最後の種明かしで★2つからギリギリ上げました。何か『イニシエーション・ラブ』を連想してしまう演出です。
どうして、コメディちっくなラブストーリーに収斂させてしまうのでしょうか。韓国映画の恋愛至上主義には辟易です。どうして、オリジナルの家族愛で仕上げないのでしょう。
唯一、ソン=イェジンの超一級の泣き顔シーンは見応えがあったくらいで、W主演のソ・ジソブの情けない演技は観たくなかったです。
まあそれでも、ソン=イェジン主演の最近の映画三連敗がストップしただけでも意味はあります。相変わらずナチュラルな美しさです。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Be with You
制作年:2018
制作国:韓国
内容時間:133分<スタッフ>
監督:イ=チャンフン
製作:キム=ジェジュンほか
脚本:イ=チャンフン、カン=スジン
撮影:チョ=サンユン
音楽:パン=ジュンソク<キャスト>
ウジン:ソ=ジソブ
スア:ソン=イェジン
ジホ:キム=ジファン
ホング:コ=チャンソク
チェ:イ=ジュンヒョク
ヒョンジョン:ソン=ヨウン<イントロダクション>
日本でも映画化された市川拓司のベストセラー小説を、韓国で再映画化したラブファンタジー。1年前に他界したヒロインが、残された夫と息子のもとに戻ってくるが……。竹内結子と中村獅童が主演した2004年の映画版も大ヒットした市川拓司のベストセラー小説「いま、会いにゆきます」を、舞台を韓国に移して再映画化。生前と同じ姿で戻ってきたが、一切の記憶を失っていた妻役を、「私の頭の中の消しゴム」のソン・イェジンが好演する。そんなヒロインに2人のなれそめから最愛の息子の誕生までを語る中で、再び彼女と恋に落ちていく夫役には、TVドラマ「ごめん、愛してる」のソ・ジソブ。日本版を観た人なら、思い出の場面の再現や相違などを比べながら観るのも面白いだろう。
<内容>
妻スアを亡くし、生きる気力を失った夫ウジン。そんな彼の唯一の支えである息子ジホは、雨の季節に戻ってくると言ったスアとの約束を信じ続けていた。スアの没後1年が過ぎ、梅雨入りしたある日、2人は線路脇に倒れていたスアの姿を発見する。だが、目覚めた彼女は2人のことはおろか、自分の名前すらも覚えていなかった。やがてウジンは、自らの過去に興味を抱いたスアのため、高校時代にさかのぼる2人の出会いからを語りだす。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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