映画『ザ・バウンサー』(お薦め度★★★★★)
アクションスターのジャン=クロード=ヴァン=ダム主演映画は数多く観ましたが、その中でもピカ一のクライムサスペンスです。
父が娘を守るという物語で、主人公が意志に反してどんどん犯罪に加担させられるストーリーの展開が巧みです。しかも予想だにしないラストに驚かされました。
父と娘という設定で評価する主人公は次の3人ですが、本作はヒーローものでは無いので、誰にも似ていません。
ジャック=バウアー(キーファー=サザーランド):「24−TWENTY FOUR−」シリーズ
ブライアン(リーアム=ニーソン):「96時間」シリーズ
マックス=フィッシャー(ティル=シュヴァイガー):『ガーディアン』
脚本と演出が優れ、フランス映画の香りをふんだんに感じさせる作品です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Lukas
制作年:2018
制作国:フランス・ベルギー・イギリス領バージン諸島
内容時間:87分<スタッフ>
監督:ジュリアン=ルクレルク
製作:ジュリアン=ルクレルク、ジェレミー=グエズ、ジュリアン=マドンほか
脚本:ジェレミー=グエズ
共同脚本:ジュリアン=ルクレルク
撮影:ロブレヒト=ハイファールト
音楽:ジャン=ジャック=エルツ、フランソワ=ロワ<キャスト>
ルカス:ジャン=クロード=ヴァン=ダム
リサ:スヴェヴァ=アルヴィティ
マクシム:サミ=ブアジラ
ヤン:サム=ルーウィック
サラ:アリス=ヴァーセット<イントロダクション>
表の顔は父親、裏の顔は素性不明の用心棒(=バウンサー)。J=C・ヴァン・ダムが愛する娘のために裏社会で生きる主人公をクールに演じた秀作ハードボイルドアクション。「ユニバーサル・ソルジャー」シリーズなどでおなじみの人気アクションスター、ヴァン・ダムが、本作では何やら謎めいた過去を抱えながらベルギーの裏社会で用心棒(=バウンサー)として生きる主人公を、どこまでも寡黙かつクールに好演。「ザ・クルー」のフランス人監督J・ルクレルクも、全編にわたってピンと張りつめた緊迫感みなぎる演出を披露し、スタイリッシュで見応えのあるクライムアクションの秀作に仕上がった。共演は、「ダリダ~あまい囁き~」でタイトルロールの人気歌姫に扮したS・アルヴィティ。
<内容>
8歳になる愛娘のサラとともに生まれ故郷のベルギーでひっそりと暮らすルカス。ナイトクラブの用心棒の仕事をクビになった彼は、次いで、実力勝負のバトルに勝ち抜いた末、ストリップクラブの用心棒として雇われ、次第に店のオーナー、ヤンの信頼を得るようになる。しかし、とある事件をきっかけに警察に過去の弱みを握られたルカスは、裏稼業で紙幣の偽造を行なっているヤンの動向をひそかに探る役割を引き受けることとなり…。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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